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【辞めたい...】職場の人間関係がつらい歯科衛生士さんへ【シンプルな解決法】

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人間関係でつらい思いをしている歯科衛生士さんへ。



・歯科衛生士として働いているけど、人間関係がつらい


・人間関係の悩みって、解決できる方法があるのかな。


・今の病院に満足しているところってあったっけ...


本記事ではこういった疑問にこたえます。



本記事の内容


この記事を書いている私は歯科医師です。


職場の人間関係がつらい...と思っている歯科衛生士さん向けの記事です。


勤務先の人間関係がイヤすぎて、休養したことがあります。その経験から語ります。


2分くらいで読み終わります。深掘りした解説は、下の関連記事に貼っておきます。


Twitterで情報発信しているので、信頼の担保になると嬉しいです。

『悪口を言ってくる人よりも「△さんがキミの悪口を言ってたよ」と報告してくる人の方が自分にとって有害となる可能性が高い。この事実は頭の片隅にいれておくべき。一見丁寧なんだけど悪意のある人や笑顔で相手を陥れる人は一定数いるので、心にひっかかりを感じたらすぐ距離をおいたほうがよいです』
 



【歯科衛生士】つらい人間関係の解決法【辞めたい...】

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結論からいうと、人間関係の解決方法は大きく3つあります。


✔︎ つらい人間関係の解決法


①:立ち向かう


②:ガマンする


③:転職する


上記の通りです。


ざっくりいうと①に関しては他人を変えようとする行為、②と③は自分を変える行為です。


ひとつずつ解析していきます。


人間関係の悩みは人の数ほどある


歯科医院での人間関係の悩みは個人個人によってそれぞれ違います。


具体的な例をあげてみます。


人間関係で辛いと思うのはこのあたりではないでしょうか。


・最初の態度と違う
・ひいきする
・院長からのいじめ
・お局衛生士からのいじめ
・仕事を教えてくれない
・質問できない雰囲気
・陰口を言われる
・見下される
・信用されていない


