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介護と医療に関わるすべての人にむけた歯医者のブログ

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【訪問歯科】クレームの対応と対策をわかりやすく解説します【実例・NG集つき】

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訪問歯科でおこるクレーム内容やその対策を知りたい方へ。



・訪問歯科のクレームってどんなものがあるのかな


・どうやって対応したらよいのだろう


・クレームをなくすことってできるのかな


本記事ではこういった疑問にこたえます。


本記事の内容

この記事を書いている僕は歯科医師です。


現在、毎日のように介護施設や精神病院、急性期の病院や障害者施設で診察しつつ、大学で高齢者歯科の摂食嚥下の講義と実習を担当しています。


今までたくさんのクレームの現場に関わってきました。こういった背景から語ります。


Twitterで情報発信しているので、信頼性担保につながれば嬉しいです。


『日本は10年前、高齢者1人を若者3人で支えていたが、2025年には若者1.8人で支えることになる。
ハイキング帰りの高齢者の方たちが優先席で談笑している目の前で、死んだ目をした若手サラリーマンたちがつり革に身を預けながら立ち寝する姿を見ると、縮図を見ているようで何とも言えない気分になった』






【訪問歯科】クレームの対応と対策【具体例】

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そもそもクレームはなぜ起きるか


クレームはサービスを受けるときに期待した内容と実際に受けた内容に差があると起こります。


事実、病院で起こるクレームの8割以上がコミュニケーションの不足と治療の方針や内容に関してです。


訪問歯科では、障害をもつ患者さんや認知症を患っている患者さんも多いです。


そのため患者自身の満足度だけでなく、家族や介護に関わるスタッフの満足度によってもクレームが発生しやすくなります。


そのため「自分が患者だったらどうしてほしいか」という視点を持ちつつ、改善策や対応策を提示することが大切です。


具体例と対処法


✔︎ 【訪問歯科で起こるクレーム】


①:治療計画が共有されていない


②:治療中の事故


③:治療費が高い


④:時間にこない、守らない


⑤:言葉遣いや態度、身嗜み


直接、患者さんや家族からクレームがあがるケースだけではありません。


担当しているケアマネージャーにクレームが届く、ケアマネージャーや介護職員が不審に思っているケースもあります。


クレーム①:治療計画が共有されていない


治療計画が共有されていないということは、患者さんや家族が知らない状態で治療が進行していることになります。


治療期間が長い、治療の経過が思わしくない、知らない間に歯を抜かれた、のようなクレームが起こりやすくなります。


■対策

キーパーソンに対する明瞭で分かりやすい説明、患者さんサイドの理解を都度確認 、 文書による提供、日々のコミュニケーション


クレーム②:治療中の事故


治療中の事故はクレームの対象になります。


誘導中の転倒、車椅子の操作ミス、歯や道具の誤嚥、器具による損傷・落下、出血がとまらない、です。


■対策

十分に支えた誘導、ベッド上での治療、車椅子の操作覚える、体を起こす、咽頭の確認、物の置き場所や配置のチェック、基礎疾患や服用薬の確認、全身状態の管理


クレーム③:治療費が高い


治療費については、思っていたより治療費が高かったり、なぜこのような値段だったのかが、クレームになりやすい所です。


■対策

キーパーソンへの事前の説明、文書での提供、支払い方法の徹底


クレーム④:時間にこない、守らない


時間を守らないということは、クレーム対象になります。


介護を必要とする訪問歯科の患者さんは、 ヘルパーさんや訪問マッサージの予定が詰まっているので注意が必要です。


■対策

時間に幅を持たせる(何時ではなく、何時〜何時)、遅れるときは必ず電話する、ルートの確認や近道の検索


クレーム⑤:接遇(言葉遣いや態度、身嗜)


言葉遣いや態度身だしなみなど患者さんへの対応はクレームの対象になります。


言葉遣いが荒い、 赤ちゃん言葉を使う、横柄または無愛想、清潔感のない服装などです。


■対策

丁寧な日本語を使う、尊重する気持ちを忘れない、コミュニケーションをとる、清潔な格好をする



クレームは改善のチャンスでもあります。次に生かすようにしましょう。


クレームが起こったら 【対応の流れ】

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どんなに対策していても、クレームが起きることはあります。


