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介護と医療に関わるすべての人にむけた歯医者のブログ

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【嘘もあり】介護職を円満退職するシンプルな伝え方【退職理由と引き止め対策】

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円満な退職を考えている介護職の方へ。



・介護の仕事しているが、今の職場をやめたい


・円満に退職する方法ってあるのかな


・引き止めにあったらどうしよう



本記事ではこういった疑問にこたえます。

本記事の内容


想定読者:介護の仕事に携わるすべての女性

代表例:介護士、介護福祉士、ケアマネ、PT、ST、OT、MSW、ヘルパーさん


この記事を書いているわたしは歯医者です。


といっても診療室で治療しているわけではなく、毎日介護施設を訪問して、認知症の高齢者や介護の必要な人の歯科治療しています。


そのため、介護に携わる人たちと常に一緒にお仕事していまして、介護職の職場の現状を”一番近い外”からみてきました。


その経験から語ります。Twitterで情報発信しています。記事の信頼性担保につながれば嬉しいです。


『以前、退職の意志を伝えたら「必要だから」と引き止められたことがある。おぼろげながら、本当に必要なら最初から対策するよなぁと冷静に考え、やめた。その後「ちっ。ここで無理なら他で通用しないぞ!」と威嚇されたとき、決断は間違っていないと確信した。必要なのは自分じゃなく駒のことがある』





介護職を円満退職するシンプルな伝え方【退職理由を考える】

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円満退職するために、退職理由とその伝え方は最重要ミッションです。


