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介護と医療に関わるすべての人にむけた歯医者のブログ

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【歯科衛生士の年収】地域・年齢の比較もあり【年収500万円は射程内。1000万円はキツい】

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歯科衛生士の平均年収について知りたい人へ



・衛生士の平均年収ってどのくらいなのかな。


・年齢や地域ごとの年収も知りたい。


・1000万円とか稼げる病院ってあるの?


本記事ではこういった疑問に答えます。


本記事の内容

この記事を書いている私は歯科医師です。


友人と共同でクリニック経営に携わっていて、毎日のように介護施設や精神病院、急性期の病院や障害者施設にいって訪問歯科診療をしています。


Twitterで情報発信しているので、信頼の担保になると嬉しいです。

『介護や医療って、需要があるのに人手不足の業界といわれます。
エラい人はもちろんご存知だと思いますが、基本的に需要というのは「必要なのでキチンとお給料を払います。休みもあります」という上に成り立つもので、「必要だけどお金は渋ります。休日は返上してください」というのは需要と呼びません』



歯科衛生士の平均年収は「350万円」

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歯科衛生士の平均年収は350万円です。手取り月給にすると約24万円。


これは厚生労働省 賃金構造基本調査を見ると分かります。


日本の女性労働者の平均年収が272万ですので、歯科衛生士は女性の従業者の中では比較的給料に恵まれた職業です。


資格職なので、結婚や出産、子育てのようなライフイベントにも対応しやすい職業です。


また、いまの高齢化社会でとてもニーズのある職種です。


【歯科衛生士の平均年収】地域差


地域差を比較してみます。


✔︎ 【衛生士の平均年収】地域ごとの比較

・北海道・東北 300万円
・関東 360万円
・東海 340万円
・甲信越・北陸 310万円
・関西 350万円
・中国 290万円
・四国 300万円
・九州・沖縄 290万円



関東と関西が平均年収が高めです。東京、大阪を中心とする首都圏は高年収です。


九州、沖縄と比べると60万円くらいの年収差があります。


ただ地域の物価差があるので、この60万円の差は体の感覚として大きく感じることはないと思います。


ちなみに県ごとであらわすと、ベスト3は東京、神奈川、埼玉の順です。


✔︎ 【衛生士の平均年収が高い県ベスト3】

・東京 390万

・神奈川 385万円

・埼玉 380万円


やはり首都圏は需要が多いため、平均年収も高くなります。


【歯科衛生士の平均年収】年齢の比較


次に年齢で比較してみます。


✔︎ 【衛生士の平均年収】年齢ごとの比較

・20〜24歳 300万円
・25〜29歳 330万円
・30〜34歳 340万円
・35〜39歳 350万円
・40〜44歳 410万円
・45〜49歳 380万円
・50〜54歳 400万円
・55〜59歳 400万円



40歳超えてくると平均年収は高くなってきます。


これは経験によるところが大きいです。


ただし、それ以降の年収はあまり変化がないのが実情です。


自分の住んでる地域とか働きたい地域でもっと細かい年収を知りたいという方は、歯科衛生士向けの求人サイトを使うとわかりやすいです。


具体的には「ジョブメドレー」という求人サイトの検索機能がオススメです。詳しい使い方は「ジョブメドレー」を徹底解説【デメリット・退会方法まで】で解説しています。



✔︎ 【年代別の平均年収・給料の詳しい記事】


年収500万円以上稼ぐ方法【1000万円はきつい】

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歯科衛生士で年収500万円は頑張れば射程内です。1000万円はかなり厳しいです。


ジョブメドレーの検索機能をつかうと、”年収500万円以上”の条件で細かく調べることができます。


実際のスクショ


百聞は一件にしかず。実際の検索画面のスクショです。


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500万円以上稼げる歯科医院の特徴あげていきます。東京だと63件あります。