もしクレームが発生した場合どうしたらよいでしょうか。


初手が大事


クレームが起こった時は初手、初動が大事です。


まず責任者に取り次いで対応しましょう。ここでの責任者とは現場では担当の先生、 病院単位としては院長先生になります。


なるべく複数で話を確認して、確実に聞き取る体制を作ります。一人で聞くのは得策ではありません。


そのうえで、患者さん側の訴えをしっかり聞きましょう。出来る限り経緯をメモしたり録音するのも有効です。


分からないことは明確に答えず保留するようにします。


間違っても個人情報等は教える必要はありません。


病院の落ち度の有無


✔︎ 病院の落ち度が明確な場合


病院に落ち度が明確な場合はクレーム内容を素直に受け止め謝罪し、改善案を提示します。


誠心誠意の対応が、医療人としての対応です。


診療内容に関するものは賠償責任保険等による賠償も検討するべきです。



✔︎ 落ち度がない場合


逆に病院に落ち度は無い場合は、毅然と対応します。


誹謗や中傷、脅しなどの類にも、いかなる請求にも応じない胸を見せることは重要。


その場を丸く収めるためには話し合いは重要ですが、謝罪をすることで突っ込ませる材料を相手に与えてしまうことになる場合もあるので注意してください。


その場が治らないときは、後日回答する、返事を保留することも一つの手段です。


✔︎ 落ち度が明確ではない


落ち度が明確でないときは態度を保留します。


適当に答えたり前に回答してしまうよりは一度持ち帰るという選択が賢明です。


その場で判断がつかなかったり、責任の所在等を確認することが難しい状況もままあります。


立案と予防対策


クレームへの対処に関する立案、具体的な予防対策を考えます。


このような事例に真摯に向き合うことで、人としても病院としても成長するチャンスです。


起こった情報を共有し、具体的な対処方法を考え、それをスタッフで共有しましょう。


今は厳しい状況でも、必ず今後に活かすことができます。


これからの似た事例に迅速に対処する、過ちを犯さないようにすることができます。


こんなクレーム対応はNG

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❶:言い訳をする


言い訳は逆効果です。


「入ったばかり」「よくわからない」は相手の気分が悪くなるだけで、何も進展がありません。


「しかし」「でも」「だって」などの逆説の接続詞もNGです。



❷:面倒そうな態度で接する


面倒そうな態度は相手を逆撫するだけです。


クレームに対応するときは真摯な態度で対応するようにしてください。


本気の対応が、相手の心を解放していくのです。



❸:ひとりで対応


一人で対応するのはやめましょう。


言った言わないになりかねません、暴力等の危険もあります。



❹:メモをとらない


記録に残さないことに何のメリットもありません。


かならずメモを取るようにしましょう。


言った言わないになる可能性を防止できますし、記録しているという行為が冷静さを取り戻すきっかけになります。



❺:落ち度があるのに対策しない


落ち度があるのに対策や対処をしないことはデメリットしかありません。


クレームは問題を解決するきっかけとなるものですので、落ち度がある場合は対策を迅速におこないましょう。


情報を共有し、再発防止につなげましょう。


クレームをゼロにするのは難しい

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クレームをゼロにすることは難しいです。


なぜならクレームとは、患者側から問題解決を要求するものだからです。


そのため患者さんと病院という関係がある限り、クレームは存在します。


ちなみに苦情はただ不満を訴えることなので、区別して考えましょう。


以前入れ歯を作ってほしいという認知症の患者さんがいて、まず残っている歯をしっかり治してから作りましょう、という治療計画を話したことがあります。


私の説明不足もあり患者さんとしてはすぐに作ってくるものと理解されていましたので、まだできないのかと不満に思っていました。


自分の歯を治してから入れ歯を作る必要性とメリットを何度も説明しました。


結果、入れ歯を作ってしっかり噛めるようになってから、とても友好的な関係になりました。


このように、一度クレームを入れてきた患者さんは逆にファンになってくれることもあります


とはいえ毎回こういう風に解決できるわけではない、と考える人もいると思います。


もちろん全員が全員友好的な関係になるわけではありませんが、誠実に対応することで不満が和らいでいくのは間違いありません。


繰り返しになりますが、クレームをゼロにすることは難しいです。


対策をすることで減らすことはできます。


まず内容を把握しそれに対して、予防策を立案するというプロセスが大切です。


起きたクレームをフィードバックすることで、再発防止や対応方法を洗練されていきます。


クレームはゼロにすること自体が目的ではありません。前向きにとらえつつ問題解決のきっかけにしましょう。


今回は以上です。


✔︎ 【患者さん向け:訪問歯科とは】
【訪問歯科とは..?】訪問歯科診療とは何者なのかを解説します【聞き慣れない】


✔︎ 【歯科医師向け:訪問歯科の仕事内容】
【歯科医師向け】訪問歯科の仕事内容を解説します【これからニーズあり】


✔︎ 【歯科衛生士向け:訪問歯科の仕事内容】
【歯科衛生士向け】訪問歯科の仕事内容をわかりやすく解説【業務内容はほぼ書類】


✔︎ 【歯科医師という仕事に悩んでいる先生へ】
【別の仕事もあり】歯科医師の仕事がつまらないと思う先生へ【まずは一度立ち止まろう】


✔︎ 【人間関係に悩みのある衛生士さんへ】
【しんどい..】職場の人間関係がつらい歯科衛生士さんへ【シンプルな解決法】





【手順&チェックリストつき】歯科医師の退職手続き【勤務医・バイトの先生へ】

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退職の手続きを知りたい歯科医師(勤務医・バイト)の先生へ。



・歯科医師として働いているけど、退職の手続きってどうやればいいのだろう。手順とか知りたいな。


・退職金ってもらえるのかな。


・できれば福利厚生のしっかりした病院に転職したいな...


本記事ではこういった疑問にこたえます。


本記事の内容


この記事を書いている私は歯科医師です。


以前、退職による手続きでとても面倒な思いをしました。その経験から語ります。


退職を考えているけれど、果たしてこの手順であってるのかな...と不安な先生はぜひご覧ください。


2分くらいで読み終わるかと思います。


Twitterで情報発信しているので、信頼の担保になると嬉しいです。

『仕事で疲れきっている、頑張りすぎている、こんな人は限界を越えてしまう前に「心身を削りまくる働き方を否定する」コミュニティを探してみてください。現実でもネットでも「ヘトヘトになるまで頑張らない」を肯定してくれる人たちがいます。自分が幸せになるためには、心と身体の健康が最優先です』




【勤務医・バイト】歯科医師の退職手続き【手順 & チェックリスト】

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正確に手続きを進めるために、まずは退職までの流れを一度確認しておきましょう。


✔︎ 【退職までの流れ】

・雇用契約書や就業規則の確認(あれば)
  ↓
・退職意志を自己確認
  ↓
・院長や上司へ退職の相談
  ↓
・退職届を提出(口頭でもOK)
  ↓
・引き継ぎ
  ↓
・退職(有給休暇)


この記事では、退職が決まってからの期間にあたる「退職届を提出(口頭でもOK)」「引き継ぎ」「退職(有給休暇)」の手続きを手順とチェックリストで説明します。


「雇用契約書や就業規則の確認(あれば)」「退職意志を自己確認」「院長や上司へ退職の相談」については【勤務医向け】歯科医師の退職理由を紹介します。【円満退職したい】で解説しています。


退職手続き①:退職までの期間中


✔︎ 退職までの期間中にやること【チェックリスト】


□:退職届を提出(口頭でもOK)


□:仕事の引継ぎ


□:転職活動


□:有給と退職金の申請


□:定期券の払い出し



退職が決まったらまず「退職届を提出(口頭でもOK)」します。


その後「引き継ぎ」「転職活動」「有給と退職金の申請」「定期券の払い出し」をおこないます。


これは順番にこだわらず、同時並行で終わらせていくようにしましょう。


退職金に関しては後述しますが、規定がなければ貰えません。


きたるべき退職日に向けて、少しづつ進めましょう。


退職手続き②:退職当日


✔︎ 退職日、当日にやること【チェックリスト】


□:あいさつ


□:健康保険証の返却


□:身分証明書の返却


□:定期券の残高返却


□:源泉徴収票のうけとり


□:歯科医師免許のうけとり(病院保管の場合) 


□:年金手帳のうけとり(病院保管の場合)


□:住民税支払い方法の確認


当日は以上の手順で進めましょう。


取りこぼしがあると、退職後にもやり取りが発生してしまうので、一度で終わらせるようにしましょう。


特に受け取るものに関しては、当日受けとるために1週間ほど前までに確認しておくのがベターです。


源泉徴収票は後で送られてくることもありますし、歯科医師免許は年金手帳は保管場所によってはすぐに用意できない場合があります。


住民税の支払い方法も、会社の経理の人に事前に確認しておくとスムーズに進みます。


退職手続き③:退職後


✔︎ 退職後の手続き【チェックリスト】


□:離職票のうけとり


□:雇用保険被保険者証のうけとり


□:健康保険資格喪失証明書のうけとり


□:失業保険(失業手当)の申請


□:健康保険の切り替え


□:年金の切り替え


基本的に勤務医の先生は上記の手続きが必要ですが、社会保険に加入していなかったアルバイトの先生はすべて必要ありません。


受け取るものは基本的に郵送で受け取ることになります。


申請や切り替えに関わるものは、役所に行って手続きすることになります。


退職後の手続き(うけとり):離職票、雇用保険被保険者証、健康保険資格喪失証明書のうけとり


病院から離職票、雇用保険被保険者証、健康保険資格喪失証明書が郵送されてきます。送付されれてきたら大切に保管しましょう。


これらは、失業保険の受け取りや、次の転職に必要なものです。


10日以内に送られてくるので、届かない場合は病院に連絡することになりますので、退職当日にしっかり伝えておきましょう。


ここらへんがルーズな病院も存在します。退職しなければわからないのが悩ましいところです。


退職後の手続き(申請):失業保険(失業手当)の申請


失業保険の申請をおこなうこともできます。


申請の条件は「失業状態であること」「退職日以前の2年間に雇用保険加入期間が通算12ヶ月以上あること」「ハローワークに求職の申し込みをしていること」この3つです。


次の転職が決まっていたり、すぐに転職する予定の先生は必要ありません。


✔︎ 失業保険申請のために必要な書類

□:離職票
□:雇用保険被保険者証
□:身分証明書(運転免許、マイナンバー)
□:印鑑
□:証明写真2枚3ヶ月以内(縦3cm×横2.4cm程度)
□:本人名義の銀行・郵便局の通帳


失業保険の額を調べたい人はこちらのサイトを参考にしてください。【失業等給付(基本手当)の追加給付簡易計算

退職後の手続き(切り替え):健康保険、年金の切り替え


このまま転職する場合は引継ぎが可能です。


新しい職場に退職時にもらった健康保険資格喪失証明書を提出すれば完了です。


これで後日、保険証が送付されてきます。


一般的に退職すると国民健康保険に加入することになりますが、健康保険の任意継続も可能です。(今までは病院が約半額負担してくれていたので保険料が上がります。)


何の手続きもしないと、自動的に国民健康保険に切り替わります。


年金の切り替えは、このまま転職する場合は引継ぎすることができます。年金手帳を見せるだけです。


離職してフリーの期間がある場合は国民年金に切り替わります。


年金には任意継続は無いので、何の手続きもおこなわなければ、自動的に国民年金に切り替わります。


退職金はもらえるの?


