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【口コミ最強のマウスウォッシュ】コンクールF を歯医者が徹底レビュー

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マウスウォッシュ「コンクール F」 が気になる人へ。



・マウスウォッシュ「コンクール F」 のレビューをみてみたい


・洗口液ならコンクールF がよいってきいたけど、実際の効果はどうなのかな


・メリットとデメリット、副作用も知りたいな


本記事ではこういった疑問にこたえます。


本記事の内容


この記事を書いている私は歯医者です。


毎日、歯磨きの後にコンクール Fを使って洗口しています。


そんな私が本記事で、コンクールF をレビューしていきます。


効果だけでなくデメリットもお話ししますので、コンクールFを試してみたいという方はぜひご覧ください。


Twitterで情報発信していますので、記事の信頼性担保につながると嬉しいです。


1分ほどで読み終わります。


『なぜ歯磨きするかというと、歯の汚れを落としてむし歯や歯周病を予防するためです。でもさらにその先には「美味しくゴハンを食べる」という超重要な目的がある。
痛みや腫れは味を消失させるし、そもそも歯があるからこそ噛める。入れ歯になると噛む力は50%以下になります。歯磨きは食べる楽しみを守る』


【口コミ最強のマウスウォッシュ】コンクールF を歯医者が徹底レビュー

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マウスウォッシュは歯磨きの後の仕上げとして利用するもので、洗口液と呼ぶこともあります。


※ ブラッシングすることで効果を発揮するデンタルリンス(=液体ハミガキ)とは使い方が異なるで、一緒にしないように注意しましょう。


コンクールF はマウスウォッシュ(=洗口液)として、ウェルテック社より1990年に発売されました。


依頼ずっと、マウスウォッシュの売れ筋ランキングや洗口液の口コミで上位を占める人気商品です。


・Amazon 洗口液 売れ筋ランキング1位

・yahooショッピング マウスウォッシュランキング1位

・LOHACO マウスウォッシュ売れ筋ランキング2位


歯医者である私も、オーラルケアには欠かせないグッズとしてずっと愛用しています。


実際の使用感としては、ややミントの味と香りがかすかに感じる程度で、爽快感があります。


市販の洗口液は刺激や辛さのあるものが多いですが、コンクールF は刺激がすくないので、つよい刺激が苦手な方でも使えると思います。


事実、歯科関係者の間からも評判は上々で、多くの歯科医院で使用されている商品なのでオススメです。


【3つある】コンクールF の効果

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歯科関係者に支持される大きな要因はコンクールF に3つの大きな効果があるからです。


✔︎ 【コンクールF の効果】

①:むし歯の発生、進行を予防

②:歯肉炎、歯周病の予防

③:口臭の防止


【根拠】コンクールFにはなぜ効果があるのか


コンクール F が効果がある根拠は、含まれる成分です。


成分表を見ると分かりますが、 複数の薬用成分が含まれています。


特に効果があるのはグルコン酸クロルヘキシジンです。


グルコン酸クロルヘキシジン

・殺菌作用

・付着抑制作用


殺菌作用で、細菌の細胞膜に障害を与えて殺菌します。


さらに付着抑制作用により、歯の表面・粘膜に細菌が張り付かないする効果があります。 


そして抗菌作用が12時間持続と長いことも特徴です。


他の成分にも以下のような効果があります。


グリチルリチン酸アンモニウム 

急性や慢性の炎症に対して高い効果


緑茶抽出液

抗炎症作用や抗アレルギー作用


コンクールFに含まれるこれらの成分により、根拠のある効果を発揮します。


コンクールF 効果なし説


コンクール F には効果がないという説もあります。


確かに12時間たつと効果が薄くなりますし、コンクール Fを使うだけでは虫歯そのものを防止することは出来ません。


ですが上記に示したように、グルコン酸クロルヘキシジンには科学的な根拠がありります。


そのためコンクールFには、虫歯や歯周病、口臭を予防する効果が期待できます。


【欠点あり】メリットとデメリット

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続いてコンクール F のメリットとデメリットを紹介していきます。


