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【ブランク明けで復帰したい】歯科衛生士におすすめの求人サイト2選

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「ブランクから復帰したいんだけど、求人サイトってどこを使えばよいの?」...と迷っている歯科衛生士さんへ。



・歯科衛生士の免許を持っているが、復帰を考えている


・ブランク明けの歯科衛生士におすすめの求人サイトを教えてほしい


・便利な使い方があれば知りたいな


本記事はこういった歯科衛生士さんにむけて書いています。



本記事の内容



結論としては、ファーストナビ ジョブメドレー がおすすめです。


なぜおすすめなのか?選んだ基準は何か?こういった疑問に、歯科医師である私が考察します。


高齢者歯科を専門にしていて複数の病院とかかわっています。そのため、今までたくさんのブランク明けの歯科衛生士さんと仕事をしてきました。


また採用する側として、ジョブメドレーとファーストナビを使っているので、病院側の目線としても参考になると思います。


普段は Twitter で医療と介護の情報を発信しています。記事の信頼性担保になると嬉しいです。


『本はたくさん読みなさい!ってよく言うけれど、それって教養や読解力なんかを学んで知見を広めなさいって意味だけじゃなく、歳をとると目がやられて本が読めなくなる…ってことでもある。
高齢者が虫眼鏡を使って苦労しながら小説を読む姿をみて、強く思う。美しい文章を快適に見られるのは今のうち。』






ブランク明けで復帰したい歯科衛生士が求人サイトを選ぶ基準とは

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次の3点です。



①:求人数


②:検索条件のこまかさ


③:病院内の情報を事前に確認できるか

①:求人数


職探し = 求人数、といっても過言ではありません。


掲載されている求人の数が多くなければ、仕事を探す選択肢がひろがります。


基準としては常時全国で1万件以上の求人が掲載されている求人サイトを使うべきです。東京に関していうと、1,000件以上はほしいところです。


今回紹介するジョブメドレーとファーストナビはどちらも求人数は日本最大級です。


②:検索条件のこまかさ


検索条件のこまかさも重要です。


ブランク明けで復帰する歯科衛生士さんにとっては、働く条件というのが大きな意味を持ちます。


・勤務時間

・勤務日

・パート or 正社員

・産休の有無


自分に合った条件で働くために、事前に細かい条件で検索できることは有益です。


③:病院内の情報を事前に確認できるか ※重要


ブランク明けから復帰する歯科衛生士さんとって不安の一つが「人間関係」です。


どんなに勤務条件が整っていても人間関係がうまくいかなければ、仕事は続かないからです。


今は病院内部の情報をリサーチしている求人サイトもあります。


特に今回紹介するファーストナビは、専門のエージェントが院長の性格やスタッフ同士の人間関係といった、 文字では表しにくい情報を無料で教えてくれます。


ブランク明けの職員はどのくらい働いているかのような実績や、子育てに理解があるかどうか...も確認することができます。



【ブランク明けで復帰したい】歯科衛生士におすすめの求人サイト2選

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ジョブメドレーとファーストナビの比較 【どちらがよいか?】


ジョブメドレーとファーストナビが良いのは分かったけれどどちらがおすすめか?


希望に合った条件で検索しつつ、自分から情報を取りに行くならジョブメドレーがおすすめです。


就職活動が手間なのでエージェントにお任せしたい....という人はファーストナビという位置づけです。


この辺りは個人差がありますね。



ジョブメドレー:細かい条件で検索できる。希望条件にマッチした求人だけをメール受信できる


ファーストナビ:エージェントにすべてお任せ。病院内部のくわしい情報を教えてくれる

更新情報 (2021年3月16日):転職するとお祝い金がもらえます
ジョブメドレーで転職するとお祝い金がもらえます。地域差がありますが、5,000円から20,000円が相場です。手数料無料 & 匿名で利用できるので、とりあえず登録だけしておくのが良いかなと思います。
>> ジョブメドレーの無料登録はこちら


いち早く新着情報を取得できるジョブメドレー


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ジョブメドレーは細かい条件で検索できるだけではありません。希望の条件を登録しておくと、その条件にマッチした求人だけをメールで教えてくれます。


そのため、いちいちサイトを確認しなくても、新着求人の見逃しがありません。


利用には登録が必要なので、それだけが手間です。


とはいえ無料 & 匿名で利用できますし、一度登録してしまえば放置で良いので、本気で就職したい人にとっては利用してみる価値はあるかと。


実際の登録方法や、デメリットは歯科衛生士向け求人サイト「ジョブメドレー」を徹底レビュー【感想あり】で解説しています。


>> ジョブメドレーはこちら(手数料無料・お祝い金あり)


ネガティブな情報を知ることができるファーストナビ


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就職活動する時間がない、転職活動の手間が面倒くさいという人はファーストナビかなと。


専門のエージェントに転職活動のすべてを依頼することができます。


希望の条件を伝えて、連絡を待つ...それだけです。


>>参考:歯科衛生士の転職で転職エージェントをつかうメリット【5つある】


ファーストナビは病院内部の情報収集に力を入れている求人サイトです。


そのため院長の人柄やスタッフ間の人間関係、ブランク明けの理解度などを事前に確認することができます。


ジョブメドレーと同じように利用には登録が必要ですが、登録すると非公開求人も見れるようになるので、 就職の幅が広がります。


以前のファーストナビであればジョブメドレー1択だったのですが、内部情報の収集能力はファーストナビが優れているかなと思います。


>> ファーストナビはこちら(無料)


【注意】求人情報に騙されない


どちらの求人サイトを使いにせよ求人情報に騙されないように注意してください。


歯科衛生士向けの求人サイトが歯科医院からお金をもらって経営しています。


そのため、お金を多く払った歯科医院の求人が目立つ場所や検索上位に出てきます。


検索が甘いと、マッチした求人ではなく相手がマッチさせたい求人も増えてしまいます。


しっかりと条件を絞って検索することが重要です。


ジョブメドレーとファーストナビどっちも利用して、どちらにもかぶる求人を要チェックしていた、という歯科衛生士さんもいます。


ブランク明けOKの歯科衛生士の求人は多い。復帰条件の絞り込みは重要。

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以上がブランク明けの歯科衛生士さんを意識した求人サイトを選びでした。


どちらかを使ってみて感触をたしかめつつ判断するのもよし、余裕があるのでどちらも利用して比較するもよし、自分に合った活用を探してみましょう。


求人サイト選びも大切ですが、条件が広すぎるとあまり意味がありません。


ブランク明けの歯科衛生士さんは主に勤務時間、勤務日、仕事内容あたりできっちり絞り込むのがおすすめです。


ストレスの少ない職場を見つけるため、少しだけ頑張ってみてください。


心と体の健康が何よりも重要ですよ。 よい職場に巡り合いますように!


今回は以上です。


✔︎ 【ブランク明けで復帰したい歯科衛生士におすすめの求人サイト2選】


ジョブメドレー:細かい条件で検索できる。希望条件にマッチした求人だけをメール受信できる


ファーストナビ:エージェントにすべてお任せ。病院内部のくわしい情報を教えてくれる


>>参考:歯科衛生士向け求人サイト「ジョブメドレー」を徹底レビュー【感想あり】

>>参考:歯科衛生士の転職で転職エージェントをつかうメリット【5つある】




【ラクして高収入はムリ】歯科衛生士が高給を稼ぐには?【5つの方法】

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高給を稼ぎたい...と考えている歯科衛生士さんへ。



・歯科衛生士だけど、高給を稼ぐ方法ってあるのかな。


・できるなら高収入のところで働きたい


・ラクして高給与を得る方法はあるのかな


本記事ではこういった疑問にこたえます。



本記事の内容


この記事を書いている私は歯科医師です。高齢者歯科を専門にしていて複数の病院と関わっています。


そのため、たくさんの歯科衛生士と仕事をしてきて、色々な病院の給料事情を聞いています。


今回は「歯科衛生士さんが高収入を得る」ための話です。


普段は Twitter で医療と介護の情報を発信しています。記事の信頼性担保になると嬉しいです。


『本はたくさん読みなさい!ってよく言うけれど、それって教養や読解力なんかを学んで知見を広めなさいって意味だけじゃなく、歳をとると目がやられて本が読めなくなる…ってことでもある。
高齢者が虫眼鏡を使って苦労しながら小説を読む姿をみて、強く思う。美しい文章を快適に見られるのは今のうち。』



歯科衛生士が高給を稼ぐには?【高収入を目指す5つの方法】


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下記の5つです。



①:資格を取る


②:ひとつの病院に長く勤める


③:高収入の求人をさがす


④:東京で働く


⑤:副業する

歯科衛生士にとっての高給とは


歯科衛生士の「高給」とはどのくらいなのでしょうか。


”厚生労働省の賃金構造基本調査”によると歯科衛生士の平均年収は350万円です。これは手取り月給にするとおよそ24万円。


このことから年収500万円以上月の給与(額面)で40万円以上あると、高給と呼んでもよさそうです。


①:資格を取る


資格を取る、高給を稼ぐためには有効な手段です。


特殊なスキルは手当という形で給料がアップすることが多いからです。


・認定訪問歯科衛生士

・歯周病学会認定衛生士

・インプラント専門歯科衛生士

・日本歯科審美学会歯科衛生認定士

・ホワイトニングコーディネーター


資格を取ることは自分の成長という意味でも、素晴らしいチャレンジです。


とはいえ、資格を取るまでには時間も費用がかかります。取った資格をきちんと評価してくれる職場でなければ意味がありません。


今働いている職場に「△△の資格を取ろうと思うのですがどうですか?」とジャブを入れてみるのはアリです。


②:ひとつの病院に長く勤める


ひとつの病院に長く勤めていると給料は上がっていくことが多いです。


仕事の量だけでなく責任感も増してくるからです。


勤めた当初は20万円前半だった給料が、20年経つと40万円弱になっていた...という歯科衛生士さんもいます。


気を付けなければいけないのはその病院に「昇給」がしっかりあるかどうかということです。


先輩がいる場合は上がり具合を確認してみてもいいかもしれません。


③:高収入の求人をさがす


高収入の求人を探すのも有効な方法のひとつです。


今は具体的な給与額で検索できるだけではなく、病院内部の人間関係を事前に教えてくれる求人サイトもあります。


求人サイト経由すると口約束ではなく書面で交わすことになるので、事前と話が違うということが起こりにくいのも特徴です。


とはいえ最初から高収入を掲げている求人はデメリットがあったりします。


✔︎ 考えられるデメリット

・高収入の求人はすぐになくなる

・労働時間が長い

・仕事内容がハード

・給料は保証されない場合も(歩合制)