結論からいうと、もらえる病院もあれば、もらえない病院もあります。


その基準は、就業規則に規定があるかどうかです。


退職金は義務化されているわけではないので、勤続何年以上で退職などと明記されていれば貰うことができます。


逆に、就業規則に明記されていない限りもらうことができません。


個人事業主として働いている場合も、社員でないため退職金の支給はありません。


就職する時に決まっているはずなので、確認してみてください。


今後は、転職の際にはチェックしておきたい項目です。


おおよそ4件2件くらいの病院か退職金の制度を設けています。


転職後の手続き【チェックリスト】

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再び勤務医やアルバイトとして働く場合に、転職先で行う手続きをあげておきます。

✔︎ 転職先でおこなう手続き【チェックリスト】


□:年金手帳の提出


□:源泉徴収票の提出


□:雇用保険被保険者証の提出


□:歯科医師免許の提出


勤務医として働く場合は、上記の4つを提出すれば完了です。


アルバイトとして働く場合は、歯科医師免許だけで問題ありません。


転職は求人サイトを利用する先生も多いと思います。


山のように求人サイトは存在し、 自分にマッチする求人を見つけるためにはちょっとしたテクニックが必要です。


ざっくり結論をだけいうと、求人サイトを一つだけ使うことは避け、複数のサイトを利用するということです。


ここら辺の詳しいことは【歯科医師向け求人サイト】失敗しない選び方+おすすめ3選【実体験をふまえて】で解説していますので、参考にしてください。


すでに次の職場が決まっているという先生でも、自分の希望する条件で求人サイトに登録してことで、定期的に自分の環境と比較できるのでおすすめです。


また私は摂食嚥下という、高齢者を対象にした歯科治療専門していて、これから訪問歯科の需要がすごく伸びてくると感じています。


少しでも興味のある先生は是非お手伝い頂けると嬉しく思う患者さんは多いです。
>>参考:<【訪問歯科をおすすめする理由】アルバイト(非常勤)を考えている歯科医師の先生へ。


スムーズな退職で、次の一歩を踏み出しましょう。

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退職は引き継ぎや人間関係で、とても疲弊してしまいます。


そのため事務的なこと手続きくらいは、効率的に終わらせてしまいましょう。


あいた時間を有効に使いつつ、素敵な一歩を踏み出してください。


最後に紹介したチェックリストをまとめておきます。


よい退職になりますように!


【本記事で紹介したチェックリスト 一覧】

✔︎ 退職までの期間中にやること【チェックリスト】


□:退職届を提出(口頭でもOK)


□:仕事の引継ぎ


□:転職活動


□:有給と退職金の申請


□:定期券の払い出し


✔︎ 退職日、当日にやること【チェックリスト】


□:あいさつ


□:健康保険証の返却


□:身分証明書の返却


□:定期券の残高返却


□:源泉徴収票のうけとり


□:歯科医師免許のうけとり(病院保管の場合) 


□:年金手帳のうけとり(病院保管の場合)


□:住民税支払い方法の確認


✔︎ 退職後の手続き【チェックリスト】


□:離職票のうけとり


□:雇用保険被保険者証のうけとり


□:健康保険資格喪失証明書のうけとり


□:失業保険(失業手当)の申請


□:健康保険の切り替え


□:年金の切り替え


✔︎ 転職先でおこなう手続き【チェックリスト】


□:年金手帳の提出


□:源泉徴収票の提出


□:雇用保険被保険者証の提出


□:歯科医師免許の提出




【ブランクあけの歯科医師向け】復職に強い求人サイトの選び方 + おすすめ2選

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ブランクからの復職を考えている歯科医師の先生へ。



・ブランクからの復職を考えているけど、どうやって病院を探したらうまくいくかな


・求人の見極め方とかってあったら知りたいな


・それでも、ブランクから復職にかなり不安...


本記事ではこういった疑問にこたえます。


本記事の内容


この記事を書いている私は歯科医師です。


以前の職場で人間関係でこじれ、数ヶ月の間、歯科医師の仕事から離れました。


そこから復帰した経験から語ります。


復職を考えているけれど、ブランクで不安な勤務医の先生はぜひご覧ください。


2分くらいで読み終わるかと思います。


Twitterで情報発信しているので、信頼の担保になると嬉しいです。


『石の上に3年、は盲目的に信じちゃダメ。ツラい環境を耐え抜いた人にとっては「努力」「根性」は自信みなぎるパワーワード。でもその背後には「尊重」「激励」なら成長できたであろう人たちが存在する。結局、環境がすべて。人間、元々の能力に大した差なんてない。ヤバいと感じたら、石の上に3秒で』




【ブランクOK】復職に強い求人サイト選び方 + おすすめ2選

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結論からいうと、求人数(募集)が多く「ブランクOK」で検索できる求人サイトに登録しておけば問題なしです。


✔︎ 【ブランクあけの先生にオススメ】復職に強い求人サイト 2選】


グッピー    ※ 歯科業界では知名度高い。独自の適性診断を受けられる


ファーストナビ ※ 求人数が圧倒的。病院の内部情報の提供がウリ


グッピーとファーストナビは、実際に私が転職で利用しています。


求人数は大事。「グッピー」と「ファーストナビ」で網羅できる。


歯科医師向けの求人サイトは山ほどあるので、まずは求人数の多いサイトを利用しましょう。


求人数が少なければ探すのは無駄だと言えるレベルです。


それを前提に「ブランクOK」で検索できる求人サイトはグッピーとファーストナビの2つです。


この二つのサイトの詳細な比較は歯科医師向け求人サイト3社を徹底比較。実際の転職体験をふまえてで解説しています。


【見極め】求人の選び方


とはいえグッピーとファーストナビは求人数が多い分、絞り込むのも大変です。


ですので、ここからある程度見極めつつ、調べる作業が必要です。


ここでしっかり見極めないと、延々と大量の募集を眺めることになってしまいます。


✔︎【求人の絞りこみ】


グッピー    ※ 「ブランクOK」で検索、スカウト機能と適性検査で絞り込む


ファーストナビ ※ 「ブランク相談可 」で検索、エージェントから内部情報の提供をうける


グッピーは求人数も多いので、他の条件と合わせて絞り込んでいきましょう。


ファーストナビは内部情報を精査している分、「ブランク相談可 」での検索だけでもかなり絞り込むことができます。


また、このような機能は求人サイトへの登録が必要(無料・匿名可)なのですが、求人サイトを使って転職する場合、最終的に登録が必要になります。


そのため最初から登録して利用するのもポイントです。


利用できる機能は初めから使い倒した方が、圧倒的に効率的かつ有利に転職できます。


さらに見極める点としては「教育制度充実」「社内の研修制度」「社外セミナーの補助」「福利厚生に産休実績」です。


募集要項の中に記載があったりする病院は、ブランクを歓迎している可能性が高いです。


【求人サイトに騙されない】タイミングは重要


転職はハッキリいって、タイミングです。


求人サイトを使いこなしても、出ている求人が微妙だったらあまり意味がないですよね。


また、求人サイトを見始めると、よく目に付く求人だったり凄く魅力的に見える求人が飛び込んでくるようになります。


病院側は求人サイトにお金を払うことで広告を上位表示させ、何度も表示させることができます。


ですので求人サイトで人気の求人が、あなたにマッチする職場とは限りません。


求人サイトとしてもあなたに転職してもらうことで利益が生まれますので、言いなりになってはいけません。


そのため、求人先に選ばれるのではなく求人先を選ぶという意識が大切です。


求人サイトに登録して求人情報をチェックして、そこでメールをやりとりしたり実際の面接で話を聞いてみる...こういうプロセスを何度か試した後に、最終的に自分で判断するようにしましょう。


当然、働いてみないとわからないのですが、求人サイト使い倒して確率をあげつつ、「これだ」と思う求人が出てきたらまずは行動してみることをオススメします。


【不安を解消】ブランクからの復職

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ブランクに不安を感じたとき、考えてほしいことは以下のひとつだけです。



「ブランクは歯科業界の常識」


上記の通りです。


基本的に「ブランクOK」を掲げている病院は、歯科業界で働く人がブランクがあって当然だよね、という認識があります。


女性の出産、育児、引越しなどのライフイベントはもちろんですが、それに携わる男性だって育児休暇を取得する時代です。


そのためブランクを受け入れる体制というのは、整っている病院も多いです。


【ブランクからの復職】不安の具体例


不安の具体例を挙げておきます。


実際に落とし込むことで、何が不安なのか再認識することができます。


・出産、育児で現場を離れていた
・旅に出て、しばらく働いていなかった
・スキルに不安をもっている
・仕事と家事のバランスをとりたい
・古いやり方や技術しかない
・人間関係で嫌な思いをして、働くのが嫌になってしまった

こういった不安を感じている方は、理由はどうであれ、「歯科業界の常識」 ということを思い返してください。


男性であれ女性であれ、ブランクあけの先生は必要とされています。


【譲れない条件】軸は持っておく


自分の中に軸を持っておきましょう。譲れない条件と言い換えることができます。


軸さえあれば、新しい病院に飛び込んだとき、続けるのか辞めるかの基準を持つことができます。


・△△万円以上の給料がほしい
・18時までに帰りたい
・土日祝日は休みたい
・長期休暇をとりたい
・〇〇のスキルを学びたい
・訪問診療に挑戦したい
・社会保険に加入したい
・産休をとりたい
・良質な人間関係で働きたい