自費(保険外)診療のクリニックが多いです。


今もらってるお給料が平均より低い...と思った人は【給料が安い..】歯科衛生士の給料をあげる方法4選【月に数万円稼ぎつつ勝ち組をめざす】を参考にしてください。


あとあくまで500万以上”可能”なので、事前にしっかり確認するようにしてくださいね。


審美・美容・ホワイトニング


審美をメインにしている歯科医院の中には、平均年収500万以上で募集している病院があります。


特に女性にとって美に関しては需要が高いです。


歯の汚れを取ったり、歯を白くしたりするというニーズは一定数あるので、そこでバリバリ働いて稼ぐということは可能です。


ノルマがあったり歩合給だったりする可能性もあるので、事前に確認しましょう。


患者さんと信頼関係を築くことができれば、500万円以上は稼ぐことができます。


インプラント・矯正


インプラントや矯正などもう500万円以上稼ぐ求人があります。


審美歯科と同様で基本的に保険がきかない自費診療になるため、1回あたりの単価が高く、それが衛生士の給料にも反映されやすいです。


インプラントや矯正の需要も年々伸びてきていて、これから必要とされる分野です。


専門知識を身に付けることができるので、将来の投資にもなります。


単純に労働時間が長い


単純に労働時間が長いという場合もあります。


朝早くから夜遅くまでやっていたり、土日祝日も営業していたりする病院はその分勤務時間も長くなりがちで、給料は高くなります。


自分の時間を使えば使うほど、給料の総額は高くすることができます。


その分、仕事と生活のバランスをとることが難しくなってくるのも事実です。


健康が第一ということを忘れずに、勤務条件を確認しましょう。


例えば給料が月に10万円上がるけれど毎日の睡眠時間が3時間減る、ような場合は、健康が脅かされる可能性もありますので注意が必要です。


高給料の求人は人気


とは言え年収500万円以上となると求人としてはかなりの人気物件なので、あっという間になくなります。


そのため求人情報を定期的にチェックしておくことは重要です。


毎日求人サイトを確認するのはかなりの手間だいう人は、ジョブメドレーの「新着求人を受け取り設定」を利用しましょう。


条件にあった新着求人だけをメールで受け取れるので、いちいちサイトを見に行く手間が省けます。利用には登録が必要ですが、匿名で可能です。


実際に転職する場合、かならず登録が必要になるので、最初から便利な機能は使い倒すのはオススメです。


登録は1分程度で終わるので、是非この機会に行動してみてください。


>>いろいろな求人サイトで比較して確認したい方:【失敗しない転職】歯科衛生士向けの求人サイトを3種類比較した


まとめ:平均年収を頭に入れつつ、少しでも稼ぐために行動しましょう!

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記事のポイントをまとめます。


今回は歯科衛生士の平均年収を確認しつつ、平均以上の年収をもらえる分野を紹介しました。



・歯科衛生士の平均年収は「350万」


・首都圏と地方では60万ほど違う地域もある


・40歳以上は400万も可能だが、その後の伸びは少ない


・自費のクリニックは年収500万円以上のところも


ジョブメドレーに登録して、自分にマッチした求人のみ受け取るのは便利


・心と身体がなによりも大切



歯科衛生士の平均年収は350万円で、他の女性の仕事に比べれば給料的には恵まれています。また条件によっては500万円以上稼げる求人もあったりします。


歯科衛生士は資格職なので、どこにいてもどんなタイミングでも働くことができるのが強みです。


さらに働くうえでは、給料だけではなく人間関係などの環境は大切で、何より重要なのはあなたの心と身体の健康です。


”豊かさ”は個人によって違いますが、心の安定した状態で患者さんのために働ける環境を目指しましょう。


今回は以上です!


✔︎ 【年代別 歯科衛生士におすすめの転職サイト】



✔︎ 記事で紹介した求人サイト


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✔︎ 【歯科衛生士の給料をあげる方法】
【給料が安い..】歯科衛生士の給料をあげる方法4選【月に数万円稼ぎつつ勝ち組をめざす】




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