【対策あり】転職に不安を感じる歯科衛生士さんへ【怖い理由は5つ】
転職に不安を感じている歯科衛生士さんへ。
・転職を考えているが不安がすごい
・転職で後悔したくないな
・不安を払拭する方法があれば知りたい
本記事ではこういった疑問にこたえます。
■ 本記事の内容
この記事を書いている私は歯科医師です。高齢者歯科を専門にしていて、色々な病院と関わっています。
そのため今まで100人以上の歯科衛生士さんと仕事をしてきて、たくさんの転職と退職を間近でみてきました。
この経験から語ります。普段は Twitter で医療と介護の情報を発信しています。記事の信頼性の担保になると嬉しいです。
薄々気づいてはいるけれど、人の直感ってわりと正しい。
— しろたぬ@歯の人☘お豆腐メンタル (@shirotanu_dds) February 1, 2021
初対面で心がざわつく人や違和感を感じるお店って、あーやっぱり…となることがほとんど、というか全部。その理由を深掘りしてみると、自分にとって苦手なものが具体的にわかってくる。あとはそこを避けるだけ。だって人生の時間は有限だから。
『薄々気づいてはいるけれど、人の直感ってわりと正しい。初対面で心がざわつく人や違和感を感じるお店って、あーやっぱり…となることがほとんど、というか全部。
その理由を深掘りしてみると、自分にとって苦手なものが具体的にわかってくる。あとはそこを避けるだけ。だって人生の時間は有限だから。』
歯科衛生士が転職で不安になる5つの理由【転職前は怖い】
人は不安を感じるとき、かならず理由があります。
転職に不安を感じる歯科衛生士さんの場合は、次のどれかに当てはまるのではないでしょうか。
✔︎ 歯科衛生士が転職で不安になる理由 5つ
・理由①:今の病院からの引きとめ
・理由②:転職先が見つからない
・理由③:給料などの条件が悪くなる
・理由④:転職先の人間関係がわからない
・理由⑤:ブランクがある
後悔したくない、ということが不安の根本にあるはずです。少し詳しくみていきましょう。
理由①:今の病院からの引きとめ
今の病院から強い引き止め受けることがあります。なぜなら歯科衛生士は貴重な人材だからです。
後任が決まるまで待ってくれ、患者さんのことを考えてるのか、すぐに辞められたら迷惑...
このような言葉で引き止めてくる病院は、あなたが...というよりは「歯科衛生士」がいなくなると仕事に不都合が出ると感じているだけ...そういう可能性も十分にあります。
>>参考: 【辞めさせてくれない...】歯科衛生士が引き止めを振り切る2つの方法
もちろん「あなた」を必要としている...という場合もあります。
それでも、そんな大切なあなたが仕事を辞めたいと伝えた時に、気持ちよく送り出してくれる病院こそあなたがいる場所ではないでしょうか。
理由②:転職先が見つからない
転職先が見つからないかも...という不安にもあります。 見つからなければ、無職になる可能性もあります。
全然求人がない、募集してもすぐ落ちてしまう...
心配しなくても大丈夫です。このような不安はあまり感じる必要がありません。理由はすぐ下で説明しますが、簡単に言うと歯科衛生士は”必要とされている職業”だからです。
少し無職の期間があったとしても、必ず就職することができます。
理由③:給料などの条件が悪くなる
今より条件が悪くなったらどうしようという不安はあります。いま比較的恵まれている条件で働いている人に感じやすいかもしれません。
給料、拘束時間、休日、有給、病院までの距離....
全ての条件を良くするというのは理想ですが、自分にとって「譲れない条件」というのを考える良い機会ともとらえることができます。
そもそも、自分がいま恵まれているのか、どんな立ち位置にいるのか...は一度、転職サイトで確認してみてもよいですよね。
理由④:転職先の人間関係がわからない
転職先の人間関係は不安要素の大きなひとつです。歯科衛生士として仕事をする上で人間関係はとても重要です。
いじめられる、無視される... こういった行為はされるだけで仕事に影響がでるだけではなく、精神的に追い詰められてしまいます。
そんなのは無視して仕事だけすればいい、という考え方もありますが、そのように割り切れない人もいます。
良好な人間関係であるほう、仕事が円滑に進むことは間違いありません。
理由⑤:ブランクがある
ブランクに不安を感じる歯科衛生士さんは多いです。元のように働けるか、不安だからです。
それに技術や材料はどんどん進化していることも、心配ごとのひとつかもしれません。
一方で、歯科衛生士さんは女性が多く、育児、介護、引っ越しといったライフイベントによりブランクを生じやすいです。
最近はそのような事情は歯科業界全体で認知されてきているので、同じような仲間が実はたくさんいるということは忘れないでください。
転職の不安を払拭する【怖いのはいまだけ】
転職の不安を払拭するためには、ポジティブな事実をみて、考え方を変えることです。
・自分の人生を決めるのは自分である。
・歯医者は日本に7万件ある
・歯科衛生士向けの転職サイトは有能である
・悩んだら休む。休むと回復する。
上記のとおりです。
自分の人生を決めるのは自分である
当たり前のようですが、この考え方が一番大切で、自分を救うことになります。
まわりから何を言われようと自分の人生を最終的に決めるのは自分です。なぜなら自分の人生に責任を持つのは他人ではなく、自分だからです。
自分の人生に後悔しないように生きましょう。
とはいえ、立つ鳥跡を濁さずという言葉があります。出来る限り引き継ぎは終わらして転職しましょう。