転職した先の病院が実際どうなのかは、働いてみないと分かりません。


自分に合う合わないもあるからです。


そのため自分の中に軸を持って転職することは大切です。


※ 一見ブランクとは関係ないのですが、特にワークライフバランスをとりたいという先生は訪問歯科に挑戦してみてください。


比較的新しい分野なので未経験やブランクのある先生は大歓迎ですし、 これからの高齢化社会のスキルを身につくので、オススメです。


>>参考:【訪問歯科をおすすめする理由】アルバイト(非常勤)を考えている歯科医師の先生へ。


辞めることを考える


これから転職を考えているのに何で?と思うかもしれませんが、転職前に辞めることを考えておくのは重要です。


前提として病院は先生を守ってくれません。


人間関係が悪かったり、環境が悪ければ自分で辞める決断をしなければいけません。


自分の心と身体の健康が最優先、ということを忘れないようにしてください。


これを頭の片隅に入れつつ、働くことで気持ちが少し楽になります。


まずはチャレンジ。動きつつ考えましょう

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今回の記事をまとめます。



・ブランクに強い求人サイトは「グッピー」と「ファーストナビ」の2つ


・求人を見極めるには、求人サイトに登録して機能を使い倒すのが効果的


・ブランクからの復職は歯科業界では常識


・自分の心と身体の健康を最優先に考える


なんでもそうですが、まずは行動してみないと何も変わりません。


今回紹介した転職サイトを使うタイミングはいつかと言われれば、思い立った今が一番正解です。


ブランクに不安を感じるかもしれませんが、より良い転職を目指すために少し歯をくいしばることも必要です。


まずは行動して、そのあと動きつつ考えましょう。


繰り返しになりますが求人サイトを使って転職する場合、最終的に登録が必要になります。


そのため最初から登録して、便利な機能を使い倒す方が効率的かつ有利に転職できます。
 

歯科医師向けの求人サイトは1度登録してしまえば、後はメールを確認しつつ自分にマッチしたと思う病院に応募するだけです。


紹介した求人サイトの登録はそれぞれ1分程度で終わるので、是非この機会に行動してみてください。


今回は以上です。


✔︎ 今回の記事で紹介した求人サイト【とりあえず登録する価値あり】


グッピー    ※歯科業界では有名。スカウト機能が充実。独自の適性診断受けられる

ファーストナビ  ※求人数が圧倒的。サポートが手厚い。病院の内部情報の提供がウリ


✔︎ 【今回の内容に関連した記事】

歯科医師向け求人サイト3社を徹底比較。実際の転職体験をふまえて。【おすすめは全部】

【訪問歯科をおすすめする理由】アルバイト(非常勤)を考えている歯科医師の先生へ。


 



『石の上に3年、は盲目的に信じちゃダメ。ツラい環境を耐え抜いた人にとっては「努力」「根性」は自信みなぎるパワーワード。でもその背後には「尊重」「激励」なら成長できたであろう人たちが存在する。結局、環境がすべて。人間、元々の能力に大した差なんてない。ヤバいと感じたら、石の上に3秒で』





歯科医師の退職理由【勤務医むけ】

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✔︎ 【歯科医師(勤務医)の退職理由】


①:人間関係のこじれ


②:やりがいの喪失


③:給料や福利厚生への不満


④:ステップアップ


結論からいうと、退職理由は上記の通りです。


歯科医師の退職理由①:人間関係のこじれ


退職の大きな理由のひとつは人間関係が原因です。


仕事をする上で人間関係は「すべて」といってもいいほど重要です。


人間関係に恵まれていれば多少辛くても頑張れますし、挫けそうになってもこらえることができます。


院長と合わなかったり、衛生士から嫌がらせを受けたり、そこそこ大きめの病院なら同僚間で足の引っ張り合いが起こったりすると、退職の二文字が頭をよぎります。


歯科医師の退職理由②:やりがいの喪失


やりがいが感じられない、これも大きな理由の一つです。


自分の成長が望める環境でない、そんな状況で働いていると自分の居場所はここではない、思ってしまいます。


毎日同じルーティンで、院内症例発表会もなく、特に評価もされないというような職場だと感じやすい悩みです。


歯科医師の退職理由③:給料や福利厚生への不満


給料や福利厚生のような待遇に不満があると退職を考えます。


まわりより低い評価なんじゃないか、価値が低く思われているのではないか、と考えるとやりがいの喪失につながり、退職を考えるようになります。


給料が低いだけではなく、残業が多い、残業代が払われない、休日に出勤する、有給がない、など働く上での環境が整っていないと、心の中がもやもやします。


歯科医師の退職理由④:ステップアップ


ステップアップは退職のポジティブな理由です。


自分が成長して社会に貢献したい、という前向きな姿勢は次のステップでも必ずプラスに作用します。


具体的には新しい技術を学びたいとか、△先生に教えてもらいたいとか、今の技術を深掘りしたいとかです。


開業したいという場合もあるでしょう。


円満退職するための方法

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もし退職をするときはなるべく円満な退職を目指したいです。


歯科業界はあまり広い業界ではないので、些細な噂も広まったりします。


立つ鳥跡を濁さず心がけるようにしましょう。


退職まで流れ


円満に退職するためにはまずは退職までの流れを確認しましょう。


✔︎ 【退職までの流れ】

①:雇用契約書や就業規則の確認(あれば)
②:退職意志を自己確認
③:院長や上司へ退職の相談
④:退職届を提出(口頭でもOK)
⑤:引き継ぎ
⑥:退職(有給休暇)


これを踏まえて、円満退職のポイントを解説していきます。

退職時期を設定する


退職したい日を決めます。


きっちり自分の中で設定することが重要です。


日付を決めないとズルズル働くことになったり、気持ちがブレてしまいます。


雇用契約書や就業規則があれば、それに準じた退職期間をおいて設定するようにします。


雇用契約書や就業規則がなければ、1〜2ヶ月あれば十分です。


法律的には2週間で退職が認められていますので、こじれている場合は2週間で退職できます。



✔︎ すぐにでも退職したい場合

さらに退職代行サービスを利用すれば、すぐにでも退職することは可能です。


詳しくは【女性向け】退職代行の選び方+おすすめ3選【もう限界...脱ブラック会社しましょう】で解説しています。


女性向けの記事ですが、男性でも充実したサービスを受けることができます。


心身ともに疲れ果ててしまって、どうしてもすぐ辞めた場合は一度相談してみるもありかと。


とはいえ、で円満に退職したいという気力が残っている場合は、手順をふみながら退職を迎えましょう。


「退職の相談」はわりと重要


キーになる人間に向けて退職の相談をすることは、円満退職のためには不可欠です。


ここでキーとなる人間とは、 開業医であれば院長になりますし、大学病院なのであれば教授や直属の上司になります。


退職の意思を固めた時点で、相談という形で退職の意向を伝えることで、最初は納得できなくても比較的穏やかにに物事を進めることができます。


一見、言いにくいことですが、早めに伝えておくことは後々ラクになります。

引継ぎは丁寧に


引き継ぎは丁寧におこなうようにしてください。


残る先生や歯科衛生士へ円滑に業務を移行するためにとても大切なことです。


治療の内容や治療方針、患者さんの特徴を伝達しましょう。


また患者さんに退職の意思を伝え、先生が変わるということをしっかり伝えておくことも、無用なトラブルを防ぐことができます。


これも少しめんどくさいかなって思うかもしれないですけど、後々大きなめんどくさいとことになりかねないので、小さな面倒臭いのうちにおさえておきましょう。


繰り返しになりますが、立つ鳥跡を濁さず、です!
>>参考:【手順&チェックリストつき】歯科医師の退職手続き【勤務医・バイトの先生へ】



失敗しない転職にむけて

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【具体例つき】ゆずれない条件をひとつだけ決める


失敗しない転職の一番の肝心なことは、 自分のゆずれない条件を「ひとつ」きっちり決めるということです。


これがすべてです。


自分の譲れない条件を決めておくことで、新しい転職先を探すための軸ができることになります。


またもし新しい職場が微妙でも、譲れない条件さえクリアしていれば気持ちのブレは減りますし、たとえ退職したとしても後悔はしにくいです。


逆に、譲れない条件を妥協して新しい環境に飛び込んで失敗すると、後悔してしまうことになります。


参考までに具体例を挙げておきます。

・△△万円以上の給料がほしい
・18時までに帰りたい
・土日祝日は休みたい
・長期休暇をとりたい
・歯内療法を追求したい
・インプラントのスキルを学びたい
・訪問診療に挑戦したい
・社会保険に加入したい
・産休をとりたい
・良質な人間関係で働きたい


譲れない条件は自分の価値観とも言い換えることができるので、 まず最初にしっかり 自問自答して自分の中で落とし込むことが大切です。


本当であれば、 これは退職を考えているの時ではなく普段から意識しておくと、自分の価値観や存在価値を常に感じつつ仕事をすることができます。


一度、自分に問いかけてみてください。


事前に内部の人間関係を知りたい...


