歯科衛生士のお給料で一人暮らし【結論:家賃を払っても貯金できる】
歯科衛生士の給料で一人暮らしできるか知りたい方へ。
・一人暮らしを考えているが、歯科衛生士の給料でやっていけるかな
・家賃はどのくらいが良いのだろう
・貯金もしたいけど、実際できるのかな..
本記事ではこういった疑問にこたえます。
■ 本記事の内容
この記事を書いている私は歯科医師です。
いままでたくさんの歯科衛生士さんと関わってきまして、給料事情や一人暮らしの不安などを耳にしました。
その経験から語ります。普段は高齢者歯科を中心に、ツイッターで医療と介護の情報を発信しています。
記事の信頼性の担保になると嬉しいです。
高齢者にかかわる仕事をしていると「楽しみは老後にとっておこう」みたいな考えはけっこう危険だと感じる。
— しろたぬ@歯の人☘お豆腐メンタル (@shirotanu_dds) November 14, 2020
目が弱くなると読書やゲームは疲れるし、足腰が悪いと遠出も難しい。今やりたいこと、今しか体験できないことはすぐにでも計画するべき。それに、ヒマな老後が存在する保証なんてどこにもない
『高齢者にかかわる仕事をしていると「楽しみは老後にとっておこう」みたいな考えはけっこう危険だと感じる。
目が弱くなると読書やゲームは疲れるし、足腰が悪いと遠出も難しい。今やりたいこと、今しか体験できないことはすぐにでも計画するべき。それに、ヒマな老後が存在する保証なんてどこにもない』
歯科衛生士のお給料で一人暮らし【家賃を払って貯金もできる】
結論、歯科衛生士のお給料で一人暮らしすることは十分に可能です。
一人暮らしができなくなるのは、何かの理由で「家賃を払えす、生活できない」状態です。
歯科衛生士の場合、身体さえ健康であればその状態に当てはまりません。
なぜなら単純に、資格職であること。そして、需要が伸びている職種でもあるからです。
歯科衛生士の給料相場【一人暮らしのために】
一人暮らしするためにはお金が必要です。
まず歯科衛生士の給料相場を見てみましょう。
✔︎ 歯科衛生士の給料相場(年収)
年齢 | 平均年収 |
---|---|
20-24 | 300万 |
25-29 | 340万 |
30-34 | 340万 |
35-39 | 350万 |
40-44 | 390万 |
45-49 | 370万 |
このように年齢とともに、給料が上がっていきます。
とはいえ新卒でも20代でも、家賃がバカ高い所に住まなければ一人暮らしは可能です。
むしろ若いうちに一人暮らしを経験することは経験値があがります。
✔︎ 【年代別の平均年収・給料の詳細】
・20代の歯科衛生士の給料と年収を解説します【20代後半にのびる】
給料に対する家賃の割合は大事
家賃は給料の30%ほどで押さえておくと、生活が圧迫されません。
ここでいう給料とは"額面"ではなくて"手取り"です。(手取りとは実際に振り込まれる金額です)
生活のためには家賃以外に食費、光熱費、通信費、交際費 、雑費がかかります。
そのため、一番大きな出費である家賃をコントロールすることはとても重要です。
首都圏に住むのか地方にするのかで家賃も生活費も変わります。そのため、給料に対する家賃の割合が大切です。
>>参考:歯科衛生士は東京での一人暮らしを経験すべきです【手順・実例つき】
歯科衛生士の一人暮らしで「貯金」は可能【実例つき】
歯科衛生士の一人暮らしで「貯金」は可能です。
家賃や交際費など大きな出費を計算さえしておけば、ある一定の金額は残すことができます。
✔︎ 【実例】給料の手取り20万円の場合
・食費 4万
・光熱費 1万
・通信費 1万
・交際費 4万
・雑費 2万
となり、毎月2万円ほどは貯金できる計算です。
数字上は実家に住む方が貯金できますが、結局使い切ってしまえば手元に残らないので個人次第というところです。
一人暮らしを始めるときは「初期費用」に注意
注意してほしいことは、 一人暮らしを始める時に初期費用がかかることです。
初期費用にかかる具体例は以下の通り。
・礼金
・前家賃
・仲介手数料
・引越し代
最近一人暮らしを始めた歯科衛生士さん数人に話を聞いたところ、平均で50万円ほどかかっています。
