退職を考えている歯科衛生士に「退職代行サービス」をおすすめする4つの理由【うつ病回避】
現在、退職を考えているが、退職代行サービスってどうなのかな。
このように考えている歯科衛生士さんへ。
・できるだけスムーズに退職したい。
・歯科衛生士の退職に「退職代行サービス」を使うのはどうなの?
・どのような状況なら「退職代行サービス」を使うべきか知りたい。
こういった疑問にこたえていきます。
■本記事の内容
この記事を書いているボクは歯科医師です。
歯科医師になって10年以上、ほぼ毎日、介護施設や精神病院、急性期病院、個人宅で歯科治療しています。
友人と共同でクリニック経営するなかで、これまで50以上の医療機関と関わってきました。
衛生士さんも100人以上と一緒にお仕事してきまして、たくさんの入局と退職を身近でみています。
Twitterで情報発信しています。記事の信頼性担保につながれば、嬉しいです。
仕事で疲れ果ててしまっている人。壊れてしまう前に、一度休憩してくださいね。基準は"夢に出る"がおすすめ。
— しろたぬ@歯の人☘お豆腐メンタル (@shirotanu_dds) 2020年6月27日
人生は100年らしいので、数年休むくらい心と身体にとってはプラスでしかないはず。世の中は"モーレツに働くことを肯定する"コミュニティばかりではありません。思っているより世界は広い😌
『仕事で疲れ果ててしまっている人。壊れてしまう前に、一度休憩してくださいね。基準は"夢に出る"がおすすめ。
人生は100年らしいので、数年休むくらい心と身体にとってはプラスでしかないはず。世の中は"モーレツに働くことを肯定する"コミュニティばかりではありません。思っているより世界は広い😌』
歯科衛生士の退職に退職代行をオススメする理由
結論からいうと、歯科衛生士さんが退職するときに「退職代行サービス」を利用するのはアリです。
具体的には「わたしNEXT」という退職代行サービスがオススメなのですが、使い方は【女性向け退職代行】”わたしNEXT”を徹底レビュー【感想・デメリットあり】で解説しています。
また、退職代行サービスを比較しつつ利用する方法は、【歯科衛生士向け】退職代行サービスの選び方+おすすめ3選【確実に退職したい】で解説しているので、サービス解説記事とセットでご覧ください。
歯科衛生士の退職理由は人間関係、仕事内容への不満、給料や待遇への不満が多くを占めています。
どれも抱え込みやすく、自分では解決しにくい理由ばかりですよね。
悩みすぎてしまうと健康に影響が出てきます。全身の病気だけでなく、うつのような精神的な病気になってしまうリスクが高まります。
そのため、状況により退職代行サービスを利用することは、自分の身を守るために利用すべき選択肢のひとつです。
退職代行サービスとは
あなたに代わって退職の処理を全ておこなってくれるサービスです。
依頼するともうあなたが会社に連絡する必要はなく、即日で退職することができます。
特に、医療や介護、保育では多く人が利用しているサービスです。
おすすめする理由を紹介していきます。
オススメする理由①:悪化した人間関係から脱出できる
関係が悪化した場合には退職代行の利用をオススメします。歯科医院は人間関係が狭く一度悪化するとが修復しにくい環境です。
そのため、スタッフ間同士で情報を共有しなかったり、ひどいときには無視をされるような状態に陥ることがあります。
いじめのような状態で仕事をしていると、精神的に苦しくなうつ病を発症する衛生士さんもいます。
このような状態だと、退職までの日々がかなりきつくなってしまいます。退職までの期間も毎日がつらいだけです。
退職代行のサービスを利用した方が、自分の健康を守り見ても効率的です。何をするにしても身体が資本です。心と体の健康が最優先にしてください。
オススメする理由②:給与や待遇の不満を解消できる
給与や待遇に不満のある場合もおすすめです。
歯科医院では、給料や待遇の不満などを伝えにくいです。交渉相手は雇用主の院長です。つまり先生です。
それだけでも言い難いですが、条件の交渉に応じてくれるかどうかは分かりません。
スタッフの人間関係が狭いため、そのような交渉を行った後の環境も心配です。嫌われたり、パワハラを受けてしまうのではないか、という恐怖もうまれます。