このように「譲れない条件」は「自分の価値観」とも言い換えることができます。価値観を変えてまで、働いたり生活していくと精神的にキツくなります。


ですが、人間関係だけは事前に数字で表すことができません。できることなら、恵まれた人間関係で働きたいですよね。


知り合いのツテを頼る

知り合いの紹介で入職する場合は、事前の情報を得ることができます。


信頼できる人の紹介であればあるほど信頼性は上がります。


合う合わないは個人差がありますが、人となりを事前に知ることができるのは、ありがたいです。



転職サイトを利用する

転職サイトでも、内部情報をウリにしているサイトがあります。


山ほど転職サイトはありますが、病院内部の人間関係をくわしく知りたい場合は、「ファーストナビ」という求人サイトを利用してみる価値はあります。


事前に、院長の性格やスタッフの人間関係といった情報を教えてくれます。


詳細は歯科医師の求人サイト「ファーストナビ」を徹底レビュー【デメリット・退会方法も】で解説していますので参考にしてみてください。


✔︎ 人間関係を重視したい歯科医師向けの求人サイト


ファーストナビ:エージェントにお任せ。内部情報に詳しい。会員登録で非公開求人が閲覧可能。


※ 転職サイトに会員登録するのはわりと重要です
会員登録することで、条件にあった新着求人を優先的に受け取ることができます。転職サイトでの転職には最終的に会員登録が必要になりますので、使える機能は初めから使い倒しましょう。>>ファーストナビの無料登録はこちら


さらに余裕のある先生は、求人サイトを比較することも大切です。


実際の体験記を歯科医師向け求人サイト3社を徹底比較。実際の転職体験をふまえて。で紹介していますので、こちらも合わせてご覧ください。


合う合わないもあるので、完全に人間関係を知ることは難しいですが、情報を集めることは武器を手に入れることになります。


まずはチャレンジ。失敗しても大丈夫な理由


チャレンジすることが重要かなと考えます。


チャレンジすることで失敗したとしても、必ず経験をつむことができます。


こういう経験は自分の財産になり、かならず今後に生かすことができます。


それでも失敗したらやっぱり怖いようっていう人は「失敗したらやめよう」とか「少し疲れたら休もうかな」というゆるい気持ちを持っておくことはオススメです。


思考を少しだけ変えるだけでフットワークが軽くなると思います。


まとめ

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今回のポイントをまとめます。



・歯科医師(勤務医)の退職理由は4つ


・①人間関係のこじれ、②やりがいの喪失、③給料や福利厚生への不満、④ステップアップ


・円満な退職には「時期の設定」「上司への相談」「引継ぎ」が大切


・退職代行を利用すれば即日退職も可能


・譲れない条件をひとつ決めて、転職しましょう


・人間関係は未知数だけど、チャレンジすることに価値あり


退職は人生の分岐点です。


新しい職場がい良い職場だったのか、悪い職場だったのかは時間が経ってからわかったりします。


ですので、行動してみないと何もわかりません。


そして何より自分の身体と心の健康が一番ということは忘れないでください。 人は頑張りすぎると心も体も壊れてしまいます。


壊れてしまうと、治るまで時間がかかります。


自分の置かれている環境をなるべく客観的に見つつ、まずは行動して、そのあと動きつつ考えてみてください。


今回は以上です。


✔︎ 今記事で紹介した歯科医師向け求人サイト


ファーストナビ:エージェントにお任せ。内部情報に詳しい。会員登録で非公開求人が閲覧可能。



【今回の記事で関連する記事】

✔︎ 【実際に転職で利用した求人サイトの比較レビュー】
歯科医師向け求人サイト3社を徹底比較。実際の転職体験をふまえて。【おすすめは全部】

✔︎ 【転職先の人間関係や内部情報をしりたい】
歯科医師の求人サイト「ファーストナビ」を徹底レビュー【デメリットや評判、退会方法も】

✔︎ 【心身ともにボロボロ...即日退職したい】
【女性向け】退職代行の選び方+おすすめ3選【もう限界...脱ブラック会社しましょう】






歯科医師の転職理由をわかりやすく解説します【転職から人生プランを設計する】

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歯科医師の転職理由について知りたい方へ。



・転職を考えている歯医者だけど、転職の理由を知りたいな


・どんな流れで転職すればうまくいくのだろう


・すぐにでも退職したいのだけど...

本記事ではこういった疑問にこたえます。


■本記事の内容


この記事を書いている私は歯科医師です。


以前、何度か転職を経験し大変な思いをしました。人間関係でこじれて、歯医者自体を辞めたくなったこともあります。


その経験から語ります。


歯医者として転職を考えているけれど、果たしてこの方向性であってるのかな...と不安な先生はぜひご覧ください。


Twitterで情報発信しているので、信頼の担保になると嬉しいです。2分くらいで読み終わります。

『良い人間関係ってお互いを補完しつつ、最終的にどちらも幸せになる関係性だと思うので「自分のことを好きでいてくれる人」を大切にしたいし、間違っても「自分のことを嫌いな人」「批判しかしない人」に焦点をあてる時間なんて1ミリもない。あと、ピンチのときに頼れる家族や友人は控えめにいって神』
 




