新卒なのに仕事をやめた。そんな歯科衛生士が使うべき求人サイト2選
新卒なのに仕事をやめてしまった歯科衛生士さんへ。
・世の中には数多くの歯科衛生士向け求人サイトがあるけど、おすすめを知りたい
・新卒なのに仕事を辞めてしまった...いわゆる第二新卒の歯科衛生士って需要あるのかな
・おすすめする理由や求人サイトの特徴もおしえてほしい
こういった歯科衛生士さん向けに書いています。
■ 本記事の内容
- 新卒なのに仕事をやめてしまった歯科衛生士。求人サイトを選ぶ基準とは?【転職を思考する】
- 新卒なのに仕事をやめた。そんな歯科衛生士が使うべき求人サイト【2選】
- ジョブメドレーとファーストナビにだまされない【求人情報に操られてはいけない】
- 新卒なのに仕事をやめた。そんな歯科衛生士こそ、よい病院に転職できる。
結論としては、ジョブメドレー とファーストナビ がおすすめです。
おすすめの理由は?選んだ基準は?
こういった疑問に答えるために、第二新卒の歯科衛生士さんを受け入れているクリニックで働いている歯科医師の私が筆をとりました。
新卒の歯科衛生士の半年以内の離職率は30%といわれています。ですので、仕事を辞めてしまうことは珍しいことではありません。
それに歯科衛生士の求人は山のようにあります。
とはいえ最初に厳しいことをお伝えすると、新卒で半年以内に退職した歯科衛生士さんは再就職で苦労します。
求人を出している歯科医院からすれば、「短期離職は見通しが甘い人」という印象を持つからです。
第二新卒という立場に甘えていると、良質な歯科医院への就職は難しくなります。経験を生かすためにも、言い訳せずに対策をしていきましょう。
普段は Twitter で医療と介護の情報を発信しています。記事の信頼性担保につながると思います。
高齢世代と若い世代では「老後の悩み」についての感覚が違ってきてる。
— しろたぬ@お豆腐メンタル (@shirotanu_dds) February 22, 2021
高齢世代は「残りの時間をどれだけ楽しく、健康に暮らすか」だけど、若い世代は「どうやったら食いっぱぐれないか」。約束された老後なんてなく、あるのは死活問題。そもそも"老後"なんてワードが未来で存在しているかも怪しい…
『高齢世代と若い世代では「老後の悩み」についての感覚が違ってきてる。
高齢世代は「残りの時間をどれだけ楽しく、健康に暮らすか」だけど、若い世代は「どうやったら食いっぱぐれないか」。約束された老後なんてなく、あるのは死活問題。そもそも"老後"なんてワードが未来で存在しているかも怪しい…』
新卒なのに仕事をやめてしまった歯科衛生士。求人サイトを選ぶ基準とは?【転職を思考する】
次の3点です。
①:求人数が多い
②:「新卒可」で検索できる
③:病院の内部情報を知ることができる
①:求人数が多い
求人サイトを使う上で最重要が求人の数です。
求人の数自体が少なければ、希望の求人を見つける可能性が低くなるからです。
歯科衛生士の求人サイトであれば、 常時1万件以上の求人掲載は欲しいところです。
結果、ある程度知名度のある求人サイトということになります。特にジョブメドレーは知名度は抜群です。
②:「新卒可」で検索できる
新卒で検索できることも重要です。この検索機能がないと、条件を絞り込めません。
新卒可、未経験可、こういった選択肢があると、経験の浅い歯科衛生士を受け入れる環境が整っている可能性が高いです。
ジョブメドレーもファーストナビはどちらも検索可能です。
③:病院の内部情報を知ることができる
病院の内部情報は知りたい人が多いと思います。事実、歯科衛生士の退職理由の第1位は人間関係です。
今は院長の性格、病院の理念、スタッフ間の人間関係の情報を調査するのに特化したファーストナビのような転職サイトもあります。
もちろん人間関係は合う合わないがあるので、実際に働いてみないとわかりません。
ですが事前の情報があるとないとでは、心構えに大きな違いがうまれます。
新卒なのに仕事をやめた。そんな歯科衛生士が使うべき求人サイト【2選】
以下のとおりです。
※ 更新情報 (2021年3月10日):転職するとお祝い金がもらえます
ジョブメドレーで転職するとお祝い金がもらえます。地域差がありますが、5,000円から20,000円が相場です。手数料無料 & 匿名で利用できるので、とりあえず登録だけしておくのが良いかなと思います。
>> ジョブメドレーの無料登録はこちら
給与やこだわりに合わせマイペースで転職活動したいなら「ジョブメドレー」..かなという印象です。専門のエージェントをつけて条件交渉やキャリアプランを相談したいなら「ファーストナビ」がよいかと。
便利な機能を利用するためには登録が必要ですが、転職の際には必ず登録が必要になります。
本気で良い求人を探している人はぜひお試しください。合わないときは、退会も簡単にできます。
ジョブメドレーとファーストナビをくわしく比較していきましょう。
求人数の比較【ジョブメドレーとファーストナビ】