「最高でいくら」「〜円以上可能」なんて書いてあったりする場合もあるので、事前の調査は必須です。


>>参考:【失敗しない転職】歯科衛生士向け求人サイトを3社比較した【おすすめは全部】


④:東京で働く


「東京で働く」は有効な手段のひとつです。


歯科衛生士の平均年収は350万円ですが、東京に限ると380万円まで上がります。


50代になると400万円近くもらっている歯科衛生士さんもいます。


ですがそのぶん、日々の生活コストがかかる...というデメリットもあります。


このあたりが気になる人は東京で歯科衛生士として働くメリット・デメリット【1分でよめる】を参考にしてください。


⑤:副業する


「副業する」も高給を得るための手段です。歯科衛生士以外の仕事をすると収入は増えます。


仕事の後に飲食店でバイトをしたり、夜のお店で働いている歯科衛生士さんもいました。


副業することで収入を上げることは比較的簡単ですが、自分の人生の時間を使っているという意識も忘れないようにしてください。


すぐにお金にはなりませんがブログや SNS で自分の価値を高めていくということもオススメです。


【ラクして高収入はムリ】歯科衛生士がラクして稼ぐ方法はない


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ラクして稼げるならみんなやっている


結論、歯科衛生士がラクをして高収入を得る方法はありません。


そんな方法があるならみんなやっています。


資格取得のようなスキルアップにしても時間とお金がかかります。


高給の求人を探すことも一見簡単そうですが、労働時間が長かったり、仕事内容がハードだったり、歩合制だったりと高収入に見合った対価を求められます。


とはいえ、あきらめる必要はありません。


重要なのはあきらめずにトライし続けることです。トライしなければ形も変わりません。


楽しいかどうかは重要【収入だけを判断軸にしない】


「楽しい!」という要素はとても重要です。


以前こんなツイートをしたらかなりの反響をいただきました。


『高齢者にかかわる仕事をしていると「楽しみは老後にとっておこう」みたいな考えはけっこう危険だと感じる。
目が弱くなると読書やゲームは疲れるし、足腰が悪いと遠出も難しい。今やりたいこと、今しか体験できないことはすぐにでも計画するべき。それに、ヒマな老後が存在する保証なんてどこにもない』



人生の時間は有限なので、その時間を使って「何をするか」はとても大切です。


出来る限り人生は楽しみたいですよね。



✔︎ 仕事も興味のある分野を


仕事に関しても なるべく自分の興味があることをやってみましょう。


稼ぐだけにフォーカスしてしまうと、結局精神的にきつくなって途中で諦めてしまいます。


紹介した5つの方法は同時進行できるので、自分にあったものから少しずつ進めてみてはいかがでしょうか。


人との出会いを大切に


1つ補足しておくと、「人との出会い」も大切にしてくださいね。


>>参考:限界:人間関係に疲れきった歯科衛生士が良質な職場をみつける方法 3つ


人との出会いで、人生は激変します。それが良い方向に行くこともあれば、悪い方向に流れることもあります。


ですが自分が動いた結果出会った人は、自分を成長させてくれる人たちです。


その経験は必ず役に立ちます。それに信頼できる仲間ができれば、自分の支えになりますよ。


ゆっくりでよい、走り続けよう。【まずは月収40万・年収500万を目指して】

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今回の記事をまとめます。


✔︎ 歯科衛生士が高給を稼ぐための5つの方法


①:資格を取る


②:ひとつの病院に長く勤める


③:高収入の求人をさがす


④:東京で働く


⑤:副業する


結論、歯科衛生士として高収入を稼ぐのは無理ではないものの簡単ではありません。


高収入を稼ぐためのコツはあきらめないことです。


そのためには自分なりに居心地のいい場所を探しつつ、遠回りでもいいのでトライし続けることが大切です。


最初に張り切りすぎて無理なノルマを設定してしまったり、周りと比較しすぎて萎えてしまったり...


こういった「あきらめてしまう環境」に自分を置かないようにしましょう。


何事も正解は一つではありません。自分らしいやり方が必ずあるはずです。


まずは月収40万・年収500万を目指して、 ゆっくりで良いので走り続けましょう。


人生を楽しみつつ!今回は以上です!



>>参考:【失敗しない転職】歯科衛生士向け求人サイトを3社比較した【おすすめは全部】




【注意点あり】新卒の歯科衛生士が円満退職する方法【辞める手順】

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スムーズに退職する方法を知りたい新卒の歯科衛生士さんへ。



・新卒の歯科衛生士だけど、いまの病院を辞めたい


・スムーズに退職する方法を知りたいな


・気をつけることがあれば教えてほしい


本記事ではこういった疑問にこたえます。


本記事の内容


この記事を書いている私は歯科医師です。高齢者歯科を専門にしていて、複数の病院と関わっています。


いままで100人以上の歯科衛生士さんと仕事をしてきました。新卒で仕事をやめてしまった歯科衛生士さんと仕事をする機会もあります。


この環境から語ります。1分ほどで読みおわります。


普段はツイッターで医療と介護の情報を発信しています。記事の信頼性の担保になると嬉しいです。


『高齢者にかかわる仕事をしていると「楽しみは老後にとっておこう」みたいな考えはけっこう危険だと感じる。
目が弱くなると読書やゲームは疲れるし、足腰が悪いと遠出も難しい。今やりたいこと、今しか体験できないことはすぐにでも計画するべき。それに、ヒマな老後が存在する保証なんてどこにもない』




新卒の歯科衛生士が円満退職する方法【辞める手順】

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下記の通りです。



①:雇用契約書、就業規則の確認


②:退職の意志を伝える


③:業務の引き継ぎ

①:雇用契約書、就業規則の確認


まずやるべきことはこれです。


雇用契約書や就業規則には退職の規定が記載されています。


何日前に告知する、といった文章が見つかると思います。それに準じて退職時期の設定をしましょう。


とはいえ、法律上は14日前の告知で辞めることができるので、そこで押して通して問題ありません。



✔︎ そんなものは存在しない場合


歯科医院によっては雇用契約書や就業規則が存在しないことがあります。その場合でも14日前の告知で辞めることができます。


というより今どき、雇用契約書や就業規則がない病院はやばいです。ブラックの匂いが漂います。


②:退職の意志を伝える


責任者に退職の意志を伝えましょう。意志を伝えることで、退職の意向を伝えると同時に、合意を得ることができるからです。


伝える内容としては「一身上の都合」で問題ありません。以前、私が退職した時は「一身上の都合」と「すいません」しか言わなかった記憶があります。



✔︎ 勇気が必要


退職を伝えるには勇気が必要です。特に責任感の強い人や優しい人にとってはなかなかハードルが高いです。


具体的な伝え方や勇気の出し方は【給料は?退職理由は?】歯科衛生士が試用期間中に辞める方法【前向き】で解説しているので参考にしてください。


ひきとめを受ける可能性があるので、その対策はこちら【辞めさせてくれない...】歯科衛生士が引き止めを振り切る2つの方法をどうぞ。


③:引き継ぎ


退職が決まったら、同僚にその旨を伝えつつ業務の引継ぎを行います。


立つ鳥跡を濁さず。


とはいえ、新卒の歯科衛生士の場合は業務自体がまだ少ないので、 引き継ぎ事項も少ないはずです。


税金や保険面の話は【歯科衛生士の退職手順】やるべき手続き完全版【チェックリスト付】で解説しているので参考にしてみてください。


思っているより簡単に手続きが終わります。



✔︎ 信頼できる人への相談はアリ


もし信頼できる同僚がいるのであれば、事前に相談しておくのはありです。客観的な意見をもらえると思います。


歯科衛生士の友人や、親に相談するのもありかと思います。


ここまでが退職への理想な流れではありますが、退職に関してはイレギュラーなことも多いので、気をつける点を説明していきます。


本当にやめて良いのか【新卒で辞める注意点】

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本当にやめて良いのか、もう一度自問自答してみるのはおすすめです。

一時期の感情ではないか?


