【衛生士の転職】訪問歯科に強い求人サイト3選【未経験でも需要あり】
訪問歯科で働きたい歯科衛生士さんへ。
・訪問歯科で働きたいけど、オススメの求人サイトを教えて欲しい。
・自分にマッチした職場に巡り合うコツとかあるのかな。
・必要なスキルとかあれば知っておきたい。
本記事ではこういった疑問にこたえます。
■本記事の内容
この記事を書いている私は歯科医師です。
友人と共同でクリニック経営に携わっていて、毎日のように介護施設や精神病院、急性期の病院や障害者施設にいって訪問歯科診療をしています。
これまで100人以上の衛生士さんと一緒にお仕事してきまして、たくさんの入局と退職を身近でみています。
この経験をもとに、衛生士さんの転職情報をシェアします。Twitterで情報発信しているので、信頼の担保になると嬉しいです。
老人ホームで暮らす高齢者の中には、世代だからという理由で演歌ばかり聞かされて嫌気がさしているひともいる。本当はフォークやグループサウンズが聞きたいと。数十年後に「懐かしいでしょ?」と言われながらEXILEやジャニーズやAKBばかりを流され、歌わされる自分の姿を想像してツラくなった。
— しろたぬ@歯の人☘お豆腐メンタル (@shirotanu_dds) 2020年7月19日
『老人ホームで暮らす高齢者の中には、世代だからという理由で演歌ばかり聞かされて嫌気がさしているひともいる。本当はフォークやグループサウンズが聞きたいと。
数十年後に「懐かしいでしょ?」と言われながらEXILEやジャニーズやAKBばかりを流され、歌わされる自分の姿を想像してツラくなった』
【歯科衛生士向け】訪問歯科に強い求人サイト3選
結論から言うとどこのサイトも大差なしです。大手を中心に登録しておけばOKです。
そもそも「訪問歯科ってなんだろう...?」という方は【訪問歯科とは..?】訪問歯科診療とは何者なのかを解説します【聞き慣れない】を参考にしてください。
✔︎ 【訪問歯科に強い求人サイト 3選】
・ファーストナビ | ※ 求人数が日本最大級。会員登録で非公開求人が閲覧可能。内部情報に詳しい。
・ジョブメドレー | ※ 細かい条件で検索できる。登録で新着求人が確認可能。就職でお祝い金あり。
・Guppy | ※ 歯科業界では老舗。会員登録でスカウト機能や、独自の適性診断機能が利用可能。
”訪問歯科”の求人数が多い
と言っても歯科衛生士向けの求人サイトは山ほどあるので、求人数の多いものに登録することは大切です。
求人数が多ければ選択肢が圧倒的に広がります。
百聞は一見にしかず。今回紹介したこの3つのサイトのスクショです。
ファーストナビは3,661件。東京で380件です。
ジョブメドレーは1,999件の求人があります。東京で203件です。
Guppyは618件の求人数です。東京で105件です。
特にファーストナビとジョブメドレーは1,000件を越え、かなりのボリュームです。
細かい条件で検索ができる
検索が細かいことも転職には重要です。
希望する環境が個人によって違うため、 細かい検索ができればできるほど、自分に合った職場を絞ることができます。
給料がいくら以上、勤務時間は何時まで、通勤時間は30分以内....。ここらへんは個人差がありますよね。
人によってはパートで働きたかったり、ネイルOKを希望したりすることもあるので、特殊な条件での検索は必要です。
価値観を考慮しつつ、検索できると便利ですよね。
求人サイトに騙されない
求人サイトを見ていると、よく目に付く求人だったり、とても魅力的に見える求人が飛び込んでくることがあります。
病院側は求人サイトにお金を払えば広告を上位出すことも出来ますし、何度も表示させることができます。
ですので求人サイトで人気の求人が、あなたにマッチする職場とは限りません。
求人サイトとしてもあなたに転職してもらうことで利益が生まれますので、言いなりになってはいけません。
言いなりにならないためには簡単で、会員登録をして自分に必要な情報のみを受け取るようにすることです。
こうすることで全てをチェックする手間も省けますし、常に自分にマッチした求人のみを見ることができるので、給料相場の感覚を養うこともできます。
良い求人に巡り合うために
タイミング
求人サイトを使いこなしても、でてくる求人先が微妙だったらあまり意味がないですよね。
転職はハッキリいって、タイミングです。
求人サイトに登録して求人情報をチェックして、そこでメールをやりとりしたり実際の面接で話を聞いてみる...こういうプロセスを何度か試した後に、最終的にはあなたが判断しなければいけません。
そのため、求人先に選ばれるのではなく求人先を選ぶという意識が大切です。