実際の求人数を見てみましょう。
2021年3月時点でジョブメドレーは14,083件、ファーストナビは13,487件の求人があります。
■ ジョブメドレー(14,083件)
■ ファーストナビ(13,478件)
この情報に加えて、ファーストナビには登録者のみが閲覧できる非公開の求人案件が多数あります。
こまかい条件で検索。オンラインですべて完結したい歯科衛生士さんはジョブメドレー
ジョブメドレーはとにかく条件検索がこまかいです。
新卒可、未経験可、だけでなくネイルOK、土日休み、オープニングスタッフ、週休3日などのような特殊な条件で検索することができます。
なんといってもジョブメドレーには、希望の条件を登録しておくとそれにマッチした求人が出た時にメール通知してくれる...という便利な機能があります。
この機能によって、いちいちサイトを見に行く必要がなくなります。アフターサポートもしっかりしているので、万が一の時にも安心です。
実際の登録手順や退会の方法など詳しくは歯科衛生士向け求人サイト「ジョブメドレー」を徹底レビュー【感想あり】で解説しています。
ネガティブな情報も知りたい歯科衛生士さんはファーストナビ
病院の細かい情報を知りたいのであればファーストナビ一択です。
ファーストナビは専用のエージェントが転職の代行をしてくれます。
歯科医院に定期的にヒアリングをして、情報を吸い上げています。院長の性格や病院のリネンスタッフの人間関係などの新鮮な情報を持っています。
他の求人サイトでは書けないようなネガティブな情報も教えてくれるので、人間関係におびえてる歯科衛生士さんにはいちど試してほしいです。
>>参考:歯科衛生士の転職で転職エージェントをつかうメリット【5つある】
エージェントが合わない場合は変更することもできます。
ジョブメドレーとファーストナビにだまされない【求人情報に操られてはいけない】
ここまで、ジョブメドレーとファーストナビを紹介してきました。
とはいえジョブメドレーをファストナビに騙されないように注意してください。
人気の求人が自分に合うとは限らない
目に付くような求人や、検索上位に来る求人が自分に合った求人とは限りません。
歯科衛生士向けの求人サイトは、 歯科医院からの広告費で運営されています。
そのため金を多く払うと検索上位に持ってくることができます。検索上位の求人が良い求人とは限りません。
軸を持つ
求人サイトに騙されないためには自分の中の軸を持つことが必要です。
✔︎ 軸の例
✔︎ 特殊条件のメリット・デメリットの解説記事
譲れない条件をしっかり決めておきましょう。こちらから情報を取りに行く姿勢は重要です。
転職に失敗しても大丈夫な状況を作っておく
とはいえ、必ずしも100%転職が成功する保証はありません。
そんな保証があるのであればみんなが自分に合った病院に勤めていて、 転職など必要なくなります。
でも現実はそうではありません。
転職に失敗しない努力をすることも大切ですが、 失敗してもよい状況を作っておくということも同じくらい大切です。
そのためには以下の3つが重要です。
・アフターフォローのある転職サイトをつかう
・次の転職先の候補もさがしておく
まずやれるだけのことはやってみましょう。
そしてアフターフォローがしっかりした転職サイトであれば、 条件交渉や次の転職がスムーズに行きます。(ジョブメドレーとファーストナビはアフターフォローサービスあり)
そして転職しても安心せずに、しばらくは次の候補を探しておくというのもおすすめです。
このように、「次で絶対」「失敗できない」という気持ちはいたいほどわかりますが、自分にプレッシャーをかけすぎるのはダメですよ。
いつでも転職できるという状況は心に大きな余裕を生みます。
新卒なのに仕事をやめた。そんな歯科衛生士こそ、よい病院に転職できる。
以上、新卒でやめてしまった歯科衛生士むけの転職サイト選びでした。
歯科衛生士の求人はつねに10,000件以上あるので、比較的転職は容易です。ですが、やみくもに選ぶだけでは意味がありません。
転職活動はすこしハードかもしれませんが、より良い転職をめざすためにちょっとだけ歯を食いしばることも大切ですよ。
そのためにはまず動いてみることが重要です。
転職サイトをうまく活用しつつ、理想の職場を見つけましょう。
歯科衛生士むけの求人サイトは一度登録してしまえば、あとは連絡を待ちつつ興味のある求人に応募するだけです。
どちらのサイトもすべての機能を無料でつかえますし、登録は1分で終わります。
ぜひこの機会に行動してみてはいかがでしょうか。今回は以上です。
✔︎ 【新卒なのに仕事をやめた。歯科衛生士が使うべき求人サイト】
・ファーストナビ ※ エージェントにすべてお任せ。病院内のくわしい情報あり。登録で非公開求人が閲覧できる。
・ジョブメドレー ※ 細かい条件で検索できる。希望条件にマッチした新着求人をメール受信。転職後にお祝い金あり。
>>参考:歯科衛生士向け求人サイト「ジョブメドレー」を徹底レビュー【感想あり】