今のやめたい気持ちが一時期の感情で気ではないのか確認してみてください。


【辞めたい】新卒の歯科衛生士が退職するメリット・デメリット【3つ】で詳しく解説していますが、 新卒の歯科衛生士が辞めるにはデメリットもあります。


✔︎ 新卒の歯科衛生士が退職するデメリット


デメリット ①:次の就職が難しくなることがある


デメリット ②:逃げ癖がつきやすい


デメリット ③:給料がなくなる


これらの条件より、辞めたい気持ちの方が上回っているかを確認しましょう。


すぐにでもやめたい場合


反対に、すぐに辞めた過ぎて仕方ないという人もいると思います。


もう1ヶ月も待てない、2週間も耐えられない、もう精神的身体的に限界な場合です。


この場合は「退職代行」を使うと即日に辞めることができます。


裏技的なやり方ですが、今この瞬間から一切病院と関わらずに退職手続きまで完了することができます。


>>参考:【まずは無料相談】歯科衛生士におすすめの退職代行3社【比較あり】


自分の健康が脅かされていると感じる人はぜひどうぞ。


辞めたあとのことを考える

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辞めた後のことを考えてみましょう。


当たり前ですが歯科衛生士を辞めた後の選択肢は以下の2つ。



・歯科衛生士を続けるのか、続けないのか


サクッと解説していきます。

やるかやらないか


新卒の歯科衛生士が3ヶ月以内に離職する確率は30%と言われています。しかもそのうちの75%は1ヶ月で退職します。


歯科衛生士はやりがいのある仕事でもあり、過酷な仕事でもあります。


そのため「休む」という選択肢はありだと思います。


なぜなら 歯科衛生士の資格を持つ限りいつでも復職できるからです。


ただ、お金は手元に50万くらいはほしいところではあります。


>>参考:【初任給】新卒の歯科衛生士の給料・手取りを解説します【転職はアリ】


歯科衛生士を続けるなら


歯科衛生士を続けるなら、当たり前ですが転職活動する必要があります。


病院によってはすぐ辞める人とみられる、反面、のびしろがあるとみてくれる病院もあります。


今は事前に院長の性格やスタッフ間の人間関係を知ることができる求人サイトもあるので、自分に合った病院を見つけやすくなっています。


ここら辺は新卒なのに仕事をやめた。そんな歯科衛生士が使うべき求人サイト2選で詳しく解説しています。


余裕があるなら、転職活動は退職活動と同時にやっておきたいです。求人サイトを眺めるだけでも未来が変わります。


円満な退職は大事だけど、自分の健康が一番大事

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今回は「新卒の歯科衛生士がスムーズに退職する方法」を紹介してきました。


円満な退職は目指すものであって、強制されるものではありません。


なぜなら、自分が円満に退職したくても向こうがごねてモメる場合があるからです。


「他人は変えられない」ということを念頭において、状況に応じたやり方で退職を目指しましょう。


繰り返しですが、一番大事なことは自分の心と身体の健康です。退職を考えなくて良い病院で働くことが、人生の質を上げることは間違いありません。


そこを目指しつつ一歩一歩進んでいきましょう。 今回は以上です。


>>参考:新卒なのに仕事をやめた。そんな歯科衛生士が使うべき求人サイト2選

>>参考:【歯科衛生士の退職手順】やるべき手続き完全版【チェックリスト付】

>>参考:限界:人間関係に疲れきった歯科衛生士が良質な職場をみつける方法 3つ




【辞めたい】新卒の歯科衛生士が退職するメリット・デメリット【3つ】

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仕事を辞めたい新卒の歯科衛生士さんへ。



・新卒の歯科衛生士として働いているが、いまの職場をやめたい


・新卒でやめるメリットってなんだろう


・デメリットがあったら知りたいな


本記事ではこういった疑問にこたえます。


本記事の内容


この記事を書いている私は歯科医師です。高齢者歯科を専門にしていて、複数の病院に関わっています。


そのためたくさんの歯科衛生士さんと仕事をしてきて、新卒でやめてしまった経験のある歯科衛生士さんと働いたこともあります。


この経験から語ります。


普段はTwitterで医療と介護の情報を発信しています。

『最近、高齢の方から学んだことで印象に残っているのは「周りの人と比較すると不幸になる」です。
"人は人、自分は自分"…と、今ある環境を受け入れ楽しんでいるお婆さんが言葉と振る舞いで教えてくれた。幸せは自分の心で決まる。実践できるかは皆目わからないけれど、目指したい考え方ではあります。』



【辞めたい】新卒の歯科衛生士が退職するメリット・デメリット

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箇条書きでまとめます。


✔︎ デメリット


デメリット ①:次の就職が難しくなることがある


デメリット ②:逃げ癖がつきやすい


デメリット ③:給料がなくなる


✔︎ メリット


メリット ①:心身の健康を守ることができる


メリット ②:退職の経験を積むことができる


メリット ③:自身の改善点を見つけることができる


まずはデメリットから紹介します。


デメリット ①:次の就職が難しくなることがある


最重要な点がこちら。


次の転職の際には「なぜやめたのか」という理由が必ず聞かれます。


病院によっては、嫌だったらすぐに辞めてしまう人…という印象を持たれることがあります。


ですが、やめてしまったのはすべてあなたの責任というわけではありません。


そのため、それを理解してくれる職場であれば気持ちよく働けますよね。


デメリット ②:逃げ癖がつきやすい


人によっては逃げ癖がつきやすくなります。


嫌と感じる閾値が下がってしまって、何度も転職してしまう歯科衛生士さんもいました。


とはいえ、逃げ癖が全て悪いというわけではありません。見切りをつけるということも大切です。


何度も繰り返し転職をしていたのに、結局最後は10年以上勤めているという歯科衛生士さんもいます。


デメリット ③:給料がなくなる


仕事を辞めてしまうと給料がなくなります。そのため次の仕事探さなければいけません。


毎月お給料もらえるということは、心の安定の一つではあります。


ギリギリまで限界して急にやめるというよりは、前々から準備をしておくことが給料が降らない対策になります。



続いてメリットを見ていきましょう。


メリット ①:心身の健康を守ることができる


やめてしまうと心身の健康を守ることができます。


新卒であろうがなんであろうが、自分の心と体を蝕む環境からは逃げ出さなければなりません。


仕事にしてもプライベートにしても、 健康でなければ楽しむことができないからです。


無理をしすぎてうつ病になったり、メニエール病発症してしまった経験のある衛生士さんもいます。


メリット ②:退職の経験を積むことができる


退職の経験を積むことができます。


退職はネガティブに考えられがちですが、 その経験は自身にとってとてもメリットになります。


辞める時の手順はもちろん、退職を伝えた時の気持ちや、相手の反応など生の情報を得ることができます。


転職の経験にまで繋がるので、退職の経験は実は貴重です。


今は思えなかったとしても必ず後々自分の財産になります。


メリット ③:自身の改善点を見つけることができる


辞めることで初めて、客観的に自分を見つめることができます。


その環境の当事者となっている場合は、自分を客観的に見ることが難しいです。


客観的に見ることで、自分の反省点や今後への改善点が見つかります。


・こちらも言い方がきつかった

・練習不足だった

・細かいことを気にしすぎた


人間関係に躓いた原因なんかも明らかになったりします。 次の職場で活かすことのできる材料になります。


>>参考:限界:人間関係に疲れきった歯科衛生士が良質な職場をみつける方法 3つ


やめる基準は心身への悪影響があったとき【一瞬の辞めたい気持ちに翻弄されない】

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ここまで新卒の歯科衛生士のやめる「メリット・デメリット」を紹介してきました。


結論、やめる基準はシンプルで、 自分の心と身体に悪影響があると感じたら、です。


一瞬の感情にまどわされない


一瞬のやめたいと思う感情に惑わされないようにしましょう。


一瞬の感情で物事を決めてしまうのは、やや冷静さにかける判断になってしまいます。


誰でも嫌なことがあった時は辞めたい投げ出したいと思いがちです。


・院長に注意される

・お局に無視される

・同僚に怒られる


はじめは誰でも初心者です。仕事ができずに、注意されたりすることもあります。一瞬「やめたい!」と思うこともあります。


「やめたい!」という感情が毎日のように連続するなら、その気持ちが一瞬ではありません。


仕事ができるようになっても、なじられたり、パワハラのようなものを受けるのであればかなり危険なサインです。


>>参考:対処法:歯科衛生士がパワハラをうけたら...【ストレスフリーをめざす】


客観的に自分をみる


メリットにも書きましたが、自分自身を客観的に見ることは大切です。


自分には気づかなかった気づきが見えてきたりします。周りの人に相談するのはオススメです。


✔︎ 相談する人

・衛生士学校の友人

・学生時代の友達

・他職の友達

・親


✔︎ 内容

・給料

・勤務形態

・仕事内容

・人間関係


色々な人の意見を聞いて、自分なりの回答を導き出しましょう。


健康は絶対にゆずれない


自分の健康だけは譲ってはいけません。これだけは忘れないようにしてください。


健康であれば何をしていてもどこにいてもやり直すことができます。



・夜、寝れない


・仕事のことが夢にまで出てくる


・辛くて家から出られない


・病院に向かって歩く足取りが止まってしまう


このような症状は割と危険なサインです。自分自身を守ってあげられるのは自分だけです。


新卒の歯科衛生士の可能性は無限【辞めたい気持ちを熟考する】

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新卒の歯科衛生士の未来は無限です。メリットとデメリットを比較しつつ、自分の未来を決めていってください。


余談ですが、歯科衛生士の需要は年々増えています。


事実歯科衛生士の有効求人倍率は20倍。 これは一人の歯科衛生士を20の病院が奪い合っている状態です。


求人サイトをみるとわかりますが、歯科衛生士募集はつねに1万件以上あり、圧倒的な売り手市場です。


いまは人間関係なんかも事前にリサーチしてくれる求人サイトもあります。


>>参考:新卒なのに仕事をやめた。そんな歯科衛生士が使うべき求人サイト2選


いつでも辞められるという状態は気持ちを安定させます。一度チェックしてみてはいかがでしょうか。


今の職場が最高ではないはず。でも多分最低でもないはずです。 (上には上が、下には下がいます。)


メリット・デメリットを考慮しつつ、上を見て未来を切り開いていきましょう。


今回は以上です。


>>参考:限界:人間関係に疲れきった歯科衛生士が良質な職場をみつける方法 3つ


✔︎ 仕事を辞めたくなるまでの期間別の参考記事




ストレスの解消法がわからない。新卒の歯科衛生が今すぐできる対策。

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ストレスの解消法を知りたい新卒の歯科衛生士さんへ。



・新卒の歯科衛生士として働いているが、強いストレスを感じている


・どうやったら発散できるのだろう...