「これだ」と思う求人が出てきたらまずは行動してみることをオススメします。
条件・価値観
自分の条件や価値観をしっかりイメージしておくことは重要です。
給料や通勤時間や勤務時間など自分の生活と仕事のバランスを考えつつ、求人を検索しましょう。
条件が広すぎても大量の求人が出てきてしまいますし、 逆に狭すぎると見つかりません。
求人サイトを使いつつ、感じをつかむのは大切です。
どれくらい転職に急いでいるかにもよりますので、まずは色々検索してみましょう。
求人サイトの定期的なチェック
求人サイトを定期的に見ておくというのはとても有効です。
給料などの相場などを常に比較できるので、自分の価値を見つめ直すことができます。
ただ定期的に求人サイトを確認するというのは、わりとめんどうです。
おすすめは求人サイトに登録して条件にマッチしたメールを受け取るようにしておくことです。
こうすることで手間が省けますし、自分にマッチした求人を見逃すことはありません。
訪問歯科で必要なスキル
訪問歯科で働くにあたって、必要なスキルはありますか?という質問をよく受けます。
答えは「特に必要ありません」です。
訪問歯科の歯科衛生士さんの仕事は一般診療とちょっと違って、診療のアシストはもちろんですが口腔ケアがメインです。
対象となる患者さんは認知症だったり高齢だったり体が不自由だったり、病院に通院できない患者さんなので、治療内容というよりは治療の時間やコミュニケーションに重点をおきましょう。
今までやってきたスキルはそのまま活かすことができます。
患者さんの家族や介護に関わる人たちとのコミュニケーションや連携も必要になるので、そこは訪問歯科をやりつつ覚えることができます。
私もそうですがみんな最初は初心者です。未経験から始めて今はバリバリ訪問歯科をやって衛生士さんも多いです。
それでも少し何か勉強しておきたいという積極的な衛生士さんは「有病者の歯科治療」や「嚥下の知識」を読んでおくと幅が広がります。
※ 嚥下に関しては「嚥下障害ポケットマニュアル」を持っておくと便利です。白衣のポケットにも入るので、実際に働いたときに移動中でも読むことができます。やや高額ですが、一冊持っていて損はないと思います。
やめた後を考える
これから転職を考えているのに何で?と思うかもしれませんが、転職前に辞めた後を考えておくのは重要です。
前提として病院はあなたを守ってくれません。
忠誠を誓うような病院だったとしても、経営が怪しくなったら個人は切られます。
そのため病院=家族のような質問の仕方をしていると、病院が傾いた時に脱出できなくなります。
これを頭の片隅に入れつつ、将来自分がどうしたいかをイメージしておきましょう。
>>参考:【辞めたい..】退職理由から考える、歯科衛生士におすすめの転職基準【うつ病回避】
働きつつ、稼ぎつつ、勉強しつつ、将来のことを考えるという思考は大切です。
自分の能力を上げれば、転職も有利に進めることができます。
まずは行動。動きつつ考えましょう!
なんでもそうですが、まずは行動してみないと何も変わりません。
今回紹介した転職サイトを使うタイミングはいつかと言われれば、思い立った今が一番正解です。
転職活動はハードに感じるかもしれませんが、より良い転職自分のスキルアップを目指すために少し歯をくいしばることも必要です。
まずは行動して、そのあと動きつつ考えましょう。
歯科衛生士向けの求人サイトは1度登録してしまえば、後はメールを確認しつつ自分にマッチしたと思う病院に応募するだけです。
紹介した求人サイトの登録はそれぞれ1分程度で終わるので、是非この機会に行動してみてください。
✔︎ 訪問歯科に強い求人サイト【とりあえず登録する価値あり】
・ファーストナビ | ※ 求人数が日本最大級。会員登録で非公開求人が閲覧可能。内部情報に詳しい。
・ジョブメドレー | ※ 細かい条件で検索できる。登録で新着求人が確認可能。就職でお祝い金あり。
・Guppy | ※ 歯科業界では老舗。会員登録でスカウト機能や、独自の適性診断機能が利用可能。
>>参考:歯科衛生士求人サイト「ジョブメドレー」を徹底解説【デメリット・退会方法まで】」
>>参考:歯科衛生士の転職で転職エージェントをつかうメリット【5つある】
✔︎ 【年代別 歯科衛生士におすすめの転職サイト】
・20代向け:【失敗しない転職】歯科衛生士向け求人サイトを3社比較した【おすすめは全部】
・30代の歯科衛生士におすすめする求人サイト 3選【良質な職場に巡り会う】
・40代歯科衛生士が使うべき転職サイト おすすめ3選【求人の質を重視】
・50代歯科衛生士の転職に強い求人サイト おすすめ2選【東京以外もOK】