>>参考:【歯科衛生士の退職手順】やるべき手続き完全版【チェックリスト付】
といいつつも、中には理不尽な病院もあったします。その時は心が擦り切れる前に退職しましょう。どうしてもすぐに退職したいという人は今は退職代行というサービスもあるのでぜひ検討してください。
>>参考:【やめたい!】歯科衛生士が円満に退職する手順【即日退職する方法も紹介】
一番大切なのはあなたの心と身体です。
歯医者は日本に7万件ある
歯科医院は日本に7万件あります。これは紛れもない事実で、コンビニよりも数が多いです。
実際、歯科衛生士の有効求人倍率は20倍。これはつまり20もの歯科医院が一人の衛生士さんを奪い合っている状況です。
さらに歯科衛生士の中で転職経験がある人は約7割。2回以上転職している人も半分以上います。
そのため歯科衛生士にとって転職というのは、もはや当たり前の現象です。
✔︎ ブランクは有利
ブランクがあると不利にかというと、そうではありません。伸びしろという意味で、有利になることさえあります。
詳しくは【ブランク明け】40代歯科衛生士さんに復職をオススメする5つの理由を参考にしてください。
ブランク明けの多い40代を対象に書いていますが、他の世代でもそのまま応用することができます。
歯科衛生士向けの転職サイトは有能である
歯科衛生士向けの転職サイトは有能です。
たくさんの求人が掲載されていて、それを細かい条件で検索できるからです。しかも無料です。
給料、拘束時間、休日、福利厚生、近さ...自分の希望する条件の中から病院を見つけることができます。
とはいえ、歯科衛生士向けの転職サイトは山ほどあります。どの転職サイトを使えばいいの?という人のために年代別に便利な転職サイトを調べてみたので、紹介しています。
✔︎ 【年代別 歯科衛生士におすすめの転職サイト】
・20代向け:【失敗しない転職】歯科衛生士向け求人サイトを3社比較した【おすすめは全部】
・30代の歯科衛生士におすすめする求人サイト 3選【良質な職場に巡り会う】
・40代歯科衛生士が使うべき転職サイト おすすめ3選【求人の質を重視】
・50代歯科衛生士の転職に強い求人サイト おすすめ2選【東京以外もOK】
・【衛生士の転職】訪問歯科に強い求人サイト3選【未経験でも需要あり】
・人間関係に疲れた歯科衛生士が活用すべき転職サイト 2選【脱ストレス】
参考にしてみてください。いま働いている人は辞める前に転職サイトを確認してくださいね。
転職サイトの上手な活用方法
補足として、転職サイトの上手な活用法を紹介します。
結論、「登録して利用する」です。
これだけで便利な機能が無料で使えるからです。具体的には以下のとおり。
・非公開求人を閲覧できる
・エージェントに転職活動を依頼できる
・希望条件にあった求人のみをメール通知してくれる
・最終的に転職する際は、かならず登録が必要になる
登録せずに利用している歯科衛生士さんは多いです。逆にいうと、登録するだけで転職をかなり有利に進めることができます。
登録には30秒ほどかかり少し手間ですが、目的は不安をとりのぞくための転職です。使える機能は使い倒しましょう。
>>参考:歯科衛生士の転職で転職エージェントをつかうメリット【5つある】
自分の健康が一番【休むのもあり】
ここまで、転職を前提の話でしたが、身体と心を休めるのは”あり”です。
身体と心が健康であってこそ、元気に働くことができます。それに、歯科衛生士の就職は比較的しやすいのも安心です。
一度でも心が病むと、治すために時間もお金がかかります。なにごとも健康であってこそ...です。
>>参考:【辞めたい】退職理由から考える、歯科衛生士におすすめの転職基準【うつ病回避】
ちょっと無理してるかも...と不安な歯科衛生士さんは一度立ち止まってみてください。人生のうち、少し立ち止まる時間もかならず役に立ちます。
【転職の不安】そのすべての経験がチカラになる
今回の記事をまとめます。
・歯科衛生士の転職で不安を感じる要素は5つ
・①今の病院からの引き留め ②転職先が見つからない ③給料などの条件が悪くなる ④転職先の人間関係がわからない ⑤ブランクがある
・日本に歯科医院は7万件もある
・歯科衛生士向けの転職サイトは利用する価値が高い
・休むのはあり。後悔しないため、自分の人生は自分できめよう。
いま不安を感じていても、その思いをした経験はかならず役に立ちます。さらにそこでチャレンジしたり、もがいた経験は自分を強くします。
動き出しはハードに感じるかもしれませんが、動いてしまえば次の一歩は自然に出ます。
不安を抱えつつも、少しずつ行動してみましょう!
歯科衛生士向けの転職サイトは一度登録してしまえば、あとはメールを確認しつつ興味のある求人に応募するだけです。
どのサイトも1分で終わりますので、ぜひこの機会に行動してみてください。
自分らしい時間を過ごせますように!
✔︎ 【年代別 歯科衛生士におすすめの転職サイト】
・20代向け:【失敗しない転職】歯科衛生士向け求人サイトを3社比較した【おすすめは全部】
・30代の歯科衛生士におすすめする求人サイト 3選【良質な職場に巡り会う】
・40代歯科衛生士が使うべき転職サイト おすすめ3選【求人の質を重視】
・50代歯科衛生士の転職に強い求人サイト おすすめ2選【東京以外もOK】
・【衛生士の転職】訪問歯科に強い求人サイト3選【未経験でも需要あり】
・人間関係に疲れた歯科衛生士が活用すべき転職サイト 2選【脱ストレス】
>>参考: 【辞めさせてくれない...】歯科衛生士が引き止めを振り切る2つの方法