夫婦同室で老人ホームに入居したい。おすすめサイト2選 + 失敗しない選び方【二人部屋希望】
夫婦同室で入居できる老人ホームを探している方へ。
・夫婦同室で入居できる老人ホームを探しているけど、二人部屋とかってあるのかな
・どうやって探したらよいのだろう...
・選び方のコツとかあれば教えて欲しい
本記事ではこういった疑問にこたえます。
■本記事の内容
この記事を書いている私は祖母の自宅介護→老人ホームでの介護を経験しました。
老人ホームへ入居の際もいろいろ迷いつつ、なんとか入居することができました。
また、高齢者の歯の治療を専門にする歯医者でもあります。ほぼ毎日、老人ホームのような介護施設に訪問しています。
この背景から語ります。Twitterで情報発信しているので、記事の信頼性担保につながれば嬉しいです。
2分ぐらいで読み終わります。
身内の介護を経験して「尽くす」と「犠牲になる」は全然違うということを学んだ。結論自分の人生が他の誰かの犠牲になってはいけない。会社や恋人も一緒で「尽くしたい」と思うなら気の済むまでやればいい。でも感覚がマヒしたまま「犠牲になっている」こともある。一度周りの声に耳を傾けてほしいな。
— しろたぬ@歯の人☘お豆腐メンタル (@shirotanu_dds) 2020年8月30日
『身内の介護を経験して「尽くす」と「犠牲になる」は全然違うということを学んだ。結論自分の人生が他の誰かの犠牲になってはいけない。会社や恋人も一緒で「尽くしたい」と思うなら気の済むまでやればいい。でも感覚がマヒしたまま「犠牲になっている」こともある。一度周りの声に耳を傾けてほしいな』
夫婦同室で老人ホームに入居したい。おすすめサイト2選 + 失敗しない選び方【二人部屋希望】
✔︎ 【夫婦同室で老人ホームに入居したい】おすすめサイト2選
結論からいうと、上記の2つです。
夫婦同室つまり二人部屋で入居できる老人ホームの需要は、少しずつ高まっています。
ですが、二人部屋を完備する老人ホームはまだまだ少ないのが現状です。
その中から自分に合った老人ホームを選ぶためには”検索サイト”を利用するのが一番効果的です。
ただしこのような検索サイトは「老人ホーム 探し方」など検索するとわかりますが、山のように出てきます。
そんな中で今回は「夫婦同室で入居できる老人ホーム」を探すことのできる検索サイトを紹介しています。
掲載数が多く大手から中小まで網羅しているサイトを厳選しました。
夫婦で入居できる老人ホーム【おすすめサイト2選】
繰り返しになりますが、上記の通りです。
「LIFULL介護」「シニアのあんしん相談室」どちらのサイトも「夫婦」「2人部屋」の検索ワードでそれぞれ調べると、取りこぼしがありません。
「LIFULL介護」と「シニアのあんしん相談室」の比較
とにかく多くの老人ホームを見てみたいという人は「LIFULL介護」を優先するべきです。
じっくり内部の情報を知りたい人は「シニアのあんしん相談室」かなと。
とはいえ、「LIFULL介護」を利用して老人ホームを選ぶと、入居後の入院や事故に1年間の無料補償がつきます。
そのためまずは「LIFULL介護」、選択肢を広げるために「シニアのあんしん相談室」というイメージです。
余裕のある人はどちらも利用してみることをオススメします。
【調べ方】「夫婦」「2人部屋」でそれぞれ検索【スクショあり】
取りこぼしをなくすために「夫婦」「2人部屋」の両方で検索します。
実際の検索画面のスクショです。
✔︎【LIFULL介護のスクショ】
LIFULL介護ではサイト真ん中くらいにある「好きな言葉で探す」に検索ワードを打ち込みます。
✔︎【シニアのあんしん相談室のスクショ】
シニアのあんしん相談室ではサイトの真ん中くらいにある「施設名・駅名・地名などでも検索できます!」に直接打ち込みます。
どちらのサイトも、その後の画面からエリアや詳細条件を入力できます。
まずは検索してみて、自分の希望する老人ホームがどのくらいヒットするのか確かめてみましょう。
老人ホームに夫婦同室で入居するために気をつけるポイント【失敗しない選び方 】
二人部屋がある老人ホームの数は少ないため、すぐに空き部屋があるとはかぎりません。
