比較あり:歯医者がおすすめする洗口液 3選【あなたに合った選び方】
おすすめの洗口液(マウスウォッシュ)が知りたい人向け。
この記事を書いている私は歯科医師です。
口は「食べる」「笑う」「話す」といった生きるために必要な、身体の機能です。近年はオーラルケア、口腔ケアの大切さが少しずつ浸透してきました。
そんな中で今回は「ニーズ別に3つだけ」洗口液を紹介します。そもそもどうやって選ぶべきかという話から、おすすめ3つの解説です。
Twitterで情報発信していますので、記事の信頼性担保につながると嬉しいです。1分ほどで読み終わります。
うつ病では歯磨きが面倒になり、むし歯や歯周病になりやすい…って話をしたけど、そんなときは洗口液を試してほしい。別名マウスウォッシュ。
— しろたぬ@歯の人☘お豆腐メンタル (@shirotanu_dds) 2020年11月2日
口に含んですすぐだけ。汚れそのものは落とせないから、本来は歯磨きの仕上げ用。でも何もしないより効果あり。災害時やつわりのひどい妊婦さんにも有効です
『うつ病では歯磨きが面倒になり、むし歯や歯周病になりやすい…って話をしたけど、そんなときは洗口液を試してほしい。別名マウスウォッシュ。口に含んですすぐだけ。汚れそのものは落とせないから、本来は歯磨きの仕上げ用。でも何もしないより効果あり。災害時やつわりのひどい妊婦さんにも有効です』
まずは洗口液の選び方
まずは選び方のポイントです。
洗口液とは
洗口液とは、歯磨きのあとにすすぎで使う液体の薬品です。別名「マウスウォッシュ」 。
むし歯や歯周病、口臭の予防に効果があります。
世の中のオーラルケア製品には「洗口液」 と 「液体ハミガキ」の2種類があります。
・洗口液=マウスウォッシュ:歯磨きのあとにすすぎで使うもの
・液体歯磨き=デンタルリンス:歯磨き中につかうもの
上記の通りです。
用途を間違えないように気をつけましょう。
✔︎ 洗口液と液体歯磨きの見分け方
商品の裏面をみてください。
洗口液はその名の通り「洗口液」と記載されています。液体歯磨きは「液体歯磨」または「デンタルリンス」と記載があります。
この違いで見分けるようにしましょう。
>>参考:洗口液と液体歯磨きの違い【マウスウォッシュ・デンタルリンスもまとめて整理】
洗口液(マウスウォッシュ)の選び方
ポイントは2つです。
・アルコールの有無
選び方は上記の2つを基準にしましょう。
✔︎ 含まれる成分
洗口液は、「医薬部外品」を選びましょう。「化粧品」と「医薬部外品」にわかれています。
殺菌成分や、口臭防止の成分がふくまれるのは「医薬部外品」です。
✔︎ アルコールの有無
アルコールの少ない、もしくはノンアルコールの商品を選びましょう。
大量のアルコールは刺激や乾燥につながります。
※ ニッチすぎる洗口液はオススメしません。
あまり世の中に出回っていない洗口液もありますが、あまりおすすめしません。その理由は需要が低いから。
せっかく使い始めたのに、薬局やネットで買えなくなってしまったら、意味がありません。無難に有名どころからはじめるのがよいかな、と。
歯医者がおすすめする洗口液 3選【あなたに合った選び方】
いま紹介した条件を満たす商品を紹介します。
✔︎ 【歯医者がおすすめする洗口液 3選】
上記の通りです。
コンクールFは殺菌作用のつよい歯科専売の洗口液です。モンダミンとリステリンは国内でもシェアの大きい洗口液なので、どこでも買うことができます。
「コンクールF」 と「モンダミン プレミアムケアセンシティブ」の比較
むし歯や歯周病を徹底的に予防したいというひとはコンクールFがありかな...という印象です。とにかく刺激は小さめにという人ならノンアルコールのモンダミンが良いかと。
とはいえ、せっかく洗口液を使うなら、効果の高い方が良いかなと思います。なのでコンクールF一択かと。
※ コンクールFはAmazonやYahooショッピングでの洗口液売れ筋ランキング1位です。
すべての薬局で売っているわけではないので、近くの歯医者かネットでの購入がオススメです。
コンクールFの詳細は【口コミ最強のマウスウォッシュ】コンクールF を歯医者が徹底レビュー
をどうぞ。
「リステリン トータルケアプラス」はだれにおすすめ?
すぐに口臭を消したい!ようなとにかく即効性を求める方。リステリントータルケアプラスは刺激が少ないノンアルコールタイプですが、ミントの爽快感が強く、素早い効果を期待できます。
小さいボトルがついているので、携帯にも便利です。
まとめ:洗口液(マウスウォッシュ)は安すぎる
以上、3つの洗口液をまとめみました。
紹介した洗口液はどれも1,000円ほどかかりますが、実際に歯が悪くなって歯医者に通うことを考えると、圧倒的な節約になるはずです。
歯にかかるコストの感覚は以下の通り。
・インプラント:20万円以上
・入れ歯:高いものだと100万円
とはいえ、いくら殺菌作用のある洗口液でも、汚れそのものを落とす効果はありません。
これは歯磨き粉にもおなじことが言えます。(>>参考:比較あり:歯医者がおすすめの歯磨き粉 5選【目的別ランキング】)
むし歯や歯周病を予防する最強の方法はしっかり『歯磨き』することです。
そのため洗口液を過信せず、歯磨きの後の仕上げとして使用するようにしてみてください。
こういったアイテムはまず使ってみるのが一番です。
1本携帯しておくと災害時の口腔ケアにも役立ちますので、ぜひこの機会にお試しあれ。
✔︎ 【今記事で紹介した洗口液リスト】
・コンクール F:歯医者がおすすめ。殺菌作用をもとめる方。
・モンダミン プレミアムケア センシティブ:女性やこどもに。低刺激をもとめる方
・リステリン トータルケアプラス:素早い効果。即効性を重視したい方
✔︎ 【今のうちに準備してほしい】災害時にむけて:【不足します】災害時に必要な口腔ケア用品5選【防災グッズにいれておこう】
>>参考:比較あり:歯医者がおすすめの歯磨き粉 5選【目的別ランキング】
>>参考:比較あり:歯科医師のボクがおすすめするタフトブラシ3選【人気】
>>参考:【むし歯予防】キシリトールの効果を解説します【正しいガムの選び方】