・ストレスが解消できないときはどうすればよいのかな


本記事ではこういった疑問にこたえます。


本記事の内容



この記事を書いている私は歯科医師です。高齢者歯科を専門にしていて複数の病院と関わっています。


そのため今までたくさんの歯科衛生士さんと出会ってきて、新卒の歯科衛生士さんともお仕事してきました。


この経験から語ります。


学生から急にプロの医療従事者となるわけですから、相当のプレッシャーとストレスはありますよね。


普段は Twitter で医療と介護の情報を発信しています。記事の信頼性の担保になると嬉しいです。


『少しだけ意識してほしいのだけど、歯って冷たい水がシミるよりも、熱いお茶がシミる方が窮地に陥っている可能性が高いです。あと激痛を耐えぬいたとしても、忘れた頃にその何倍もの痛みに襲われる場合も。何かおかしい…いつもと違う…と感じる人は早めに歯医者さんに診てもらうのが吉。歯は資産です。』





新卒の歯科衛生士ストレスの解消法【今すぐできる】

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新卒の歯科衛生士さんさんのストレスの解消法を紹介します。


仕事中にできること、プライベートでできることに分けてみます。


まずは仕事中でもできる解消法は以下の5つです。


✔︎ 【仕事中にできる新卒の歯科衛生士さんのストレスの解消法】


①:目を閉じる


②:甘いものを口にする


③:優先順位を決める


④:ジャガイモだと思う


⑤:技術をみがく

①:目を閉じる


目を閉じる、は有効です。


目を閉じるだけで瞑想の効果があり、心を落ち着かせることができます。忙しいかもしれませんが、一瞬でもよいので目を閉じる時間を作ってみてください。


誰も見ていない受付で少し閉じる、 トイレの中で目を閉じる。 そんな余裕すらないという病院では、「呼吸を整える」「ストレッチをする」も有効です。


できることから試してみてください。


②:甘いものを口にする


甘いものを食べるとイライラが収まりやすくなります。人は糖分が不足すると、イライラしたり精神的に不安定になるからです。


チョコレートやタブレットを携帯しておくのがオススメです。


アメは長時間口の中に含む必要があるので、口の中ですぐなくなるものがベターです。


③:優先順位を決める


やることの優先順位を決める、というのも大切です。


ストレスの原因が何から手をつけていいかわからない、やることが多すぎると言ったパニックからきている可能性があるからです。


人は複数の作業を同時にこなすことは難しいです。ひとつひとつ丁寧にこなして、その質とスピードを上げていくのが効果的です。


断れないという人は「今△△をやっているので少々お時間かかってもよろしいでしょうか」と聞いてみましょう。


④:ジャガイモだと思う


職場に嫌な人がいたりしますよね。その人はじゃがいもだと思いましょう。


人だと思わないことで、感情的にならずに済みます。


じゃがいもが何か言ってきても、ちょっと笑ってしまいませんか?


ちなみに私はじゃがいもが来てきたので最近は「犬」にしています。


⑤:技術をみがく


仕事ができない、ということでストレスを感じているのであれば、ひたすら練習しましょう。


新卒の衛生士さんは仕事が出来なくて当たり前です。一方で仕事ができるようになることも期待されています。


テックが作れない、印象がうまく練れない、セメントが練れない、患者さんの対応になれない...


これらは必ず出来るようになります。技術に関しては新卒の今が踏ん張り時です。


プライベートでのストレス解消法


これは検索すればいくらでもでできますが、とにかく自分の好きなことをするに限ります。


人間は好きなことをすることが一番の発散になります。


一人でいるのが好きな人、誰かといるのが落ち着く人...それぞれですよね。


具体例を挙げておきます。


✔︎ 一人でいる方が好きな人

映画館、家でゴロゴロ、読書、インターネット、入浴


✔︎ 誰かといる方が好き

誰かとご飯食べる、遊園地、ショッピング



大切なことは「抱え込まない」こと。そして「寝る」こと、です。


ストレスは自分だけで抱え込まず、しっかり睡眠を取って心身の疲れを取ることが大切です。


病院の外に出たら、好きなことをする時間で埋め尽くして、仕事のことは考えないようにしましょう。


ストレスが解消できないとき【新卒の悩みは根深い】

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それでもなかなかストレスが解消できない、感じるストレスの方が多いという場合があります。

原因を探る


まずはストレスの原因を探りましょう。


✔︎ 誰に対してストレスを感じているか

院長か、先輩か、同僚か。


✔︎ ストレスを感じる原因はなにか

仕事ができない、遅刻を繰り返すの様に自分にも非があるのか。

理不尽におこられる、フォローもない...のように ハラスメントやいじめに近いのか。


✔︎ 職場に味方がいるか

同僚、先輩、助手さん、先生


原因を探りつつ、このように自分の置かれている立場を客観的に見てみましょう。


パワハラをされている場合は心身ともに健康になってしまうので早めの対策を考えた方が良いです。


>>参考:対処法:歯科衛生士がパワハラをうけたら...【ストレスフリーをめざす】


1番のストレスは人間関係


新卒の歯科衛生士が感じるストレスは一番は人間関係です。


なぜなら以下のような要因が歯科業界は多いからです。


・狭い空間

・毎日一緒

・女性が多い



事実、新卒の歯科衛生士の30%が3ヶ月で退職しているというデータもあります。なんと、そのうち70%は1か月で退職しています。


やりがい、給料もストレスを感じる原因ですが、そのストレスや不満も院長や先輩に伝えられなければ意味がありません。


つまり結局は人間関係ということになります。


解決できる問題なの?


今抱えてる人間関係は解決できる問題なのか考えてみましょう。


「話せばわかる」「今後ずっと続く」...どちらでしょうか。それによって自分の未来が変わってきます。


自分が努力すれば、相手の対応が変わってくると期待できるのであれば、今を耐え抜く価値はあります。


逆に単純に嫌われていたり、何をしても嫌がらせを受けている状態であれば解決は難しいかもしれません。



✔︎ 他人を変えるのは難しい


とはいえ、相手を変えるというのはなかなか難しいことでもあります。それに相手に期待し過ぎても、自分のストレスが溜まるだけです。


すぐに変えられるのは自分の考え方と行動です。


これは新卒の歯科衛生士さんに限ったことではないのですが、常に次の転職先を探しておくことはおすすめしています。


追い込まれて仕事を辞めた状態で転職するよりも、やや怪しいと思った状態で転職活動した方が冷静な判断ができます。


「いつでも転職できる」という状態は心の安定をうみます。


>>参考:【注意点あり】新卒の歯科衛生士が円満退職する方法【辞める手順】


ストレスによる危険な症状


ストレスによる危険な症状を挙げておきます。


まずは肌荒れ、不眠、イライラ あたりが出現します。


その後さらに危険だなと思う症状は以下の通り。



・毎晩、夢に出る


・自宅の玄関から出れない


・通勤中に足が止まる


・勤務中に時計をみると3分しか経っていない


これらの症状は自分自身をかなり追い詰めてしまっています。


適度なストレスは適度な緊張感をうみ、仕事のパフォーマンスを上げますが、それ以上は心身を蝕みます。


一番大切なことは自分の心身の健康だということを忘れないでください。


ストレスフリーへ。体調が一番大事

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社会人としてのプレッシャーや学生時代には無かった「職場」という環境にストレスを感じる新卒の歯科衛生士さんをたくさん見てきました。


繰り返しですが、自分の体と心の健康が一番です。


体が健康でさえあれば、どこでもいつでも働くことができます


事実、うつ病になってしまって、長時間働けなくなった歯科衛生士さんもいます。 メニエール病になって何年も治療している歯科衛生士さんもいます。


どうしても辛いならまずは休むという選択肢もありますよ。


とはいえ貯金ゼロだと厳しいと思うので、最低限50万円くらいを目標に貯めましょう。



✔︎ 求人サイトをこころの安定剤に


たとえば歯科医院の狭い空間が苦手という人は、大手の医療法人なんかもおすすめです。


いまは人間関係を教えてくれる求人サイトもあったりするので、活用してみてください。


>>参考:新卒なのに仕事をやめた。そんな歯科衛生士が使うべき求人サイト2選


サイトをみるだけで「いつでも転職できる!」と感じることができるのでわりと心の安定につながります。


日本に歯医者は7万件あるので、より良い環境は存在するはずです。


まずはストレスを発散しつつ無理をせずに!


今回は以上です。


>>参考:仕事が辛い新卒の歯科衛生士さんへ【辞める基準3つ/最初はしんどい】

>>参考:【注意点あり】新卒の歯科衛生士が円満退職する方法【辞める手順】

>>参考:限界:人間関係に疲れきった歯科衛生士が良質な職場をみつける方法 3つ


✔︎ 仕事を辞めたくなるまでの期間別の参考記事





仕事が辛い新卒の歯科衛生士さんへ【辞める基準3つ/最初はしんどい】

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仕事がつらい新卒の歯科衛生士さんへ。



・新卒の歯科衛生士だけど、仕事がつらい


・正直しんどいだけど、それでも続けるべきかな...