かなり大きな額ですが、あきらめる必要はありません。実家で暮らしているなら、頑張れば半年ほどでたまります。
最近は敷金と礼金が不要な不動産屋さんなんかもあるようです。>>参考:ビレッジハウス【敷金・礼金・手数料・更新料が全て無料!】
とはいえ、半年の時間がもったいない気がしますよね。
時間を有効に使うためにすぐに一人暮らしできる方法を紹介します。
すぐに一人暮らししたい歯科衛生士さんができること
貯金があまりなくても、一人暮らしすることができます。とくに新卒だったり、卒後まもない歯科衛生士さんはお金があまりありませんよね。
一人暮らしをするため、歯科衛生士として働く職場に期待できることは以下の2つです。
・住宅手当
・引越し手当(転居手当)
この2つを利用できる歯科医院に就職すると、一人暮らしが一気に現実的になります。
今働いている歯科衛生士さんは、勤務先の病院に交渉してみましょう。給料をアップする交渉よりも、伝えやすいのではないでしょうか。
病院の制度を利用する【働いて貢献しよう】
今紹介したように、歯科医院の中には歯科衛生士に対して「住居手当」「引越し手当」を支給するところがあります。
■ 引越し手当:遠方からの引越しの代金を補助してくれる
働きやすさを大切に考えている病院ではこのような制度が整っています。
そのため初期費用が少なく、むしろナシで一人暮らしすることができます。
病院に貢献しつつ、働きましょう。
「住居手当」「引越し手当」で病院を見つけるなら”ジョブメドレー”1択
一人暮らしをしたい歯科衛生士さんにとって、衛生士向けの転職サイト「ジョブメドレー」の利用は必須です。
歯科衛生士向けの求人サイトは山ほどありますが、「住居手当」「引越し手当」...この2つで検索できる求人サイトはジョブメドレーしかありません。
✔︎ 実際のスクショ
ジョブメドレーは”登録”して利用する
ジョブメドレーは登録して利用することが重要です。
なぜなら条件を登録しておくだけで、「マッチした新着求人が出るとメールを送ってくれるサービス」があるからです。
一度登録すれば、いちいちサイトを見に行く手間がかかりません。
登録なんてめんどくさいと思う方も多いですが、この一手間をかけるかかけないかが良質な歯科医院に出会うための分かれ道です。
とはいえ、ジョブメドレーには欠点もあります。
ジョブメドレーのデメリットや登録手順を確認したい方は歯科衛生士向け求人サイト「ジョブメドレー」を徹底レビュー【感想あり】を参考にしてください。
✔︎ 一人暮らしをしたい歯科衛生士におすすめの求人サイト
※ 更新情報 (2021年3月7日):なんとお祝い金がもらえます
ジョブメドレーに登録して転職すると、お祝い金がもらえます。地域差がありますが、5,000円から20,000円が相場です。登録は無料なのでとりあえず登録だけしておくのが良いかなと思います。
>> ジョブメドレーの無料登録はこちら
給料もらいつつ一人暮らしの時間を楽しみましょう
今回の記事をまとめます。
・歯科衛生士の給料で、一人暮らしは充分にやっていける
・家賃は手取りの30%。これなら貯金も可能
・初期費用は50万円ほどかかることも...
・「住居手当」「引越し手当」のある歯科医院はすぐに一人暮らしができる
一人暮らしは人生を楽しむための手段です。そして、その経験値はかならずいつか役に立ちます。
やりたいことをやりましょう。やりたいことを見つけましょう。
歯科衛生士は給料もらって働きつつ、一人暮らしを楽しめる職業です。
歯の治療と同じで、最初に計画をたてて、ひとつひとつ進んでいきましょう。
人生の時間はあっという間に過ぎていきます。恐れたら何も始まりません。
まず動いてみることをおすすめします!
今回は以上です。
✔︎ 【今回の記事で紹介した歯科衛生士向け求人サイト】
>>参考:【失敗しない転職】歯科衛生士向けの求人サイトを3種類比較した【おすすめは全部】
>>参考:歯科衛生士向け求人サイト「ジョブメドレー」を徹底レビュー【感想あり】
>>参考:歯科衛生士は東京での一人暮らしを経験すべきです【手順・実例つき】
>>参考:ビレッジハウス【敷金・礼金・手数料・更新料が全て無料!】