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比較あり:歯科医師のボクがおすすめするタフトブラシ3選【人気】

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おすすめのタフトブラシが知りたい人へ。


この記事を書いている私は歯科医師です。


口は「食べる」「笑う」「話す」といった生きるために必要な、身体の機能です。近年はオーラルケア、口腔ケアの大切さが少しずつ浸透してきました。


そんな中で今回は「ニーズ別に3つだけ」タフトブラシを紹介します。


ボクは毎日歯磨きの後にかならずタフトブラシを使って、歯を磨いています。紹介するものは、実際に使用したことのあるタフトブラシです。


Twitterで情報発信していますので、記事の信頼性担保につながると嬉しいです。1分ほどで読み終わります。



『こんな状態に当てはまる人には、ぜひタフトブラシをためしてほしいな。・矯正中・歯並びが悪い・生え変わり途中・背の低い親知らずがある
筆のような形状が普通の歯ブラシでは届かない汚れを落とす。面倒ならまず3日に1度、歯磨き後に使ってほしい。薬局で300円ほど。歯は磨けない所から悪くなる』




【適応】タフトブラシを使うべき人

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次のどれかに当てはまりますか?


・歯並びが悪い

・奥歯のさらに奥を磨いた記憶がない

・矯正装置をつけている

・被せものが入っている

・背の低い親知らずがある

・生え変わり途中の歯がある子供

・妊娠中、授乳中である

・歯周病、歯槽膿漏といわれた


口の中には普通の歯ブラシだけでは磨けない場所が存在します。タフトブラシは普通の歯磨きでは落としきれない汚れを落とすために有効なアイテムです。


たくさんの種類がありますが、まずは使ってみようかなぁくらいの感覚でOKです。


タフトブラシとは?>> 参考:【すごい...】タフトブラシの効果・使い方【特徴は磨き残し撲滅です】


タフトブラシには毛先の短いもの、固めのもの...のように選択肢があります。好みといえば好みですが、無難な選択肢としては「歯ぐきを傷つけない」タフトブラシを選ぶことです。


※ 注意点:あまりニッチなタフトブラシはおすすめしません

タフトブラシは定期的に使うものですので、ニッチなものはおすすめしません。品切れになるような商品は継続性が失われてしまうからです。


歯医者のボクがおすすめするタフトブラシ3選

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✔︎ 歯医者のボクがオススメするタフトブラシ 3選


・ピーキュア:歯ぐきをいたわって磨きたい人

・プラウト:汚れをしっかりと落としたい人

・ラピス:タフトブラシをまずは試してみたい人


上記の通りです。


ピーキュアとプラウトはオーラルケア社という同じ会社の商品です。ラピスはweb上での販売網を広めています。


ピーキュアとプラウトの比較


しっかり汚れを落としたい場合はプラウトがありかな...という印象です。歯や歯ぐきを優しく磨きたい場合は、ピーキュアがよいかと。


とはいえ、歯ぐきを傷つけないことはとても大切なので、ピーキュア一択かなと思います。


このあたりは個人差がありますね。


毛先を載せておきます。

・ピーキュア
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・プラウト
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ピーキュア ※ ブラッシング圧をコントロールできる


プラウト ※ 密な毛先で汚れをかきだす


※ ピーキュアは歯科専売のため、ネットではあまり売っていません。そのため、価格も1本500円ほどとやや高めです。近くの歯医者さんで購入する、もしくはまとめ買いだと1本400円ほどにさがります。

まとめ買いはこちら>> ピーキュア 4本セット


ラピスは誰にオススメ?


まずはタフトブラシを使ってみたい人。


ネットでも買いやすく(ただし6本まとめ買い)、単価200円以下と価格も安いです。



ラピス ※ まずは試してみたい方。単価は安い



欠点としては、矯正装置に絡みやすかったり、耐久性がやや劣ります。


※ おすすめの歯磨き粉コンクール ジェルコートF 歯科専用を買うと、ラピスが1本ついてくるショップを見つけました。

【最安】歯医者がオススメの歯磨き粉 >> コンクール ジェルコートF(ラピス1本つき)


「コンクール ジェルコートF を知りたい方は【口コミNO.1】コンクール ジェルコートF を歯医者がレビューするを参考にしてください。


歯医者がピーキュアをおすすめする理由【自己ランキング1位】

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3つを比較して、ボクはピーキュアを選んでいます。


なぜかというと、毛先がやわらかく気持ちが良いからです。そのため、習慣化がしやすいです。


ピーキュアにはS(ソフト)、LS(ソフト) M(ミディアム)の3種類ありますが、何年もS(ソフト)をつかっています。


ピーキュアのスクショ


スクショをはっておきます。


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毛先が長く、柔らかいです。

奥まで届き、歯ぐきを傷つけません。


耐久性が高い


ピーキュアは耐久性に優れています。


PBTという素材でつくられているため耐久性はナイロンの数倍優れています。


耐酸性も持ちあわせており、細い毛材でブラッシング効果が得られます。


ブラッシング圧がコントロールしやすい


ピーキュアはブラッシング圧がコントロールしやすいです。


余分な力が入らない設計のグリップなので、歯や腕に負担をかけません。


歯科専売


ピーキュアは歯科専売のため、薬局やドラッグストアでは手に入りません。


むし歯と歯周病の予防に効果がある分、価格はやや高めです。


ですが、歯が悪くなって治療する方がコストはかかります。


通院する時間や手間も節約できます。


ピーキュアの実績


普通の歯ブラシだけでは約50%磨き残しがあると言われています。


ピーキュアを歯ブラシ後につかうと、その汚れがさらに半分以上、減少します。


むし歯や歯周病の予防に直結します。


そのため、すでに歯周病と診断された人でも、進行を抑制することができます。


まとめ:タフトブラシは安すぎる

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以上、タフトブラシの比較からおすすめをまとめてみました。


タフトブラシは手間でコストもかかりますが、実際に歯が悪くなって歯医者に通うことを考えると、簡単に回収できるはずです。


歯にかかるコストの感覚は以下の通り。


・白い被せ物:4万円以上

・インプラント:20万円以上

・入れ歯:高いものだと100万円


タフトブラシにお金を払っても、予防する価値はあると思います。


実際、ボクの周りでもタフトブラシを使っている人がたくさんいます。


タフトブラシの使い方や詳しい効果は【すごい...】タフトブラシの効果・使い方【特徴は磨き残し撲滅です】を参考にしてください。


繰り返しになりますが、下記の症状に当てはまる人はぜひこの機会におためしあれ。


こういったアイテムは使ってみるのが一番です。


✔︎ 【タフトブラシを使うべき人】

・歯並びが悪い

・奥歯のさらに奥を磨いた記憶がない

・矯正装置をつけている

・被せものが入っている

・背の低い親知らずがある

・生え変わり途中の歯がある子供

・妊娠中、授乳中である

・歯周病、歯槽膿漏といわれた


✔︎ 【今回の記事で紹介したタフトブラシ リスト】


ピーキュア ※ 歯と歯ぐきにやさしい


プラウト ※ 密な毛先で汚れをかきだす


ラピス ※ まずは試してみたい方。単価は安い


今回は以上です!




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