・辞める基準とかあったら教えてほしい


本記事ではこういった疑問にこたえます。


本記事の内容


この記事を書いている私は歯科医師です。高齢者歯科を専門にしていて複数の病院と関わっています。


そのためたくさんの新卒歯科衛生士さんとお仕事をしてきました。一番最初に勤めた病院をすぐに辞めてしまった経験のある歯科衛生士さんとも仕事をしています。


この環境から語ります。


結論からいうと、心と身体に不調が出ているのであれば退職を考えるべきです。


これを大前提として詳しくみていきましょう。 1分ほどで読み終わるかと。


普段は Twitter で医療と介護の情報を発信しています。記事の信頼性担保になると嬉しいです。


『以前、職場の環境がつらすぎて辞めたことがあるのだけど「人生は100年らしい。たとえ数年休憩しても短いもんだ。むしろ心と身体にとっては善しかない。休め!」とお酒を飲みつつ、桃鉄を99年付き合ってくれた友人には感謝しかない。"逃げることは素晴らしい"と笑ってくれる友人はお金じゃ買えない』




【辞める基準3つ】仕事が辛い新卒の歯科衛生士さんへ【最初はしんどい】

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声を大にして繰り返しますが、大前提として「心身の不調」、これはすぐに辞めるべきです。

何よりも身体が大切です。


出勤はできるけど...仕事が辛い。新卒歯科衛生士さんの辞める3つの基準


次の3つです。



①:スキルアップが期待できない


②:雇用契約書と就業規則がない、又は適当


③:ハラスメントをうけている


①:スキルアップが期待できない


スキルアップが期待できない職場というのは、仕事が辛いだけでなくやりがいも失います。


新卒の歯科衛生士さんの中に理想や希望、夢を胸に抱いて、 社会人生活をスタートさせたと思います。


そのためには歯科衛生士として最低限のスキルは必要です。


・誰も教えてくれない人がいない

・アシストしかやらせてくれない

・尊敬できる歯科衛生士や歯科医師がいない


このような環境だと歯科衛生士としてのスキルは身につかずに時間だけが経ってしまうことになります。


②:雇用契約書と就業規則がない、又は適当


雇用契約書や就業規則がない、または適当な歯科医院はそこで働くスタッフを守ってくれない可能性があります。


安定した労働条件のもとで安心して仕事をすることができますよね。


・給料

・勤務時間

・有給

・社会保険


このあたりの労働条件がしっかり明記していれば、お互いに気持ちよく働くことができます。


実際に働いてみると言われていた労働条件と違うという歯科医院を経験した歯科衛生士さんもいました。


>>参考:【初任給】新卒の歯科衛生士の給料・手取りを解説します【転職はアリ】


③:ハラスメントをうけている


これは今すぐにでも辞める案件です。


パワハラやセクハラは犯罪です。しかも被害を受けた側は心も身体も蝕まれることになります。


・理不尽な人格否定

・質問を無視する

・怒鳴る、威嚇する

・容姿や体型の話をする


このような環境からは一刻も早く逃げ出した方が良いです。


>>参考:【脱出しよう】いじめられた歯科衛生士の末路 4選【やめてよかった...】


一番大切なのは自分自身の健康です。


【辛い...】新卒の衛生士が「石の上に3年」はしんどい

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すぐに辞めてしまうのは社会人として... と考える歯科衛生士さんもいると思います。


ですが心と身体を蝕まれている環境に身を置くことは、一番大切にすべき自分を痛めつけていることになります。


「石の上にも3年」は状況によっては「石の上にも3秒」でもいいのではないでしょうか。


>>参考:【注意点あり】新卒の歯科衛生士が円満退職する方法【辞める手順】


病院側の視点


少しだけ病院側の視点を考えてみましょう。


病院側は新卒の歯科衛生士さんを教える立場にあります。教え方は人それぞれで、絶対的なマニュアルがあるわけではありません。


新卒の歯科衛生士が口を開くと、言い訳甘えと判断する人もいます。2〜3年でやっと一人前と思っている人もいます。


結局は相性ということになります。つまり新卒の歯科衛生士が辛いと感じる大きな原因は人間関係です。


とはいえ、パワハラ・セクハラは絶対にNOです。


>>参考:対処法:歯科衛生士がパワハラをうけたら...【ストレスフリーをめざす】


「仕事ができない」は続けてもよい


「仕事ができない」「技術が足りない」辺りの理由だけ辛いのであれば、続けてもいいと思います。


最初はどんな人もできないので、必ず通る道だからです。


・TBI、スケーリング、SRP

・テンポラリークラウン作成

・印象

・シーラント

・インレーや FMC の調整


このあたりができると、次の転職にも有利になります。


すべてとは言いません。何か一つでも身につけましょう。


気をつける前兆症状


置かれている環境が辛すぎると、 自分を客観的に判断できなくなります。


>>参考: ストレスの解消法がわからない。新卒の歯科衛生が今すぐできる対策。


心と体を病む前に気をつけるべき前兆症状を紹介します。


まず多いのが肌荒れ、イライラ、不眠です。 心の調子は必ず体調に現れます。


さらに気をつけてほしいのは以下の3つ。



・夢に出る


・出勤前に家から出られない


・勤務中に時計をみても3分しか経っていない



このような状況になった時は、自分の置かれている環境を早めに改善しましょう。


実際に我慢をしすぎてうつ病になり、長期間治療の必要になった歯科衛生士さんもいます。


メニエール病で仕事に不安を感じている歯科衛生士さんもいます。


なんどでもいいますが、身体は資本です。いつでも辞められるという準備だけしておくのはおすすめです。


>>参考:【やめたい!】歯科衛生士が円満に退職する手順【即日退職する方法も】


仕事が辛い新卒歯科衛生士にとって1番大切なこと

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仕事が辛いと感じる診察の歯科衛生士さんについて語ってきましたが、やはり一番大切なことは... それが下記です



・心と身体の健康


身体と心の声に耳を傾けつつ、仕事するのが良いかと思います。


周りの友人に今の状況を聞いてもらったり、 客観的な判断をしてもらうのもおすすめです。


辛い経験もいつか財産になる


今はなかなか信じられないかもしれませんが、「辛い」経験は必ずいつか自分の財産になります。


明るい未来のために、まずは今できることを手探りで行動してみましょう。


どうしても辛いという人は、日本に歯医者が7万件あるということも忘れないでくださいね。


もっと働きやすい病院が必ずあるはずです。決して無理せずに!


今回は以上です。


>>参考:【注意点あり】新卒の歯科衛生士が円満退職する方法【辞める手順】

>>参考:限界:人間関係に疲れきった歯科衛生士が良質な職場をみつける方法 3つ


✔︎ 仕事を辞めたくなるまでの期間別の参考記事





歯科衛生士の離職率は高い?離職の理由も紹介します【看護師と比較あり】

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歯科衛生士の離職率を知りたい歯科衛生士さんへ。



・歯科衛生士だけど、歯科衛生士の離職率ってどのくらいなのだろう


・新卒とか年齢で差はあるのかな。


・どんな状況で離職しているのか理由も知りたい


本記事ではこういった疑問にこたえます。


本記事の内容


この記事を書いている私は歯科医師です。高齢者歯科に携わっていて複数の病院と関わっています。


そのため今までたくさんの歯科衛生士さんの離職をみてきました。この経験から語ります。


歯科衛生士の離職率ってどれくらいなんだろう...と気になる歯科衛生士さんの参考になると嬉しいです。


普段は Twitter で医療と介護の情報を発信しています。記事の信頼性担保になると嬉しいです。


『日本を寝台列車で回りたかったけど、病気になってムリになっちゃった…そんな高齢者の話をきくと、やっぱりやりたいことは早めにやっておくべきだと思う。
思えば、仕事で多忙だった祖父も老後を経験する前に倒れ、祖母との旅行や家庭菜園は夢と消えた。老後のために何でもガマンしすぎるのは考えもの』





歯科衛生士の離職率は高い?【厚生労働省と日本歯科衛生士会の資料より】

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結論は以下の通りです。



・歯科衛生士の転職経験率は70.2%


厚生労働省の資料によると、転職経験のある歯科衛生士は70.2パーセント。


引用:厚生労働省歯科衛生士及び歯科技工士の就業状況に基づく安定供給方策に関する研究


すべての歯科衛生士の7割が一度は離職した経験があるということになります。


20代の離職率は高い


20代の離職率が高いことも分かっています。



・20代の離職率:40.7%


10人に4人は20代で一度離職を経験します。


つまり20代という早期のうちに、多くの歯科衛生士が離職するということがわかります。


新卒は3ヶ月で30%が離職


新卒の歯科衛生士ではさらに短期の離職が目立ちます。


新卒の歯科衛生士は3ヶ月で30%が離職、さらにその1か月以内が75%というデータもあります。


>>参考:仕事が辛い新卒の歯科衛生士さんへ【辞める基準3つ/最初はしんどい】


そのまま歯科衛生士を辞めてネイルの道に進んだり、アパレルの道に進んだ歯科衛生士さんもいました。


複数回の離職


1度ではなく複数回の離職を経験している歯科衛生士は割といます。



・2回以上:51.4%


・3回以上:31.2%


歯科衛生士の転職は、引っ越し、結婚、子育て、介護など家庭の事情に影響される場合もあります。


それを含めて歯科衛生士の転職はもはや当たり前の時代です。


歯科衛生士の復職(ブランク)


離職した83%は復職を希望しているデータがあります。


そのうち常勤希望は49.9%。


引用:日本歯科衛生士会歯科衛生士の勤務実態調査報告書


つまり約半分は非常勤を希望していることになります。


20代後半~30 歳までに結婚・出産・育児等の理由で離職し、30代以降で復職する傾向があります。


仕事と家庭を両立させるため、非常勤者を希望する割合が高くなっています。


歯科衛生士と看護師との比較


看護師との比較を見てみましょう。

転職 1回 転職 2回以上
看護師 54.8% 29.1%
歯科衛生士 70.2% 51.4%


看護師にくらべて、歯科衛生士の離職率は高いことがわかります。


歯科衛生士が離職する理由

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主な理由は以下の4つです。



①:人間関係の悪化


②:やりがいの喪失


③:待遇への不満


④:家庭の事情


①:人間関係の悪化


人間関係は歯科衛生士が離職する理由第1位です。


院長との関係、同僚歯科衛生士との関係、先輩やお局さんとの関係...