歯科医師の転職理由 4つ

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歯科医師の転職理由①:スキルアップ


スキルアップを求めて転職する先生は多いです。


歯科医師という仕事をする以上、自分のスキルを向上させることは将来的な大きなメリットです。


自分の専門分野は深掘りしたい、新しい分野に挑戦したい、有名な先生のもとで勉強したい、こういった理由で新しい環境に飛び込む先生は多いです。


歯科医師の転職理由②:人間関係(パワハラ・セクハラ)の悩み


人間関係で悩んで転職する先生もいます。


いくらやりがいのある職場だとしても、人間関係が最悪であれば学びを吸収するスピードや量も少なくなってしまいます。


それほど人間関係は大切です。すべてといって、いいかもしれません。


耐えに耐えた結果うつ病になってしまった歯科医師の先生もいます。


いじめやパワハラやセクハラ受けている場合は、すぐにでもその場を脱出するべきです。


歯科医師の転職理由③:給料が低い


給料が低いというような待遇の悪い場合、転職を考える大きな理由になります。


給料が低いと感じるということは何かきっかけがあったわけで、 自分の価値よりも低く評価されていると感じているということです。


お金がすべてではありませんが、やりがいだけでは生活できません。


自分を大切に扱ってくれる環境はかならずあります。


歯科医師の転職理由④:開業の準備


開業の準備にため、転職をする先生もいます。


歯医者7割くらいは開業すると言われているので、開業による転職は最後の転職ともいえますね。


この場合、大きく2つのパターンがあります。


開業するために退職する先生と、開業準備中なので非常勤で働きたい先生です。


前者は自分の病院を立てる準備、後者は開業準備しているので空いた時間で少し働いておきたいということです。


【将来をイメージ】転職から人生プランを考える

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まず転職までの流れです。

✔︎【転職までの流れ】


・雇用契約書、就業規則を確認(あれば)
  ↓
・退職の意思を伝える。同時に転職活動
  ↓
・退職届を出す (口頭でもOK)
  ↓
・転職


上記の通りですよね。


どのような形の転職であれ、転職にはプランを立てることは重要です 。


短期プランと長期プランにわけて考えましょう。


特に長期プランである、ライフプランやキャリアプランを俯瞰的にイメージしておくと、人生設計にも役立ちます。


短期プラン:転職まで


短期プランの目標は転職の成功です。


上記の表にあるように、まずは転職する時期を決めます。


そのために雇用契約書就業規則があれば確認し、何ヶ月前に退職するかを確認します。


そこから逆算し転職時期を決めます。


退職までの間に、転職活動をしておくことは大切です。


開業する場合でも、非常勤で働ける所を探してみるのも有効です。


時期を決めたら、転職を伝え少しずつ引き継ぎを始めましょう。


これが転職までの短期的なプランです。


長期プラン:ライフプラン


長期的な目標としては自分の人生のライフプランを考えることも大切です 。


転職は大きな人生の中の流れの分岐点にすぎません。


その流れがどこに向かっているのかを把握して、そのうえで転職するのは大切です。


例えば、何歳までに開業したい、そのために△△の技術を磨きたい、有名な○○先生から学びたい…


このように少し先の目線から自分の人生を俯瞰して見ることで、逆算して考えることができます。


常に新鮮な情報を浴びる


新鮮な情報をあげるのは自分をアップデートするためにも必要です。


短期プランや長期プランにも良い影響を与えます。


臨床に関する情報を浴びている先生は多いのですが、自分の価値に関する情報を定期的に浴びている先生は少ない印象です。


自分の価値の確認でわかりやすいのは給料です。


定期的に求人サイトでチェックしましょう。なんとなく自分の立ち位置がわかったりします。


求人サイトによっては、自分にマッチした条件がアップされたときだけメールで教えてもらえるようしておくこともできます。


この一手間をかけるだけで、いちいち新着求人をチェックする必要もなく、圧倒的に労力が省けます。


実際に転職で利用した求人サイトを歯科医師向け求人サイト3社を徹底比較。実際の転職体験をふまえて。で解説しています。


すべて無料で利用できます。


また、定期的なチェックは不当に低い給料で働き続ける抑止にもなります。


【緊急】すぐにでも転職したい【即日退職】


とはいえ、状況によってはプランなんて立てる前にすぐ辞めたい、転職したいという先生もいるかと思います。


病院内でのトラブルや想像絶する悪化した人間関係などは、精神的に死んでしまうので早めに脱出しましょう。


民法上は2週間前に連絡すれば退職することはできます。


それでもどうしてもその意思を伝えることすらめんどくさい、明日から行きたくないという場合は退職代行を使うことができます。


詳しくは退職代行の選び方+おすすめ3選【もう限界...脱ブラック会社しましょう】で解説しています。


女性向けの記事ですが、女性にも優しいという意味ですので、男性も自分に置き換えつつ考えてみてください。


ただししかし歯科業界は狭いので、もう精神的に追い込まれてどうにもならないっていう時の伝家の宝刀に使ってください。


また、慌てていたり、緊急で退職をすると、職探しがうまくいかなくなることがあります。


そんなときはあわてずに、複数の求人サイトを見て並行して使うと、マッチする病院が見つかりやすいです。


>>参考:歯科医師向け求人サイト3社を徹底比較。実際の転職体験をふまえて。


まとめ:転職は行動。行動は自分を成長させる。

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今回の記事をまとめます。



・歯科医師の転職理由は4つ


・①スキルアップ、②人間関係の悪化、③給料が低い、④開業予定


・転職時期だけでなく人生計画も考えつつ、転職プランを考える


・臨床だけでなく、給料比較の情報も定期的にチェックするのは有効


・退職代行を利用すれば即日退職できる(奥の手)


お金が大切、家族が大切、仕事が大切、趣味が大切な人。たくさんの人がいます。


価値観は人それぞれです。


自分の置かれている環境をなるべく客観的に見つつ、目標を決めてみましょう。


ここで大切なことは、なにより自分の身体と心の健康が一番ということです。


人は頑張りすぎると心も体も壊れてしまいます。そして壊れてしまうと、治るまで時間がかかります。


健康を守りつつ、転職という人生の選択肢を楽しみましょう。


どんな価値観でもあなたが幸せならそれでOKなので、たまには自分を振り返りながら、素敵な人生を歩みましょう。


今回は以上になります。







【訪問歯科へ転職】歯科衛生士向け 志望動機の書き方【例文コピペOK】

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【訪問歯科への転職】志望動機の書き方を知りたい衛生士さんへ。



・現在、訪問歯科への転職を考えているけど、志望動機ってどんな感じで書けばよいのだろう


・悪い例とかあったら教えて欲しいな。


・志望動機には書けない理由が本音なんだけど...


本記事ではこういった疑問にこたえます。


本記事の内容


この記事を書いている私は歯科医師です。


友人と共同でクリニック経営に携わっていて、毎日のように介護施設や精神病院、急性期の病院や障害者施設にいって訪問歯科診療をしています。


これまで100人以上の衛生士さんと一緒にお仕事してきまして、たくさんの入局と退職を身近でみています。


この経験をもとに語ります。Twitterで情報発信しているので信頼の担保になると嬉しいです。

『仕事がイヤな理由の大半は人間関係。興味なかった仕事でも、周りの人に恵まれると面白く感じたりする。逆に、興味のあった分野なのに人間関係がボロボロだと、分野ごと嫌いになるほど打ちのめされる。ヤバい空気を感じたらとりあえず相手を異星人だと認識して心の距離おきつつ、脱出方法を模索する』




【訪問歯科で働きたい】志望動機の書き方 【例文コピペOK】

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履歴書を書いてる中でもなかなか書くのが難しいのが志望動機です。


歯科医院側からすると、志望動機は書類選考の大きな基準になります。


そのため、志望動機なんて適当で大丈夫、と考えておくとちょっともったいないです。


自己PRや熱意を伝えることが、転職成功の大きなポイントです。


状況ごとに例文を洗い出してみました。コピペOKです。


志望動機に迷ったら、アレンジしたり組み合わせたりしてぜひ使ってください。


【未経験】訪問歯科がはじめての衛生士さん向けの志望動機


訪問歯科が初めての衛生士さんの場合、志望動機で有効なキーワードは「興味がある」「患者さんが来なくなった」「身近で介護」です。


訪問歯科に興味があるという熱意と興味を持ったきっかけ、があると説得力が増します。


具体的には一般歯科で勤めていたけれど、元気だったおじいちゃんが寝たきりになって来れなくなった、身近な人が介護の必要な状態になったような出来事です。


例文を2つ挙げておきます。

例文 1

一般歯科の歯科衛生士として仕事をしてきましたが、ずっと通ってくださっていた高齢の患者さんが寝たきりになり通院できなくなってしまいました。
その時に訪問歯科について学びたいと考えるようになりました。貴院は訪問歯科に注力していて、研修制度があるとのことでしたので新たな専門性を高めてしたいと思っています。
一般歯科の衛生士としての経験を生かしつつ、謙虚な姿勢で訪問を必要とする患者さんののために働きたいと思い志望いたしました。

例文 2

小さな頃からお年寄りとお話しする機会が多く楽しく感じていました。
最近は周りで祖父母や両親の介護に携わる友達も増えてきて、通院できない人のために歯科衛生士として関わりたいと考えるようになりました。
そのような患者様に寄り添い不安を取り除けるようなお手伝いをしたいと思っています。訪問歯科に注力されている貴院の一員として、1日も早く高齢者医療に貢献できるようスキルアップをしていきたいです。


このような感じで、アレンジしつつ書いてみてください。


ブランクありの歯科衛生士さん向けの志望動機


ブランクのある歯科衛生士さんが志望動機を書くとき強みにしたいのは、ブランクの理由です。


歯科衛生士という職業は女性が圧倒的に多く、結婚や出産子育てのようなライフイベントで休職や退職をする事が多いので、強みにすらなります。


>>参考:【ブランク明け】40代歯科衛生士さんに復職をオススメする5つの理由


それを承知の上で歯科医院は募集しているので、ブランクはデメリットさはありません。


例文を挙げておきます。

例文 3

以前は一般歯科の衛生士として働いており、子育てのために10年間ほど歯科衛生士という仕事から離れることになりました。
その間に自分の両親が高齢化した事や日本がこれから高齢化社会になっていくという現実を考えることが多くなりました。
そこで訪問歯科に特化している貴院で新しい挑戦をしたいと思い、応募いたしました。 1から新しい知識や技術を身につけ、将来的には専門性の高い衛生士を目指したいと思っています。