✔︎ デメリット

デメリット ①:刺激

デメリット ②:着色

デメリット ③:アレルギー

デメリット ④:汚れそのものを落とす効果はない


✔︎ メリット

メリット ①:殺菌効果が高い

メリット ②:経済的でコスパ最強

メリット ③:使い方が簡単

メリット ④:1990年から販売されている信頼


まずはデメリットから解説します。

デメリット ①:刺激


多少の爽快感があり、これを刺激と感じることがあります


これはアルコールとメントールが含まれているからです。


※ コンクールFは水で希釈して使用するため、アルコール濃度はごくわずかになります。原液使用の洗口液に比べて刺激も少ないです。



デメリット ②:着色


グルコン酸クロルヘキシジンや歯や舌に黄ばみとして、着色することがあります。


これはグルコン酸クロルヘキシジンがポリフェノールなどの食べ物と反応しやすいからです。


※ とはいえ着色するのはかなり長期で使用した場合で、歯科医院での清掃によりとることができます。私は10年以上使っていますが、着色はありません。


デメリット ③:アレルギー


グルコン酸クロルヘキシジンでアレルギーを起こすことが稀にあります。


くすり等で発疹等の過敏症状を経験したことのある人は、十分注意して使用してください。


使用中にじんましん、息苦しさ等の異常があらわれた場合には使用を中止して、病院を受診してください。


デメリット ④:汚れそのものを落とす効果はない


コンクールFだけでは、歯の汚れそのものを落とすことは困難です。


あくまでコンクール F は洗口液で歯磨きの後に使うものだからです。


そのため、歯磨きは必須です。


しっかりとブラッシングを行い、歯間ブラシや糸ようじをした後にコンクールFの使用をおススメします


※ 海外では味覚障害が報告されていますが、国内基準の濃度では味覚障害を起こしたれいは報告されていません。また、口の中に傷やひどいただれ等のある人は使用はオススメしません。


メリット ①:殺菌効果が高い


根拠のある成分で殺菌効果が高いです。


コンクール F に含まれる成分は科学的根拠が高く、効果が期待できます。


特にグルコン酸クロルヘキシジンには、虫歯や歯周病、口臭を予防する効果があります。


メリット ②:経済的でコスパ最強


コンクール F の価格は定価1,100円(税込)です。


コンクール Fは水で薄めて使用する洗口液なので、経済的です。


1回あたり約1〜2円。


原液使用の洗口液(マウスウォッシュ)と比べて1回あたりのコストが安く、長く使えます。


100mlタイプを1日2回の使用して、1本で約1年ほど使うことができます。


洗口液にしてはやや高めですが、むし歯になって歯医者にかかるコストを考えると、費用対効果は高いと思います。


メリット ③:使い方が簡単


コンクール Fは使い方が簡単です。


コップの水に5滴垂らすだけです。


持ち運びも簡単で、置く場所にも困りません。


使い方は下記で紹介します。


メリット ④:1990年から販売されている信頼


コンクール F は1990年の発売されて以降、ずっと使われているという信頼があります。


効果があるからこそ今まで歯科医療従事者を中心に支持を集めています。


これほど長い期間使用されている洗口剤はありません。


Amazon最安値 >> コンクール F

【かんたんな手順】コンクール F の使い方

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✔︎ コンクール F の使い方

① :コップに25~50mlの水を入れる

② :コップにコンクールFを5~10滴垂らす

③ :口の中に含み数回すすぐ


コンクール F の使い方は上記の通りです。(公式)


一般のマウスウォッシュと使用法は変わりありません。


コンクール F は歯磨きの後と寝る前の使用が効果的です。


使用後、水でのうがいは必要ありません。


【疑問をすべて解決】よくある質問

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コンクール Fに関して、よくある質問に答えます。

✔︎ よくある質問

・使用期限はいつまでか

・1回の使用量はどのくらいか

・うがいは必要か

・使用するタイミングはいつか

・1本でどれくらい使えるか

・うがい後、飲んでもよいか

・妊婦、授乳中でも使用できるか

・高齢者、子供に使用できるか

・つくり置きしてよいか

・副作用はあるのか

・抜歯後も使えるか


上記の通りです。


使用期限はいつまでか

製造から3年です。


開封後は半年を目安に使用しましょう。


1回の使用量はどのくらいか

水25~50mlに対して5〜10滴です。


私はずっと5滴で使っています


色と量のイメージを貼っておきます。


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うがいは必要?