条件に不満のある場合は、転職サイトで相場を確認するのが有効ですが、比べた結果あまりにも条件が悪いとか、労働時間が長すぎるとかそういう不安がある場合は転職活動をしつつ、退職することが望ましいです。
>>参考:歯科衛生士向け求人サイトの選び方+おすすめ3選【失敗したくない】
オススメする理由③:激しい”引きとめ”から解放される
激しい引き留めを逃れるためには、退職代行の利用が有効です。人によっては、相当強い引き留めを受けることがあります。
先ほど書いたように歯科医院は最低限の人数で仕事をしていることが多く、後任を探すことは大変という病院の都合があります。
本当に必要とされているのであれば、条件等の譲歩の提案があるはずです。
そのため、引き留めだけだったり退職の意思を無視され続けるような状態であれば、見切りをつけてもよいかと思います。
必要とされているのは”あなた”ではなく、”歯科衛生士”だからです。その状態で働き続けてしまうと、もはや何のために働いているか分からなくなってきてしまいます。
思い切って退職代行を使いましょう。
オススメする理由④:退職そのものを伝える気まずさが消える
退職そのものをどうしても伝えにくいという衛生士さんは、退職代行サービスの利用が選択肢に入ります。
性格的に退職の意思を伝えられない人もいれば、表面上うまくやっているけれど急に消えたいと思う人もいます。
それはどこかでストレスを感じているサインなかもしれません。自分の身体を大切にするべきです。
退職そのものを伝えにくいという理由に関しては、退職代行を使う場合と比べてみるとよいです。
退職代行サービスの利用相場は3万円ほどです。そのためその金額を払ってもういいから退職したい!というのであれば積極的に使うべきでしょう。
逆にそれがちょっと高いと思うのであれば、自力で頑張る気力が少しはでるはずです。
もちろん退職に関しては、今後連絡をしなくてもすむという状態で退職することが理想です。 後々また連絡しなきゃいけないというのはかなりめんどくさいので、自分でしっかり調べなくてはいけません。
■ 4つの理由からわかること
このような4つの理由が考えられますが、気をつけて欲しいのは、置かれている環境だけではありません。
その環境で自分が”どう感じているか”も大切です。せまい空間にいると、自分が気づかないうちに病んでしまうことがあります。
もうすこしだけ深掘りして、客観的にみた”退職代行を利用すべき症状”を紹介します。
退職代行を使うべき症状【自分の健康が大事】
・セクハラ
・いじめ
・修復不能な人間関係
・改善されない給料や仕事量
・執拗な引きとめ
・退職意志の無視
・有給や退職金の強い要求
・どうしても自分で言えない
・夢に出る
このような症状が明らかなときは、一刻も早くその場を離れてください。
理由はシンプルで、自分の健康がなによりも大切だからです。
パワハラ・セクハラ・いじめ
パワハラ、セクハラ、いじめは立派な犯罪です。人の心を簡単に壊してしまう恐ろしい行為です。
自分がこの環境に置かれているのであれば即刻退職するべきです。
パワハラを受けて鬱になってしまった衛生士さんや、いじめにあって歯科衛生士自体を止めてしまった人もいます。
修復不能な人間関係
ときに人間関係は2度と戻らないほど修復不能になることがあります。
人間関係の悪化した環境に自分を置くのはマイナスでしかありません。
ネガティブな感情は心も体も病んでいきます。人間関係は運もあるので、自分の居心地のいい場所を探す練習だと思えば、ポジティブに変えることができます。
具体的には、院長、スタッフ同士、患者さん、このどこかの人間関係で悪化することがすべてです。
歯科衛生士は資格職なので、仕事に困るということは少なく、見切りも大切です。
給料や仕事量が改善されない
給料や仕事量に納得できず、それが改善されないときは退職代行使ってもよいかと思います。
なぜならあなたの価値はやりがいだけでなく給料や仕事内容で評価されるからです。
聞いていた話と違う、入った後に条件が変わったなどはみんな我慢しがちですが、どうしても不満のある場合は自分にとってストレスになるので、一度交渉してみるのはアリです。