人間関係に疲れてしまう場合があります。


中にはパワハラやセクハラを受けた、いじめや嫌がらせを受けているといった事例もあります。


>>参考:限界:人間関係に疲れきった歯科衛生士が良質な職場をみつける方法 3つ


②:やりがいの喪失


やりがいの喪失も大きな離職理由の1つです。


仕事にやりがいを感じなければ働く意欲、そして自分の存在価値を失ってしまうからです。


例としては、仕事をやらせてくれない、逆に業務が多すぎる、病院の衛生観念が低い...


自分の理想とのギャップが大きすぎるとやりがいを失ってしまいます。


③:待遇への不満


待遇への不満も離職理由の1つになります。


給料、勤務時間、 有給や残業...このあたりはまだまだ整備の足りない歯科医院もあるようです。


残業代が出なかったりお昼時間が確保できなかったり、このような状況だと不満はたまります。


とはいえ逆に今置かれている状況が実は恵まれているパターンもまれにあります。


給料が少ないと思っていたけれども実は周りより高かった、もっと長く営業している病院もある...


まずは友人からの情報や求人サイトを使って、自分の置かれている立ち位置を確認するのは重要です。


④:家庭の事情


家庭の事情で離職する歯科衛生士さんも多いです。


・引っ越し

・結婚

・出産

・介護


このようなライフイベントは歯科衛生士の働き方の一つになっています。


家庭と仕事を両立できる環境がもっと整ってくることを期待します。


高い離職率をおさえる対策

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歯科衛生士としてできることは、とにかく「自分に合った病院に勤める」です。


自分に合った病院に身を置くために


自分に合った病院に身を置くためには以下の2つの方法があります。



・いまの職場環境を改革する


・良い職場を探す


前者は難しいです。なぜなら職場を改革する、つまり「人を変える」のは、困難というかほぼ無理だからです。


こうなってほしい、こうするべき...というのを相手にわかってもらうには、とてつもない労力と時間がかかるのは想像できると思います。


くわえて、人間関係が悪くなる可能性もある割に、結果は保証されません。


自分が変わることはできる


他人に期待するよりも、自分が変わった方が圧倒的に早いです。


これは我慢し続けるということではなく、自分に合う環境へ移動するということです。


変わらない他人にイラつく前に、自分が動きましょう。時間を使うのは人生の無駄です。


その一環で転職情報を仕入れておくことはアリです。


いまは人間関係をおしえてくれたり、細かい条件で検索できる求人サイトもあります。まずは置かれている環境を確かめてみるのは良いと思います。


>>参考:人間関係に疲れた歯科衛生士が活用すべき転職サイト 2選【脱ストレス】


「ここで一生やっていく」としがみつくよりも、「いつでも転職できる」という状況は心に余裕を生みます。


まとめ:そもそも離職は悪いことではない。むしろ当たり前。

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今回の記事をまとめます。



・離職率は約70%と高い


・その中でも特に新卒の歯科衛生士の離職率は高い


・離職した86%の歯科衛生士が復職を希望するが、そのうち半分は非常勤を希望


・離職を考える理由は4つ ①人間関係の悪化 ②やりがいの喪失 ③待遇への不満 ④家庭の事情


・他人は変えられない。すぐに変えられるのは自分。



離職率が高いということは離職が当たり前ということです。


つまり歯科衛生士の離職は自分だけではなく、周りにも割と多い経験ということになります。


離職は悪いことではありません。むしろ良いことと捉えても問題ありません。自分にとって素敵な環境を探す旅の途中だからです。



・とりあえず動く → それから考える


自分の提案を院長にぶつけてみる、周りの歯科衛生士の環境と比べてみる、友達に相談してみる。


小さなことからでいいので、まずは一歩踏み出してみましょう。


今回は以上です。


>>参考:限界:人間関係に疲れきった歯科衛生士が良質な職場をみつける方法 3つ


>>参考:人間関係に疲れた歯科衛生士が活用すべき転職サイト 2選【脱ストレス】




東京で歯科衛生士として働くメリット・デメリット【1分でよめる】

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東京で働くメリットデメリットを知りたい歯科衛生士さんへ。



・歯科衛生士だけど、東京で働くメリットはなんだろう


・デメリットもあったら知りたいな


・東京にこだわる必要ってあるのかな


本記事ではこういった疑問にこたえます。


本記事の内容


この記事を書いている私は歯科医師です。地方の出身で、いまは東京で働いています。


高齢者歯科を専門にしていて複数の病院と関わっています。


そのため今まで100人以上の歯科衛生士さんと仕事をしてきて、東京で働くメリットデメリットを肌で感じてきました。


この経験から語ります。1分ほどお付き合いください。


普段はツイッターで医療と介護の情報を発信しています。気にの信頼性につながると嬉しいです。


『毎日体操をしてご飯を全部食べ友人と談笑して決まった時間に寝る。それをくり返す老人ホームのお婆さんが「長生きしたいわけじゃないのよ。生きてるうちはなるべく元気でいたいの」と笑っていて、真理だと思った。意識すべきは健康寿命。自立した生活のできる「健康寿命」は平均寿命より約10年も短い。』




歯科衛生士が東京で働くメリット・デメリット

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以下のとおりです。


✔︎ 歯科衛生士が東京で働く【メリット】


①:給料が高い


②:経験を積める


③:求人数が多い


④:プライベートが充実する


⑤:地方に戻れる(※地方出身者)


✔︎ 歯科衛生士が東京で働く【デメリット】


①:人が多い


②:生活費が高い


③:求人数が多い


順番にさくっと見ていきましょう。


メリット①:給料が高い


東京は全国で一番給料が高いです。


東京で働く歯科衛生士の平均年収は380万円。パートで1,490円です。


全国の平均は年収350万円、時給1,220円なので東京はかなり高めです。


高い給料もらえるというのは強みかなと思います。

>>参考:【比較】東京で働く歯科衛生士の平均年収を解説します【リアルな給料事情】


メリット②:経験を積める


地方に比べて経験値を積むことができます。開催される講習会や交流会も多く、参加が容易です。


そのためキャリアアップにも繋がりやすいです。


今はオンラインも盛んになってきているため、地方にいても経験値が上がらないということはありません。


ですが実際に「人と会う」ということに関しては東京が圧倒的です。


メリット③:求人数が多い


東京は歯科衛生士の求人数が多いです。歯科医院の数も多く、その分、歯科衛生士の募集もたくさんあります。


実際に転職サイトを見ると分かりますが、常時1,000件以上の求人があります。


そのため転職が容易にできるので、選択肢は広いです。自分に合わない病院でそのまま働き続ける必要はありません。


メリット④:プライベートが充実する


プライベートが充実します。


特に外に出る...ということに関しては東京は圧倒的です。


街によって風景は全然違いますし、遊ぶ場所は山ほどあるので困りません。


プライベートの意味でも経験を積むことができますね。


メリット⑤:地方に戻れる(※地方出身者)


地方出身の人にとっては「東京でキャリアを積んで戻ることができる」というメリットもあります。


東京で経験したことは地方に戻っても必ず役に立ちます。


東京という激戦区で働いた経験やプライベートで体験したことなどは、宝モノになります。


デメリット①:人が多い


続いtえ、デメリットもみていきましょう。まず「人が多い」というのはデメリットです。


あまりにも窮屈な空間は心身ともに疲れてしまいます。


通勤電車はぎゅうぎゅうですし、休日の人出もうんざりするほど多いです。


地方出身の人にとっては最初はかなり辛い思いをします。


これらを解消するには「通勤と逆方向の病院に勤める」「病院の近くに住む」といった工夫で解消することができます。


デメリット②:生活費が高い


東京は物価が高いです。


総務省のデータによると全国平均の物価を100とした場合、東京は104.4と全国で一番です。


特に家賃は高いので注意が必要です。あまり家賃の高い所に住んでしまうと、 毎月の生活を圧迫してしまいます。


とはいえ、一人暮らし自体は経験値を相当あげますので一度経験しておくことはおすすめです。


>>参考:歯科衛生士は東京での一人暮らしを経験すべきです【手順・実例つき】


デメリット③:求人数が多い


メリットで紹介した「求人が多い」はデメリットにもなります。


単純に、病院が多すぎて、迷う原因になるからです。


どの病院を選んだら良いのかわからない、実際に自分に合った病院が分かりにくい、 といった状況から転職を繰り返してしまう歯科衛生士さんもいます。


このあたりは、 細かい条件で検索できる求人サイトを使うとリスクを減らすことができます。


>>参考:【基本】東京で求人をさがす歯科衛生士におすすめの転職サイト3選


東京でも地方でも、歯科衛生士は働きやすい病院をみつけるべき

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ここまでメリットとデメリットを紹介してきましたが、歯科衛生士としては東京で働くより、働きやすい病院で働くことも重要ではないでしょうか。

本当に東京で働く意味があるのか


本当に東京で働く意味があるのか、 考えたことがありますか?