もし空き部屋がなくてもまずは探しておくことは重要です。
夫婦同室で老人ホームに入居するためには事前の準備が必要なので、「用意をしながら探していく」期間ととらえましょう。
>>参考:老人ホームに夫婦同室で入居したい【二人部屋のメリット・デメリット】
希望する入居条件をきめる
✔︎ 【入居費用、料金の支払い方法】
老人ホームに入居するときにかかる費用は、入居一時金などの初期費用です。
入居後は月額利用料に加え、介護保険の自己負担、医療費や日用品といった実費負担などがかかります。
オプションでの追加料金が思ったよりかかることがあるので、細かい内容は事前に確認することをお勧めします。
年金、預貯金を踏まえて、無理なく支払える金額を決めましょう。
✔︎ 【立地】
立地も重要な要素です。
周辺の環境と家族の通いやすさを意識するとよいです。
賑やかなところが良いのか閑静なところが良いのか、家族が頻繁に通えるところがいいのか少し遠くても良いのか。
個人個人によって違います。
✔︎ 【サービス内容】
サービス内容も事前に確認しておきましょう。
介護スタッフの人数は何人か(特に夜間)、入浴回数はどのくらいか(追加は可能か)、食事の味付けや嫌いな食事しに対応してくれるか。
趣味で続けられるものはあるか、外出やお散歩の頻度や自由度、リハビリの有無。
老人ホームによって特徴があります。
✔︎ 【医療体制】
医療体制も老人ホームごとに異なります。
24時間体制、緊急時の対応、特殊医療の受け入れ(胃瘻、CV)など将来に向けて知っておくことは多いです。
✔︎ 【どちらかの状態が変わった時の対応】
将来、どちらかの介護度が上がり、いまと状況が変わったときの対応も確認しておきましょう。
身体の状態によっては部屋を移動したり、別々に暮らすことになるかもしれません。
資料をとりよせて複数と比較する【すぐ空き部屋が見つかるとは限らない】
これらの条件が決まったら、まず資料を取り寄せてみましょう。
複数の老人ホームを比較してみると、わかりやすいです。
二人部屋は数がすくないため、空き部屋がない可能性があります。
それでも事前に準備をすることで「順番待ち」することもできます。
すべて希望通りというわけにはいかないときは、条件を再検討しつつ探していきましょう。
老人ホームごとに特色があって、サイトでは書かれていないような細かいところはで記載されているので、一度確認してみるとよいです。
実際、見学にいく
見学はとても有効な手段です。
部屋の面積や施設職員の対応、他の入居者の様子などを肌で感じることができます。
実際に外から眺めてみるのも、周辺の環境や雰囲気がわかるので大切です。
紹介したサイトから見学予約も可能です。
検索サイトに騙されない。LIFULL介護とシニアのあんしん相談室、はあくまで手段。
検索サイトに騙されないようにしましょう。
検索サイトは便利ですが、あくまでも広告です。「入居したい」と思わせるように魅力的な情報を表示しています。
おすすめに出てくる老人ホームが、条件に合った老人ホームとは限りません。
一方的にその言いなりになってはいけません。
言いなりにならないためには簡単で、自分の条件や価値観をしっかり持つようにしましょう。
求人先に選ばれるのではなく求人先を選ぶ、という意識が大切です。
良質の情報を受け取るためには、こちらもある程度の情報開示は必須です。
老人ホーム側としてもどうしても本気度の高い方の入居を優先するからです。
これを意識しつつ、サイトを使いこなしましょう。
まとめ:夫婦同室で老人ホームに入居するには、検索サイトが便利すぎる
夫婦同室で老人ホームに入居する方法をまとめてみました。
老人ホームは終の住処になる可能性が高いです。
老人ホーム探しはハードに感じるかもしれませんが、より良い家を見つけるために少し歯をくいしばることも必要です。
事前になるべく情報をあつめ、気持ちの良い老後を過ごすことのできる家を見つけましょう。
ぜひ紹介した老人ホーム検索サイトを試してみてください。
介護を受ける側も、提供する側も豊かな人生になりますように。
今回は以上です。
✔︎ 【記事で紹介した老人ホーム検索サイト】