ブランクはメリットです。


【経験あり】衛生士さん向けの志望動機


経験のある衛生士は これまでの勤務年数や業務内容が強みになります。


病院としては即戦力に近い衛生士さんは本当に心強いです。


ただし前職ではこうだったという色があまりにも強すぎると、 新しい病院に馴染めないのではと思われることがあるので、「いかしつつ」というスタンスが重要です。


例文 4

以前の病院では3年間主に訪問歯科の衛生士として仕事をしていました。介護施設や在宅を回りながら口腔ケアだけでなく嚥下訓練などを高齢の患者さんに行ってきました。
まだまだ勉強の余地があると感じ、勉強会や内部研修などが行なっている貴院に応募しました。今持つスキルを活かしつつも、貴院の一員として地域に馴染めるような衛生士になりたいと思っています。将来的には高齢者歯科の分野での認定看護師を目指したいと考えています。


経験者は地域の大きな力になります。


【他業種から転職】歯科衛生士さん向けの志望動機


他業種を経験している歯科衛生士は意外と多いです。


歯科衛生士になっても人間関係のトラブルなどでやめてしまい、歯科衛生士の仕事自体に魅力を感じなくなる時期もあるからです。


他業種で働いたことは、すごく貴重な経験ですので自信を持って書きましょう。


例文 5

私は3年ほど歯科衛生として働いていましたが接客に興味が湧き、5年ほど接客業をしていました。
そこで高齢の方達と接する機会があり、訪問歯科という分野を知ったきっかけで、もう一度歯科衛生士として働きたいと考えました。
訪問歯科の分野は初心者ですが接客で身につけたスキルを活かしながら、早く仕事を覚えて、患者さんへの対応だけでなく技術面でも向上して患者さんに貢献したいと思っています。


全ての経験は活かすことができます。


悪い例


悪い志望動機とは、自分の主張ばかりを書いてしまうことです。


転職を考えた時に自分の条件を優先するのは当然なのですが、その条件を叶えるためにまずは書類審査を合格しなければなりません。


そのためには本音と建前を使い分ける必要があります。


悪い例の具体例を挙げておきます。

悪い例

私が貴院を志望した理由は、 休みが土日で有休も取りやすいということです。
自分のプライベートを確保しつつ仕事をできるのは魅力的です。将来出産した時も有給や産休が取れる病院は少ないのでやりがいにもなります。
休みで自分の身体をリフレッシュすることで、仕事のやる気も満ち溢れます。誰とでも仲良くなれる性格を生かして貴院に貢献したいと思います


熱意を伝えるだけでなく、病院や患者さんにどのような形で貢献できるかを伝えることが重要です。


【訪問歯科で働きたい】志望動機に「書けない」理由を大切に

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転職では「志望動機に書けない理由」を大切にしましょう。


志望動機に書けなかった理由こそ、本音だったりします。それをきちんと自分で認識することが、転職成功のカギです。


希望条件をもう一度洗い出す


志望動機を考えたら、もう一度自分の希望条件をおさらいすることは大切です。


希望条件は自分の価値観そのものです。本音を見つめ直してください。


具体例をあげておきます。

・給料
・休日
・勤務時間
・通勤の時間
・勉強会の有無
・正社員(社会保険)
・有給、産休の有無
・スタッフの年齢層
・未経験、ブランクOK
・ネイルOK


自分にとって何が大切なのか、再確認してください。繰り返しになりますが、本音は志望動機には書いてありません。


志望動機に書けなかった理由を再認識しましょう。


小さな面倒を放置しない【求人サイトで比較】


もしこの時点で応募する病院を決めている人でも、もう一度求人サイトを確認しましょう。


転職は手間がかかり、面倒くさいです。もう一度転職するとなると、さらに大きな面倒が生まれてしまいます。


大きな面倒を防止するため、小さな面倒のうちに火消ししておくことが大切です。


ここでいう小さな面倒とは、自分のゆずれない条件でもう一度他の病院と比較するということです。


「自分にマッチする病院か心配」「病院の選び方大丈夫かな...」といった不安が転職にはつきまといます。


だからこそ転職では求人サイトを使った「比較」が大事です。


訪問歯科の探し方は 【訪問歯科で働きたい】衛生士向け求人サイトの選び方+おすすめ3選【メリットあり】で解説していますので、興味のある方は参考にしてください。


失敗しても自分を責めない


転職する前から言うのもなんですが、もし仮に転職に失敗しても、自分を責める必要はありません。


転職は運の要素が強いです。


2回以上転職を経験している歯科衛生士は全体の3割以上です。


それだけ転職は当たり前ですし、ずっとその病院に勤める保証なんて誰にも分かりません。


転職した経験は自分の必ず財産になりますし、今回書いた志望動機はそのまま使うことができます。


転職が終わった後も求人サイトに登録だけしておいて、条件に合った病院の情報がメールで届くようにしておくと、つねに未来をイメージしやすいです。


これだけで気持ちの逃げ場所をつくることができます。いつでも転職できるという状況は、気持ちを楽にします。


まとめ:志望動機を書いたらチャレンジしましょう


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今回の記事のポイントです。



・自己PRや熱意を伝えることが、志望動機では大事


・未経験、ブランクあり、経験者、他業種からの転職...に合わせて志望動機を書く


・自分の主張ばかりを書かない


・志望動機に書けない理由を大切にしよう


・求人サイトを使ってきちんと比較する


なんでもそうですが、まずは行動してみないと何も変わりません。


いま、歯科衛生士の需要はものすごく伸びています。特に訪問歯科は高齢化にあわせて必要性は年々増しているので、歯科衛生士にとっては選択肢が広がっています。


転職に唯一の正解はないので試行錯誤しつつ、チャレンジしていきましょう。少し歯を食いしばるだけで、より良い転職ができるチャンスが広がります。


よりよい転職になりますように!


>>参考:【衛生士の転職】訪問歯科に強い求人サイト3選【未経験でも需要あり】

>>参考:限界:人間関係に疲れきった歯科衛生士が良質な職場をみつける方法 3つ





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【辞めたい...】職場の人間関係がつらい歯科衛生士さんへ【シンプルな解決法】

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人間関係でつらい思いをしている歯科衛生士さんへ。



・歯科衛生士として働いているけど、人間関係がつらい


・人間関係の悩みって、解決できる方法があるのかな。


・今の病院に満足しているところってあったっけ...


本記事ではこういった疑問にこたえます。



本記事の内容


この記事を書いている私は歯科医師です。


職場の人間関係がつらい...と思っている歯科衛生士さん向けの記事です。


勤務先の人間関係がイヤすぎて、休養したことがあります。その経験から語ります。


2分くらいで読み終わります。深掘りした解説は、下の関連記事に貼っておきます。


Twitterで情報発信しているので、信頼の担保になると嬉しいです。

『悪口を言ってくる人よりも「△さんがキミの悪口を言ってたよ」と報告してくる人の方が自分にとって有害となる可能性が高い。この事実は頭の片隅にいれておくべき。一見丁寧なんだけど悪意のある人や笑顔で相手を陥れる人は一定数いるので、心にひっかかりを感じたらすぐ距離をおいたほうがよいです』
 



【歯科衛生士】つらい人間関係の解決法【辞めたい...】

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結論からいうと、人間関係の解決方法は大きく3つあります。


✔︎ つらい人間関係の解決法


①:立ち向かう


②:ガマンする


③:転職する


上記の通りです。


ざっくりいうと①に関しては他人を変えようとする行為、②と③は自分を変える行為です。


ひとつずつ解析していきます。


人間関係の悩みは人の数ほどある


歯科医院での人間関係の悩みは個人個人によってそれぞれ違います。


具体的な例をあげてみます。


人間関係で辛いと思うのはこのあたりではないでしょうか。


・最初の態度と違う
・ひいきする
・院長からのいじめ
・お局衛生士からのいじめ
・仕事を教えてくれない
・質問できない雰囲気
・陰口を言われる
・見下される
・信用されていない