そのときは一度転職サイトで相場を確認しておきましょう。交渉材料になりますし、決裂したときに素早い転職をおこなうことができます。
また勤務時間や休日に不満がある場合は、なかなか改善が難しいので、あわせて考えてみてはいかがでしょうか。
>>参考:歯科衛生士向け求人サイトの選び方+おすすめ3選【失敗したくない】
執拗な引きとめや退職意志の無視
しつこい引きとめ、退職意志の無視は働きにくさにダイレクトにつながります。
退職の意志を伝えたことで、自分がいづらくなったり、院内の環境がギクシャクしたすることがあります。
辞めたいと言ってる人を辞めさせないことはできません。 患者さんが困るとか仕事が回らないとかの泣き落としになるのであれば、それ相応の待遇があってもよいはずです。
>>参考:【辞めさせてくれない...】歯科衛生士が引き止めを振り切る2つの方法
その具体的な解決策なしで引きとめや退職の意思の無視をするのであれば、即退職してもいいと思える基準です。自分の存在価値が発揮できる場所があるはずです。
有給や退職金をもらいたい
有給の申請は退職金の交渉をした場合は、個人で交渉するよりも退職代行サービスの会社から促してもらうのは有効です。
歯科医院はただでさえスタッフの人数が少ないため、正社員で働いている時は有給がなかなか取得しにくいです。
勤務年数によってスタッフには必ず有給休暇がつきます。退職金は規定があれば受け取ることができます。
法律的な側面も含めて交渉するのであれば、 自分一人でやるよりは専門家を建てた方がスムーズにいくと思います(退職代行サービスはその名の通り退職を代行するだけサービスですが、有給の申請は提案してくれます)
どうしても自分で言い出せない
どうしても自分で言い出せないときは退職代行サービスを使いましょう。性格的な理由だけでなく、仕事場の環境によるところが大きいです。
ずる休みしてしまって出勤しにくいみたいな状況でも、似ているかもしれません。
もちろん本当であれば業務を引き継ぎしてちゃんと伝えるのが責任のある行動かもしれませかもしれませんが、それを放棄してでも何か自分の中で思うところがあると考えると早めの決断は必要かもしれません。
繰り返しになりますが、退職代行サービスの利用相場は3万円ほどです。その金額を払ってもういいから退職したい!というのであれば積極的に使うべきでしょう。
夢に出る
これは結構有力な判断基準でして、夢に出るほどのことであればすぐ辞めたほうがいいとかと。
脳みそにまでストレスが及んでしまっていて、何一つあなたにとっていいことはありません。
そのままにいると本当に心と体を壊して出勤できなくなったり、最悪しばらく働くことができなくなってしまいます。
シンプルな判断基準ですが、自分の健康を守るために重要な基準です。
✔︎ 退職代行サービスの選び方
【歯科衛生士向け】退職代行サービスの選び方+おすすめ3選【確実に退職したい】
まとめ:自分の身体と心を守るため、退職代行は利用する価値がある。
今回の記事をまとめます。
・歯科衛生士の退職に「退職代行サービス」を利用するのはアリ
・悪化した人間関係、改善されない給料や仕事量、執拗な引きとめ、退職意志の無視などには有効
・有給消化や退職金のうながしも代行してくれる
・「夢に出る」は有力な退職の基準
・自分の心と身体を最優先
だれもが円満退職を望みます。(円満に退職するための手順は歯科衛生士が円満に退職する手順【即日退職する方法も紹介】で解説しています)
ですが、状況によってはそれが難しいこともあります。
優しい性格のため、ずるずる続けている衛生士さんもいます。板挟みは、自分の身体と心を追い込みます。
繰り返しになりますが、自分の健康を最優先に考えてくださいね。「勇気を持って退職したこと」「退職代行サービスを利用した経験」は必ず自分の財産になります。
今回は以上です。
✔︎ 退職代行サービスの選び方
【歯科衛生士向け】退職代行サービスの選び方+おすすめ3選【確実に退職したい】
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【女性向け退職代行】”わたしNEXT”を徹底レビュー【感想・デメリットあり】
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