まずは円満退職までの全体の流れを簡単に把握しましょう。

円満退職までの流れ


・上司に相談
 ↓
・退職日を決める
 ↓
・引き継ぎ
 ↓
・書類の返却や受理
 ↓
・退職


この順番に一つ一つやっていきましょう。


退職理由は「上司に相談」、つまり一番最初に必要なので、ここさえきっちり伝えることができれば、円満退職に大きく近づきます。


※具体的な書類などの手続きは【早くやめたい】介護職の退職手続きのすべて【簡単な手順・チェックリストつき】で解説しています。


上司に相談する際は、事前に就業規則や雇用契約書があるかを確認しておきます。ある場合は「退職するときは何ヶ月前に伝える」という記載があります。


それに準じて退職の意思を伝えましょう。


もし就業規則や雇用契約がない場合は、1〜2ヶ月後を目処にしてください。


理由を添えて退職の意思を伝えたら、日付を決め、業務の引継ぎを少しずつ開始するだけなので、最初が踏ん張りどきです。


【例文つき】介護職を円満退職するための「退職理由」【嘘もあり】



①:一身上の都合


②:次のステップに進みたい


③:ライフステージの変化


④:身体の不調


円満退職するため、退職理由はあくまで個人の事情にすることをおすすめです。


給料低い、業務が忙しすぎる、人間関係が改善されなかった、のような会社都合の理由にすることは、退職までの期間が気まずくなってしまいます。


円満のためには本音は一度置いておいて、嘘でもいいのでハッキリとした理由を穏やかに伝えましょう。


介護職を円満退職するための「退職理由」①:一身上の都合


まずは一身上の都合で伝えてみてください。


これで納得するのであれば、詳しいことを伝える必要はありません。


本来細かい理由を伝える義務はありませんので、これで突き通すこともできます。


ただ、多くは理由を添える方が円満に退職できますので、理由の準備はあって損はありません。


介護職を円満退職するための「退職理由」②:次のステップに進みたい


次へのステップアップを希望する場合は説得力のある理由になります。


具体的には「資格の取得」「他業種への興味」です。


今の職場でできないことをやりたい、という内容だと効果が増します。


介護職を円満退職するための「退職理由」③:ライフステージの変化


人生のライフステージの変化も十分な内容です。


具体的には「結婚」「引っ越し」「身内の介護」「出産」「子育て」です。


職場が近いような状況を知られる可能性があるときは、あまり嘘をつくのは得ではありません。


ただし、予定が変わった、ということもできますので、無理難題な理由ではないです。


介護職を円満退職するための「退職理由」④:身体の不調


身体の不調も円満退職するに値する理由になります。


事実、介護の仕事をしていると「腰」と「メンタル」じゃ不調になる人がとても多いです。


少しでもおかしいときは、自分の健康を守る意味でも、おやすみすることは大切です。


【伝え方】実際の例文


実際に伝えるときの例文を2つあげておきます。


✔︎ 例文 ①

以前から興味のあったアパレルの仕事にチャレンジしたいと思いまして、退職させていただきたいと思っています。

つきましては2ヶ月後の△月をもって退職ということで、ご了承いただきたく存じます。

引継ぎは迷惑のかからぬようにしっかりいたしますので、どうぞよろしくお願い致します。


✔︎ 例文 ②

遠方に住む義母が要介護状態になりまして、家族間で話し合った結果、私が介護に通うこととなりました。

そのため退職させていただきたく思います。

突然で申し訳ありませんが1ヶ月後の退職をご了承いただきたく存じます。

仕事はしっかりとやらせていただきますので、、よろしくお願い致します。


穏やかに明確に伝えましょう。


引き止め理由から対策を考察【介護職の円満退職】

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引き止めは円満退職の障壁です。


介護職の人が退職の意思を伝えると、引き止められることがあります。


退職の意思を決めていても、かわしきれずにズルズルいってしまう優しい人も大勢います。


引き止めに流されないために、引き止める理由から対策を考えていきましょう。


引き止めの具体例


✔︎ 【考えなおして欲しい】

仲の良い同僚いやお世話になった上司からの引き止めは、嬉しいものです。


やむを得ない都合があると説明し、感情に流されずに退職の意思を伝えましょう。



✔︎ 【役職や待遇を改善する】

役職に不満があって転職する場合は、考え直しても良いかもしれません。


ただ退職をほのめかしてから役職を改善するという、後手後手の会社体質だということは頭に入れておくべきです。



✔︎ 【後任が見つからない】

後任が見つかるまで待ってほしいと言われると、特に責任感の強い人は躊躇してしまいます。


引き継ぎをしっかりしますと伝え、職場への迷惑を最小限にするため努力している姿を見せましょう。


勘違いしやすいのですが、”後任がみつからない”が”退職できない”とイコールではありません。



✔︎ 【退職の意思を無視する】

退職日の相談をしてもその後まったく音沙汰がなかったり、うやむやに流されたりする場合は、先日相談した件どうなりましたかと確認しましょう。


それでも不誠実に対応するのあれば、「お伝えさせていただいたように△月□日で退職させていただきます」と報告しましょう。


本来は忘れたり、無視したりするないようではありませんので、円満退職そのものが難しくなってしまいます。



✔︎ 【ここで無理なら他では通用しない】

このように人格を否定することや精神的に追い込んでくるやり方は、真面目な人ことを受け止めがちです。


このようなときは、むしろ退職という選択肢が大正解です。


あくまで主観的な言葉なので予定通り何日にやめさせていただきます、で問題ありません。



✔︎ 【脅しや罵倒】

脅しや罵倒などパワハラまがいの行為に屈する必要はありません。


円満退職どころか即日にはやめていいレベルです。即日退職したり労基に駆けんでもおかしくない状況です。


即日退職については【女性介護職向け】退職代行サービスの選び方+おすすめ3選【もう限界...失敗したくない】で詳しく解説しています。


結論、介護士さんむけの退職代行は「わたしNEXT」という会社がオススメなのですが、利用の仕方は【女性向け退職代行】”わたしNEXT”を徹底レビュー【感想・デメリットあり】で解説しています。


万が一のときはどうぞ。

✔︎ 【緊急:介護士にオススメの退職代行サービス】

わたしNEXT ※ 女性に特化した手厚いサポートがウリ、最大5万円のお祝い金がもらえる、創業15年の老舗

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引き止めには着地点を決めておくと効果的


あらかじめ引き止められることを見越して、着地点を決めておくのも有効な作戦です。


どうしても介護の世界は人材不足で、引き止められがちです。


例えば、退職希望日を短めに入っておいて少し長く交渉されてもそこで妥協する 、引き継ぎを口頭だけではなく文章や図で説明する...


など今の職場にメリットがあるプラスアルファを用意しておくと円満に退職できます。



✔︎ 情で残るのはよくない。断る勇気を持ちましょう。


情で残るのはよくありません。断る勇気を持ちましょう。


引き止めがあるということはあなたを必要な人材だと思っていることです。


それは誇りに思ってよいことです。


その反面、そんな必要な人材に「やめたい...」と思わせてしまう職場であることも事実です。


必要な人材であるあなたは、あなたを本当に必要とする職場で輝くべきではないでしょうか。


別に円満退職じゃなくてもよい【介護職は自分の健康を最優先すべき】

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身も蓋もない話になりますが、そもそも必ずしも円満退職じゃなくても良いと思います。


なぜならこちらが円満退職をのぞみ、穏やかな伝え方をしたとしても、職場側が円満退職を認めない場合があるからです。


そのため円満退職は目指しつつも、自分が限界を迎える前に退職をするということが重要です。


「うまく円満退職するのが目標だけど、結局は退職すること自体が一番の目標」だということをわす忘れないでください。


そしてなにより、自分の心と体を最優先してください。


今回は以上です。


✔︎ 【記事で紹介した退職代行サービス】

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✔︎【わたしNEXTの利用方法】
【女性向け退職代行】”わたしNEXT”を徹底レビュー【感想・デメリットあり】

✔︎【介護士さん向け 退職代行の比較】
【女性介護職向け】退職代行サービスの選び方+おすすめ3選【もう限界...失敗したくない】

✔︎【こんな状況ならすぐに退職すべき】
【女性介護職の方へ】すぐにでも退職すべき自覚症状【ただしバックレ(無断退職)は損】

✔︎【介護職の退職手続き・チェックリストつき】
【早くやめたい】介護職の退職手続きのすべて【簡単な手順・チェックリストつき】






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