コンクール F を使ってうがいした状態そのままで問題ありません。


改めて水でうがいする必要はありません


使用するタイミングはいつか

「歯磨き後」と「寝る前」がおすすめです。


睡眠中の細菌の増殖を抑え、起床時のお口のベタベタ、不快な口臭を軽減します。


1本でどのくらい使えるか

100mlタイプなら400~700回使うことができます。


1日2回の使用で、1本につき約1年ほど使うことができます。


うがい後、のみこんでもよいか


うがいの後、飲み込んでも問題ありません。


妊婦、授乳中でも使用できるか

妊婦や授乳中の方でも問題なく利用できます。


気分や体調が少なくなったら使用は控えてください。


高齢者、子供に使用できるか

高齢者は問題なく使用できます。

子どもでも、うがいが可能であれば使用できます。


つくり置きしてよいか

作り置きはおすすめしません。


成分が揮発して、十分な効果が得られない可能性があります


副作用はあるのか


コンクール F に含まれる成分の一つグルコン酸クロルヘキシジンによる副作用として着色やアレルギーの可能性が挙げられます。


ただし、日本での濃度は0.05%と国際基準よりもかなり低めですので、問題ないと考えてよい範囲です。


また、繰り返しになりますが、海外では味覚障害が報告されています。


ですが、国内基準の濃度では味覚障害を起こした症例は報告されていません。


抜歯後も使えるか


歯を抜いたりした後も使用することはできます。


キズの消毒ではなく、口の中をきれいに保つという意味での効果を期待できます。


お口の中を清潔に保てるのでオススメです。


※ その他、コンクールF に疑問がある場合、発売元であるウェルテックに問い合わせすることができます。

0120-17-8049  受付:9:30〜12:00、13:00〜17:00(土日祝除く)


✔︎ 緊急時には口腔ケアが必須

余談ですが、災害などの緊急時には口腔ケアが重要です。


肺炎の発症をおさえる効果があるからです。


防災グッズにコンクールを忍ばせておくことをつよくオススメします。


>>参考:【不足します】災害時に必要な口腔ケア用品5選【防災グッズにいれておこう】


【買い方】コンクール F の購入方法

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コンクールF の定価は1,100円(税込)です。


購入するには2つの方法があります。


✔︎ コンクールFの購入方法


・店頭販売(薬局やコスメショップ)


・ネット通販(Amazonや楽天)


基本的に歯科専売なので取扱いをするお店はやや少なめです。


店頭販売(薬局、コスメショップ)


薬局屋コスメショップのような販売店で取扱いがあります。


すべての薬局、コスメショップに取り扱っているわけではないので、実際に行って確認する必要があります。

ネット通販

Amazon のようなネットショップで購入することができます


ですが、一本だけ買うには定価より100〜200円ほど割高になります。


※ ネット上では1,100円以下で売っているネットショップもありますが、送料等を含めると割高になることがほとんどですので注意してください。


Amazonで最安値の商品を紹介しておきます。

Amazon最安値 >> コンクール F


また、まとめ買いすると定価より安く購入できますが、まずは一本から試してみるのが良いかと

コンクールF お得3本セット


コンクールの歯磨きジェルジェルコート F は薬局では販売していないので、セットで買う場合はネットでの購入がお得です。

コンクールF +ジェルコーF(洗口液+歯磨きジェル)


>>参考:【口コミNO.1】コンクール ジェルコートF を歯医者がレビューする


まとめ:マウスウォッシュ「コンクール F」 を歯医者がレビューした

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今回の記事をまとめます。


近年は高齢化が進み、長生きする人が増え、歯の大切さは重要性を増しています。


歯は食べるため、笑うため、生きるために必要で大切な身体の一部です。


歯を失う大きな原因は虫歯と歯周病で、その原因は細菌です。


歯が悪くなって歯医者に通うことになると、経済的にも時間的にも身体的にも疲れます。


コンクール F はあなたの口の中を殺菌する大きな助けの一つになります。


歯医者としてもオススメのコンクール Fをぜひ使ってみてください。


今回は以上です。


【最安】歯医者がオススメのマウスウォッシュ >> コンクール F



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