東京で働いている歯科衛生士さんは、主に以下の4つに当てはまります。


・そもそも東京出身

・目標がある

・経験を積みたい

・家庭の事情


東京で働かなければいけないという事情があるのであれば仕方ありません。


ですが、東京の病院で働くよりも自分にとって働きやすい病院で働く...ということが生活の質をあげるのは忘れないでください。


自分の環境は自分で変えていくしかありません。


郊外という選択肢


郊外に働くという選択肢もあります。


郊外にいけば電車の混み具合が緩和されたり、病院によって給料高い場合もあります。


東京に住みつつ郊外で働く場合や、 郊外に引っ越して郊外で働くパターンもありますね。


郊外に住んで都心で働く場合は家賃を安くなりますが、通勤がきつくなる場合が多いので注意してください。


以前に私が働いていた埼玉県は良いところでしたよ。


>>参考:【厳選3つ】埼玉県で求人を探している歯科衛生士が使うべき転職サイト


働く期間を決める


働く期間を決めておくというのは大切です。


時間は有限だからです。


それに合わないなと思った病院でずるずる働いていたり、生活きついなあと思う家賃を払いながら暮らしていると、心を傷つけつつ生活することになります。


日本には歯科医院は7万件あり、歯科衛生士としても選択肢はかなり広いです。


また歯科衛生士以外の仕事も世の中にはたくさんあります。


自分が楽しいと思える生活スタイルを目指していきましょう。


【東京ではたらく】歯科衛生士は心と身体を大切に

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東京で歯科衛生士をするメリットとデメリットを紹介しました。


✔︎ 歯科衛生士が東京で働くメリット


①:給料が高い


②:経験を積める


③:求人数が多い


④:プライベートが充実する


⑤:地方に戻れる(※地方出身者)


✔︎ 歯科衛生士が東京で働くデメリット


①:人が多い


②:生活費が高い


③:求人数が多い


東京のメリットを最大限に活かしつつ、楽しい時間を過ごしてください。


なにより心と身体の健康が一番です!


今回はこんな感じです。記事が参考になれば幸いです。


>>参考:【比較】東京で働く歯科衛生士の平均年収を解説します【リアルな給料事情】

>>参考:【基本】東京で求人をさがす歯科衛生士におすすめの転職サイト3選

>>参考:歯科衛生士は東京での一人暮らしを経験すべきです【手順・実例つき】





就職して3ヶ月だけど辞めたい!歯科衛生士の分かれ道【心を守る】

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就職して3ヶ月たつけど、仕事を辞めたい歯科衛生士さんへ。



・就職して3ヶ月たったけど、今の病院を辞めたい。


・辞めるべきなのか続けるべきなのか、判断基準があれば教えてほしい


・とはいえ辞めるのは不安だな。もしやめたらどうしたらよいのだろう...


本記事ではこういった疑問にこたえます。


本記事の内容



この記事を書いている私は歯科医師です。高齢者歯科を専門にしていて、複数の病院と関わっています。


そのため今まで100人以上の歯科衛生士さんとお仕事してきました。


数ヶ月、早ければ1週間で仕事を辞めた経験のある歯科衛生士さんと仕事をしたこともあります。


この経験から語ります。普段は Twitter で医療と介護の情報を発信しています。記事の信頼性担保になると嬉しいです。


1分ほどで読み終わります。


『毎日体操をしてご飯を全部食べ友人と談笑して決まった時間に寝る。それをくり返す老人ホームのお婆さんが「長生きしたいわけじゃないのよ。生きてるうちはなるべく元気でいたいの」と笑っていて、真理だと思った。意識すべきは健康寿命。自立した生活のできる「健康寿命」は平均寿命より約10年も短い。』




3ヶ月で仕事を辞めたい歯科衛生士【判断基準は2つある】

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就職して約3ヶ月。続けるか、辞めるか...本気で迷っている歯科衛生士さんの判断基準は2つです。



・体調不良があるか、ないか


・原因が解決できるか、できないか


上記の通りです。


3ヶ月で試用期間が終わる歯科衛生士さんもいるはず。 詳しく見ていきましょう。


心と身体の健康が一番大事


なんといっても心と身体の健康が一番大事です。どちらも自分の宝です。


片方が不調だと良いパフォーマンスを出せません。


熱がある状態で仕事をしたり、暗い気持ちで仕事するのと、万全の体調かつ明るい心で仕事をするのではクオリティが違います。



✔︎ 特にココロは大事に


特に心でいえることですが、一度病んでしまうと直すまでに時間がかかります。実際にうつ病になってしまって何年も通院している歯科衛生士さんもいます。


治療には時間もお金もかかります。 まずは「心を守る」ということはとても重要です。


辞めたい原因は解決できるのか


「続けるか辞めるか」は「原因が解決できるかできないか」ということにも影響されます。


主な原因は以下の3つです。



①:人間関係


②:待遇


③:やりがい


①:人間関係


人間関係は歯科衛生士さんの退職理由第1位です。


院長との相性、スタッフ同士の関係、患者さんの質、これらは仕事のモチベーションに大きく影響します。


>>参考:限界:人間関係に疲れきった歯科衛生士が良質な職場をみつける方法 3つ


②:待遇


働いて3ヶ月ほどすると待遇の感じもわかってきます。


・給料

・勤務時間

・休日

・福利厚生


当初予定した給料より少なかったり、お昼ご飯が取れなかったり、残業代が出なかったり...


こういった不満があると辞めたい気持ちにつながります。


③:やりがい


仕事にやりがいを感じないというのもやめたくなる原因です。


・何も教えてくれない

・何もやらせてくれない


このように自分の思い描いた衛生士像と離れれば離れるほど、ここにいて良いのかな...と思ってきてしまいますよね。


以上の「人間関係」「待遇」「やりがい」が話し合いや交渉で解決できるかどうか、というのも辞める判断基準です。院長の人間性や相性にもよりますね。


夢に出る・玄関で足が止まる...は限界の兆し


夢に出たり、玄関で足が止まってしまう状態は限界の予兆です。


身体も心も拒否反応が出ています。なるべく早く自分の身を守ってあげてください。



✔︎ 辞める時は「一身上の都合」でOK


辞める時に何て言っていいか、どんな理由にしようか...迷う人がいます。


詳しくは【給料は?退職理由は?】歯科衛生士が試用期間中に辞める方法【前向き】で紹介していますが、「一身上の都合」で大丈夫です。


勇気を持って伝えましょう。



✔︎ 引きとめの可能性


強引な引きとめにあったり、ときに怒られる可能性もあります。とはいえ、その可能性に怯えて自分の心と身体を犠牲にするのは考えものです。


【辞めさせてくれない...】歯科衛生士が引き止めを振り切る2つの方法で紹介していますが、引き止めはあるものだと事前に分かっているとスマートに対応できます。


3ヶ月でやめても大丈夫かな...歯科衛生士として不安...

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実際やめてしまう前には、「やめてしまっても本当に大丈夫かな」と考えてしまいます。


将来への不安だけでなく、今いるスタッフに申し訳ないという気持ちが入り混じる場合があります。


その不安を解消するために、以下の事実を知っておいてください。



・あなたがいなくても仕事は回る。


・歯科衛生士の求人はたくさんある。


・歯科衛生士以外の求人はたくさんある。


あなたがいなくても仕事は回る


同僚のスタッフに悪いとか、患者さんに迷惑をかける... 仕事を辞めることでこのような罪悪感を感じることがあります。


心の優しい人や、 責任感の強い人に多いです。ですが、あなたがいなくても仕事は回ります。


逆にあなたがいなければ回らない仕事場はやばいです。安心してください。


心に余裕があるのであれば、きっちり引き継いでから辞めると安心かもしれません


>>参考:【歯科衛生士の退職手順】やるべき手続き完全版【チェックリスト付】


歯科衛生士の求人はたくさんある


将来の不安は、次の転職先があるのかなという不安だったりします。


まず、歯科衛生士の求人は山ほどあります。


事実、有効求人倍率は20倍と言われていて、これはつまり20の病院で一人の歯科衛生士を奪い合っているということです。


つまり歯科衛生士は比較的転職しやすい職業です。そのため次の転職先に困るということはありません。



✔︎ よくある質問:どうやったら良い職場見つかる?


