老後2000万円問題を"歯医者"の視点から考えてみたらいまさら希望が湧いた件について。
以前、老後2千万円問題がかなりの注目されました。
「60歳以上の夫婦であと30年くらい生きるなら2000万くらいの貯金が必要」みたいな感じだったと思います。
”2000万円”ってめちゃくちゃ大金で貯めるの大変じゃないですか。
今40歳の人が20年で貯めようと思ったら、単純に年間100万ですよ。
それだけでもきついのに、20年も同じペースで貯め続けられる保証なんてないじゃないですか。
病気するかもしれないし、会社が潰れるかもしれないし、介護とかで急な出費があるかもしれないし。
だからこそみんなどうしてくれるんだって怒ったのだと思います。
僕は歯医者をしてるんですけど、結論から言うと”自分の歯って2000万以上のくらい価値があるんじゃないかな”と冷静に思いました。
ボク個人の歯と言うことではなくて、あなたの歯も、人間全ての歯です。
2000万円を急に貯められるわけではないですけど、歯を失わないことか2000万円いやそれ以上貯金したのと同じくらいの価値があるのではないかと考えました。
この記事のポイントは下の通りです。
「歯に2000万円の価値があるかも!」「歯のメンテナンス、大事じゃね?」と一人でも多くの人が感じてくれたら嬉しいです。
・あなたの歯には2000万円以上の価値がある
↓
・歯の定期検診にいく
↓
・ブラッシング指導を受ける
↓
・毎日歯磨き!(歯ブラシは定期的に買い換える)
↓
・最低1500万円はうく
あなたの口の中には2千万円の価値がある
本当に老後に2千万円が必要なのかどうかの話はちょっと置いておいて、 なぜ”歯”に2千万円もの価値があるのか書いていきます。
例えばあなたが虫歯や歯周病で歯を全部失ったとします。
そこで一本50万円のインプラントを入れた場合、 総額で約1500万円かかりますよね。
今の治療では、インプラントが天然の歯に一番近い修復方法です。
天然の歯はインプラントよりも価値があります。
そう考えると2000万どころか個人的には倍の3000万くらいあるじゃないかなと思ってます。
間違いなく2000万円なんて軽く超える価値です。
入れ歯というやり方もありますが一番天然歯に見た目も機能も近いインプラントが一番の比較材料になると思います。
それに入れ歯の場合、インプラントよりも低コストですが、咬む力は天然の歯に比べると半分以下!になります。
今までのように固いものを気にせず食べることは難しいので、明らかに生活の質は落ちます。
これは お金以上の損失をしているのではないでしょうか。
現実的な話、歯を失ったことで治療費で1500万払うことになるのであれば、歯が健康でさえいたら1500万が丸々手元に残っていたことになりますよね。
歯の価値は2000万円以上で、実際に手元に1500万は残るということです。
2000万円問題、半分以上解決していませんか?
”歯医者を儲けさせてやる!”っていう人以外は定期検診を受けましょう
将来的に1500万を失ってしまうかもと思うのであれば、それをどうしたら予防できるかが鍵になりますよね。
結論から言うと日々のメンテナンスしかありません。
メンテナンスの代表格は”歯医者での定期検診”と”毎日の歯磨き”です。
みんな大事大事だと口では言っていても、定期検診をしっかり受けてる人って少ないんですよね。
「何ヶ月後かに来てください」って言われてもよほど歯に対する意識が高くなければいきません。
なので歯医者としても手紙やメーを出したりしますが、なかなか浸透していないのが現実です。
結局歯医者って歯が痛くなってから来るようなイメージがまだまだ根強いです。
なにをするにしても個人のモチベーション。それが全てみたいなとこあるじゃないですか。
そう考えると”歯”に”2000万円の価値”があると感じて、定期検診に行く人が増えてくれたら嬉しいです。
悪くなってから治療するのは時間も手間も痛みもすごくあるしコストもかかって大変です。
あとぼくたち歯医者からしても治療の難易度が上がって大変だったりします。
虫歯は小さいうちに治した方がお互い圧倒的に効率的です。
なので歯を悪くして”歯医者を儲けさせてやるんだ!”っていう人以外は定期検診を受けることをオススメします。
衛生士からの”ブラッシング指導”は宝の山。聞き逃すなんてもったいなさすぎる。
ちなみに定期検診って3000円ぐらいかかります。
今まで高いと感じていた人も”2000万円を守るためのメンテナンス代”だと思えばめちゃくちゃ安くありませんか?
歯医者で定期検診をすると以下の3つをおこないます。
・汚れや歯石の除去
・衛生士からのブラッシング指導
この中で特に大事なのは実はブラッシング指導なんですよね。
歯科衛生士が説明してくれるあれです。
「ここに汚れが溜まってるからこうやって磨いて」とか「ここの歯垢はここを意識して取り除いて」とか。
赤く染まった口を鏡でみせられたりします。
聞き流してる人いませんか?
適当に受け流しているひと、かなり多い印象です。
これ、本当に大切なんです。
一人ひとりの口の状態に合わせて指導をしてます。
カスタマイズですよ。あなたのためのカスタマイズ。
毎日のメンテナンスをするのはあなた自身です。
衛生士は毎回家に来てくれないですよね。(2000万円をドブに捨てれるくらいのお金持ち出なければ)
毎日のメンテナンスが歯の予防に直結します。
そのやり方をプロにアドバイスしてもらえて、しかも定期検診の3000円で聞けるなんて超超効率的な投資だと思いませんか??
おまけに歯石までとってくれるなんてこんなサービス他にないと思います。
2000万円を生み出す道具は”歯ブラシ”。あとは”歯間ブラシ”と”フロス”はやっておきたい。
歯のメンテナンスに使う道具はまずは”歯ブラシ”です。
歯ブラシが一本100円くらいで買えますし、毛先が開いてきたら帰ればいいので大した負担にはならないと思います。
他にも”歯間ブラシ”とか”フロス”とかそんなにコストのかからないものばかりです。
むしろそのくらいのコストで将来的に何千万も節約できるなら本当に安いものだと思います。
使い方は衛生士に教えてもらうことが1番です。
まとめ
歯を磨くことが2000万円問題を解決することはわかりましたか?
年間のコストで1万円いかないと思います。これで2000万円、得する可能性があるならば試してみる価値はあるはずです。
今すぐ電話して定期検診の予約をすることをお勧めします。
最初はきっと、悪い所が見つかったりして治療に時間がかかるかもしれません。
そこは頑張って治療を完結させてください。
その後に定期的なメンテナンスに移行すればもし虫歯ってもう1回の治療は治療期間は短く済みます。
行くか行かないか迷ってるのであれば一度行ってみるとよいと思います。
一度行って判断すればいいですし、なにより” 行動した!”という経験は必ずいつか役に立つときがきます。
最後に今回のポイントを再度掲載しておきますね。↓
↓
・歯の定期検診にいく
↓
・ブラッシング指導を受ける
↓
・毎日歯磨き!(歯ブラシは定期的に買い換える)
↓
・最低1500万円はうく