人間関係は仕事のすべて、といっても過言ではありません。


仕事のパフォーマンスは良質な人間関係や恵まれた環境でこそ生まれます。


人間関係がつらいと思ったまま仕事をしていると、仕事自体が向いてないんじゃないかと思ったり、しんどすぎると病気になります。


今まで1年もたずに衛生士がやめていく、みたいな病院は注意が必要です。


人間関係がつらいときの解決法 ①:立ち向かう


人間関係がつらいときの解決法のひとつとして、立ち向かうという方法があります。


相手におかしい、と伝えることで相手にわかってもらおうとする行為です。


それには職場の環境を改善したり、自分の主張を相手に伝えるという行動が必要です。


この方法だと相手に伝えるというストレスもあり、相手を変えなければいけないという、ものすごい労力がかかります。


このように院長や先輩の衛生士にそれをはっきり伝えることが難しく、仕事を円滑に進めるためにグッとこらえている人も多いと思います。


よほど信念を持ってぶつかっていく覚悟がなければお勧めはできません。


一見歯科とは関係ないですが、アドラー心理学はおすすめです。


仕事に関わらず悩みのすべては人間関係で、「他人は変えられない」「変えられるのは自分だけ」という話が出てきますので、そこを自分に置き換えましょう。

人間関係がつらいときの解決法 ②:ガマンする


ガマンするという方法もあります。


理屈は簡単で、 自分だけガマンすれば...という考え方ですけど、 根本的な解決法にはなりません。


"人間関係 解決法"で検索すると、いろいろなサイトが山ほど出てきて、人間関係のノウハウを教えてくれます。


ですがこれは、ポジティブなように見えて、ほとんどは自分が我慢したり、思ってもいないことを実行する方法です。


ありがとうを伝えよう、ハキハキしゃべろう、しっかり謝ろう、縦の関係を大切にしよう..などなど。


正直、自分が我慢して全てを受け止めるのってキツいです。


>>参考:いじめをうけて孤立している歯科衛生士さんへ【脱・悪口、脱・お局】


感情を押さえつけるのはあまり良い状態ではなく、逆に我慢しすぎると、結局感情を爆発させてしまうことになりかねません。

 
そして何よりも、精神的な病気になる可能性が高くなります。


私の周りでも何人かうつ病になってしまって、未だに治っていません。


>>参考:【辞めたい..】退職理由から考える、歯科衛生士におすすめの転職基準【うつ病回避】


自分の心と体の健康は最優先にしましょう。


人間関係がつらいときの解決法 ③:転職する


転職は最も現実的です。


自分の条件に合った病院を探すことができるので、職場の環境を変えるよりは圧倒的に労力が少ないです。


自分次第で決めることができます。


すぐに転職するというわけではなく、転職の準備をしておくっていうこともすごく大切です。


求人サイトを眺めるだけでも、未来をイメージしやすいです。


>>参考:人間関係に疲れた歯科衛生士が活用すべき転職サイト 2選【脱ストレス】


転職は逃げではなく、ステップアップです。いつでも転職できるという状況は、気持ちを楽にします。


約半分の歯科衛生士は転職経験がありますし、そのうち2回以上転職した衛生士も3割ほどいます。


それくらい転職はもう当たり前のことになっています。


人間関係はどうしても合う合わないがあるので、合わない環境にずっといると、ミスばかりしてしまうことにもつながり悪循環です。


✔︎ 【年代別 歯科衛生士におすすめの転職サイト】


満足できるところを探してみる【辞めたい気持ちの裏側...】

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物事を客観的に見るのは重要です。


今の病院で人間関係以外で満足できることはあるのか、一度考えてみてください。


人間関係がつらい病院で働くことは本当にきついことです。


ですが、それだけに目がいってしまうと、 他の良い面えを見落としている可能性があります。


隣の芝生が青い状態を防ぐために、すぐ転職を考える前に一度立ち止まって考えてみましょう。


客観的にみてから判断する


このように客観的に物事を見たあとに判断しても遅くはありません。


感情的な判断は、正しい方向性を見失うこともあるからです。


繰り返しになりますが、一度だけでいいので、今の自分が病院で満足できるところ考えてみましょう。


具体例をあげておきます。

・最初の態度と違う
・通勤が楽
・給料がよい
・有給や産休がとれる
・社保完備
・セミナー参加費補助
・住宅手当
・土日休み
・勤務時間短い



どうでしょうか。


これら凌駕するほどに人間関係がつらいと思うのであれば、すぐに転職を考えましょう。


こういう比較をすることで、自分の中でも一歩を踏み出すきっかけになります。


人間関係がつらい。放置が一番危険


人間関係がつらい、他に満足ができる条件もない、そんな状態のまま働き続けるのは本当に危険です。


自分の身体と心、人生にとっても時間の無駄といえるレベルです。


すぐにでも距離をおきましょう。


>>参考:限界:人間関係に疲れきった歯科衛生士が良質な職場に出会う3つの方法


良い環境でこそ、人間性やスキルも成長します。そして自分の健康がなにより大事なものです。


転職の準備をしつつ、一歩踏み出しましょう。


【辞めたい...職場の人間関係がつらい歯科衛生士さんへ】まずは行動。動きつつ考える

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・つらい人間関係の解決法は3つ


・①立ち向かう、②ガマンする、③転職する


・転職は逃げではなくステップアップ


・一度、客観的にみてみる


・自分の身体と心の健康が最優先



なんでもそうですが、まずは行動してみないと何も変わりません。


行動するタイミングは、思い立った今が一番正解です。


今のしんどい人間関係から脱出することが大切で、より良い転職自分のスキルアップを目指すために少し歯をくいしばることも必要です。


まずは行動して、そのあと動きつつ考えましょう。是非この機会に行動してみてください。


>>参考:人間関係に疲れた歯科衛生士が活用すべき転職サイト 2選【脱ストレス】

>>参考:限界:人間関係に疲れきった歯科衛生士が良質な職場に出会う3つの方法


✔︎ 【年代別 歯科衛生士におすすめの転職サイト】

✔︎ 【退職を考えている衛生士さんへ】
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