良い職場の見つけ方は、転職サイトを上手く活用するかどうかがすべてです。


おすすめの求人サイトは【失敗しない転職】歯科衛生士向け求人サイトを3社比較した【おすすめは全部】で解説しています。


歯医者は日本に7万件あります。いまの病院が自分にとって最高の環境...だなんてことはないはずです。


何度も転職している歯科衛生士さんは【転職が多い..】転職をくり返す歯科衛生士が理想の職場をみつける方法も参考にしてください。


歯科衛生士以外の求人はたくさんある


歯科衛生士だけが仕事ではありません。世の中には歯科衛生士以外の求人もたくさんあります。


実際、毎年2,000人ほどの歯科衛生士さんは歯科衛生士の仕事を辞めています。


しばらく歯科衛生士から距離を置きたい、別の世界を見てみたいという人は他職も検討してみてはいかがでしょうか。


ケーキ屋、アパレル、介護...色々な仕事をしていた歯科衛生士さんに会いました。その体験は必ず自分の血肉となり、将来の役に立つはずです。


3ヶ月で辞めても大丈夫【時間は有限です】

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今回は3ヶ月で仕事を辞めたいと思っている歯科衛生士さんに向けて判断基準を紹介しました。


新卒の歯科衛生士の場合、3ヶ月で30%が退職すると言われています。辞めたいと思っているのは一人だけではありません。


繰り返しになりますが、辞めるか辞めないかの判断で一番大切なことは「心と身体の健康」です。


そしてどちらを選択したとしても、その経験は必ず未来の役に立ちます。


以前こんなツイートに反響をいただきました。


時間は有限です。そして何事もそうですが、まずは動いてみないと何も変わりません。


やめてしまったら3ヶ月がもったいない...と思うかもしれません。ですが心を蝕む職場に続けるということは、 未来の時間を無駄にすることになります。


人は回収できなくなった時間をもったいないと思てしまいがちです。これはサンクコストと呼ばれており、正しい意思決定の障害になります。


取り戻せない物に執着せず、前を向いて進みましょう。


まずは行動、そして動きつつ考える。これが大切です。


今回は以上です。


>>参考:【給料は?退職理由は?】歯科衛生士が試用期間中に辞める方法【前向き】

>>参考:限界:人間関係に疲れきった歯科衛生士が良質な職場をみつける方法 3つ

>>参考:新卒なのに仕事をやめた。そんな歯科衛生士が使うべき求人サイト2選




歯科医院に就職したけど1ヶ月で辞めたい【歯科衛生士の進むべき道】

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就職した歯科医院を1ヶ月で辞めたい...と思っている歯科衛生士さんへ。



・就職して1ヶ月の歯科衛生士だけど、いまの歯科医院を辞めたい


・1ヶ月で退職する歯科衛生士ってどのくらいいるのだろう


・辞めるべきか、続けるべきか...悩む...


本記事ではこういった疑問にこたえます。


本記事の内容



この記事を書いている私は歯科医師です。 高齢者歯科を専門にしていて、複数の病院と関わっています。


今まで100人以上の歯科衛生士さんとお仕事してきまして、たくさんの転職と退職を間近でみてきました。


この経験から語ります。普段は Twitter で医療と介護の情報を発信しています。 記事の信頼性担保になると嬉しいです。


1分ほどで読み終わるかと。

『介護を必要とする人への口腔ケアでは、口があかない口の中が乾燥している…などで汚れをうまく取り除けないことがあります。そんなときは歯科を依頼して歯科衛生士の手技を観察するのは一考に値します。こうやってやるのか!こんなにとれるんだ!…を体験できる可能性あり。方法を伝授してくれることも』



1ヶ月で仕事を辞めた歯科衛生士はわりと多い

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まず就職してから一ヶ月で退職してしまう歯科衛生士とはどのくらいいるのでしょうか。


結論は以下の通りです。



・新卒の歯科衛生士の場合、3ヶ月で30%が退職する


・そのうち1ヶ月で辞めるのが75%


新卒の歯科衛生士の場合、上記のように言われています。


新しいところに勤める...という意味では、どの年齢でも大幅に差はないと考えられます。


歯科衛生士の退職はもはや当たり前


歯科衛生士の退職はもはや当たり前です。


歯科衛生士の求人は山ほどあり、環境が悪い病院からすぐに移ることができるからです。


歯科衛生士の有効求人倍率は20倍で、 これはつまり一人の歯科衛生士を20もの歯科医院が奪い合っている状況です。


つまり歯科医院は歯科衛生士を探すのに必死です。


一方で、毎年6,000〜7,000人の歯科衛生士が誕生しますが、平均2,000人の歯科衛生士が退職しています。


さらに、ひとつの歯科医院で10年間働き続ける歯科衛生士は5%もいませんので、歯科衛生士の退職と転職は当たり前の選択肢になりつつあります。


就職して1ヶ月の歯科衛生士が歯科医院を辞めたい理由 5つ

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就職して1ヶ月の歯科衛生士の「辞めたい理由」は以下の5つです。



・先生と合わない


・スタッフと合わない


・当初の条件が違う


・仕事の量


・衛生観念がちがう


先生と合わない


1ヶ月も経つと先生と合う合わないがなんとなくわかってきます。


1日8時間、週に5日として、すでに150時間以上も狭い空間で関わっているからです。


治療のスタンスが合わないというよりは、人間的な違和感の方がやめたい気持ちにつながります。


当院の理念なんかとズレている場合も疑心暗鬼になりますね。


スタッフと合わない


スタッフと合わない、ということは辞めたくなる大きな原因です。


常に顔を合わせているスタッフとの不仲は、ものすごいストレスになります。


同僚の歯科衛生士、お局化した先輩歯科衛生士、 昔からいる歯科助手さんなど、色々なパターンが考えられます。


女性の職場特有の空気が耐えられない、という歯科衛生士さんもいました。


当初の条件と違う


働いて1ヶ月もたつと、自分の労働状況がわかってきます。


その時に入る前の条件とかけ離れている場合、不信感からやめたくなります。


働いてみてはじめて、条件の違いを感じることができます。


・給料が少ない

・昼ご飯が取れない

・残業代が出ない


このように給料や勤務時間での条件での相違は辞めたくなる理由になります。


仕事の量


自分のイメージしていた仕事内容と違うと退職を考える歯科衛生士もいます。


これは仕事が多すぎる場合と少なすぎる場合どちらも考えられます。


✔︎ 仕事が多すぎる

一人ではとてもまかないきれない仕事量を与えられると、心身ともにストレスを感じることになります。

誰も手伝ってくれない...といった追い打ちがかかるとやめたくなります。


✔︎ 仕事が少ない

逆に仕事が少なすぎても不満になります。やりがいの無さはモチベーションが下がります。

もう少しがガツガツ仕事したい、もっとやらせて欲しいと言った向上心のある歯科衛生士とっては悶々とした1月だったかもしれません。


衛生観念が違う


衛生観念は重要です。なぜなら歯科治療はまず衛生的であることが基本中の基本だからです。


滅菌が適当だったり、 器具の扱いが雑だったりする病院だと、これでいいのかという葛藤が生まれます。


ここら辺のイメージがないと患者さんに対しても罪悪感が生まれるようになってしまいます。


1か月で辞める基準【続けるか迷う】

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1か月で辞めたい...と考えている歯科衛生士さんが辞めるべき基準は2つだけです。



・身体の調子


・心の調子


身体と心に不調が出ているのであれば、辞めるという判断をすべきかもしれません。


1ヶ月であればまだ試用期間という歯科衛生士さんもいると思うので、わりと辞めやすいということは確かです。


人生の分かれ道になりますが、「自分の心と体の健康が一番」ということは忘れないでください。


>>参考:【給料は?退職理由は?】歯科衛生士が試用期間中に辞める方法【前向き】


パワハラ・いじめは即日退職


パワハラやいじめを受けている場合は即日に辞めることを考えましょう。

・どなる

・人格否定


こういった環境に長くいると、心が壊れてしまいます。壊れた心はなかなか治りません。


早めに脱出してください。


>>参考:いじめをうけて孤立している歯科衛生士さんへ【脱・悪口、脱・お局】


交渉もあり


交渉できるような病院であれば、自分の言いたいことを伝えてみるのもありです。


なぜなら相手が気づいてないこともあるからです。


条件が合わない、仕事量が多すぎる、などは病院側が聞く耳を持ってくれれば改善されることもあります。


そのときは提案型の話し方がオススメです。


「このように思うのですけど、このようにやってみてもよろしいですか?」「こういう状況なのですが、確認してもらってもよいですか?」


あくまで、病院のため...というスタンスの聞き方は相手の気も悪くしにくいです。


辞めるべきではないパターン


やめるべきではないパターンも紹介しておきます。



・ステップアップが見込める


・人間関係が良好


これらは身体と心が元気、という大前提です。


ステップアップが見込める

自分自身へのメリットが大きければ一度様子を見ても良いかもしれません。


資格を目指している専門医がいて勉強できる、セミナーがうけられる...


こういった条件に大きなメリットを感じているのであれば無理をしない程度に様子を見てみましょう。



人間関係が良好

人間関係が良好の場合は様子を見ても良いかもしれません。


何が原因で辞めたいかを考え、交渉の余地があるからです。


試用期間のあとにどうなるか...も重要です。



とはいえ、どちらにせよ様子を見る期間は決めた方が良いです。ここが変わらなかったらやめよう、とだらだらしない ことが大切です。


1ヶ月で仕事を辞めたい歯科衛生士にとって一番大切なもの

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以上、1ヶ月で仕事を辞めたい歯科衛生士さんへの進むべき指標について紹介しました。


繰り返しになりますが一番大切なのは自分の心と身体の健康です。心と身体が健康であれば、いつでも働くことが出来ます。


事実、うつ病になって長い間働けなかった歯科衛生士さんもいます。


まず、続けるのかやめるのか。そして、その理由は何なのか...をしっかり自分自身に問いかけてみてください。


どちらかを決めたら、行動に移してみましょう。


考えることは大切ですが、行動することはもっと大切です。


時間有限は有限ですよ。今回は以上です。


>>参考:【給料は?退職理由は?】歯科衛生士が試用期間中に辞める方法【前向き】

>>参考:【給料が安い】歯科衛生士の年収・月収をあげる方法4選【勝ち組をめざす】

>>参考: 就職して3ヶ月だけど辞めたい!歯科衛生士の分かれ道【心を守る】

>>参考:新卒なのに仕事をやめた。そんな歯科衛生士が使うべき求人サイト2選




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