人間関係は仕事のすべて、といっても過言ではありません。


仕事のパフォーマンスは良質な人間関係や恵まれた環境でこそ生まれます。


人間関係がつらいと思ったまま仕事をしていると、仕事自体が向いてないんじゃないかと思ったり、しんどすぎると病気になります。


今まで1年もたずに衛生士がやめていく、みたいな病院は注意が必要です。


人間関係がつらいときの解決法 ①:立ち向かう


人間関係がつらいときの解決法のひとつとして、立ち向かうという方法があります。


相手におかしい、と伝えることで相手にわかってもらおうとする行為です。


それには職場の環境を改善したり、自分の主張を相手に伝えるという行動が必要です。


この方法だと相手に伝えるというストレスもあり、相手を変えなければいけないという、ものすごい労力がかかります。


このように院長や先輩の衛生士にそれをはっきり伝えることが難しく、仕事を円滑に進めるためにグッとこらえている人も多いと思います。


よほど信念を持ってぶつかっていく覚悟がなければお勧めはできません。


一見歯科とは関係ないですが、アドラー心理学はおすすめです。


仕事に関わらず悩みのすべては人間関係で、「他人は変えられない」「変えられるのは自分だけ」という話が出てきますので、そこを自分に置き換えましょう。

人間関係がつらいときの解決法 ②:ガマンする


ガマンするという方法もあります。


理屈は簡単で、 自分だけガマンすれば...という考え方ですけど、 根本的な解決法にはなりません。


"人間関係 解決法"で検索すると、いろいろなサイトが山ほど出てきて、人間関係のノウハウを教えてくれます。


ですがこれは、ポジティブなように見えて、ほとんどは自分が我慢したり、思ってもいないことを実行する方法です。


ありがとうを伝えよう、ハキハキしゃべろう、しっかり謝ろう、縦の関係を大切にしよう..などなど。


正直、自分が我慢して全てを受け止めるのってキツいです。


>>参考:いじめをうけて孤立している歯科衛生士さんへ【脱・悪口、脱・お局】


感情を押さえつけるのはあまり良い状態ではなく、逆に我慢しすぎると、結局感情を爆発させてしまうことになりかねません。

 
そして何よりも、精神的な病気になる可能性が高くなります。


私の周りでも何人かうつ病になってしまって、未だに治っていません。


>>参考:【辞めたい..】退職理由から考える、歯科衛生士におすすめの転職基準【うつ病回避】


自分の心と体の健康は最優先にしましょう。


人間関係がつらいときの解決法 ③:転職する


転職は最も現実的です。


自分の条件に合った病院を探すことができるので、職場の環境を変えるよりは圧倒的に労力が少ないです。


自分次第で決めることができます。


すぐに転職するというわけではなく、転職の準備をしておくっていうこともすごく大切です。


求人サイトを眺めるだけでも、未来をイメージしやすいです。


>>参考:人間関係に疲れた歯科衛生士が活用すべき転職サイト 2選【脱ストレス】


転職は逃げではなく、ステップアップです。いつでも転職できるという状況は、気持ちを楽にします。


約半分の歯科衛生士は転職経験がありますし、そのうち2回以上転職した衛生士も3割ほどいます。


それくらい転職はもう当たり前のことになっています。


人間関係はどうしても合う合わないがあるので、合わない環境にずっといると、ミスばかりしてしまうことにもつながり悪循環です。


✔︎ 【年代別 歯科衛生士におすすめの転職サイト】


満足できるところを探してみる【辞めたい気持ちの裏側...】

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物事を客観的に見るのは重要です。


今の病院で人間関係以外で満足できることはあるのか、一度考えてみてください。


人間関係がつらい病院で働くことは本当にきついことです。


ですが、それだけに目がいってしまうと、 他の良い面えを見落としている可能性があります。


隣の芝生が青い状態を防ぐために、すぐ転職を考える前に一度立ち止まって考えてみましょう。


客観的にみてから判断する


このように客観的に物事を見たあとに判断しても遅くはありません。


感情的な判断は、正しい方向性を見失うこともあるからです。


繰り返しになりますが、一度だけでいいので、今の自分が病院で満足できるところ考えてみましょう。


具体例をあげておきます。

・最初の態度と違う
・通勤が楽
・給料がよい
・有給や産休がとれる
・社保完備
・セミナー参加費補助
・住宅手当
・土日休み
・勤務時間短い



どうでしょうか。


これら凌駕するほどに人間関係がつらいと思うのであれば、すぐに転職を考えましょう。


こういう比較をすることで、自分の中でも一歩を踏み出すきっかけになります。


人間関係がつらい。放置が一番危険


人間関係がつらい、他に満足ができる条件もない、そんな状態のまま働き続けるのは本当に危険です。


自分の身体と心、人生にとっても時間の無駄といえるレベルです。


すぐにでも距離をおきましょう。


>>参考:限界:人間関係に疲れきった歯科衛生士が良質な職場に出会う3つの方法


良い環境でこそ、人間性やスキルも成長します。そして自分の健康がなにより大事なものです。


転職の準備をしつつ、一歩踏み出しましょう。


【辞めたい...職場の人間関係がつらい歯科衛生士さんへ】まずは行動。動きつつ考える

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・つらい人間関係の解決法は3つ


・①立ち向かう、②ガマンする、③転職する


・転職は逃げではなくステップアップ


・一度、客観的にみてみる


・自分の身体と心の健康が最優先



なんでもそうですが、まずは行動してみないと何も変わりません。


行動するタイミングは、思い立った今が一番正解です。


今のしんどい人間関係から脱出することが大切で、より良い転職自分のスキルアップを目指すために少し歯をくいしばることも必要です。


まずは行動して、そのあと動きつつ考えましょう。是非この機会に行動してみてください。


>>参考:人間関係に疲れた歯科衛生士が活用すべき転職サイト 2選【脱ストレス】

>>参考:限界:人間関係に疲れきった歯科衛生士が良質な職場に出会う3つの方法


✔︎ 【年代別 歯科衛生士におすすめの転職サイト】

✔︎ 【退職を考えている衛生士さんへ】
【辞めたい..】退職理由から考える、歯科衛生士におすすめの転職基準【うつ病回避】

【歯科衛生士の退職】やるべき手続き完全版【チェックリスト付】

退職を考えている歯科衛生士に「退職代行サービス」をおすすめする4つの理由






【別の仕事もあり】歯科医師の仕事がつまらないと思う先生へ【まずは一度立ち止まろう】

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仕事をつまらないと感じている歯科医師の先生へ。



・歯医者として働いているけど、つまらないな。


・将来も不安だし、どうしたらよいだろう


・別の仕事にチャレンジしてみようかな...


本記事ではこういった疑問にこたえます。


本記事の内容


この記事を書いている私は歯科医師です。


歯医者の仕事はとりあえず続けているけど、つまらないな...と思っている先生にむけての記事です。


以前、仕事がつまらなくなり、休養したことがあります。その後、友人と共同でクリニック設立し、今はフリーとして働いています。


その経験から語ります。Twitterで情報発信しているので、信頼の担保になると嬉しいです。2分くらいで読み終わります。



『以前、100均で買い物しようとしたら何を買いにきたのか忘れたことがあった。隣にいた祖母の「そんなものよ。いるものなんて、大してないの。いらないものが綺麗に並べられているから、みんなウッカリ買ってるだけ」という言葉に影響され、そこから大幅に支出は減ったけど、確かに生活に支障はない』



歯科医師の仕事がつまらない

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多くの人は10代〜20代前半に歯科医師になると決めて大学に行くわけで、その決断が自分にピッタリと合う職業というわけではありません。


仕事していくうちに「つまらない」と思うことは、どんな職業にも限らず仕方のないことかなとも思います。


歯科医師の仕事がつまらないと感じる理由としては以下の3つが考えられます。



①好きじゃない


②向いていない


③稼げない


上記の通りです。


歯科医師の仕事がつまらない理由①:仕事内容が好きじゃない


「好きじゃない」と思うのは、仕事をつまらなく感じる大きな理由のひとつです。


好きでなければ熱中できないし、上達も遅くなります。


歯科医師の仕事を好きだ、と感じてる先生に比べるとやっぱり知識的にも技術的にも向上力が違います。


結果として、スキルや患者さんの数に反映されるので、さらにつまらないと思うループにハマってしまいます。


若いときに決めた職業をずっと好きでいられるかというと、全員がそういうわけでもなくて、波があります。


好きに感じるときはすごく調子がいいしうまくいきますが、つまらないなと思ったときほど、うまく回りません。


こういうときは思い切って新しい分野にチャレンジしてみるのはオススメです。たとえば、小児を深掘りしてみたり訪問歯科をやってみたり、嚥下を勉強してみたり。


好きじゃない時期を肯定的にとらえて、前向きな成長期間に変えてしまいましょう。


歯科医師の仕事がつまらない理由②:向いてない


自分には向いてない、と思ってしまうと途端に仕事はつまらなくなります。


向いてないことを続ける、ってかなりの苦行です。


とはいえ世の中の人全員が向いてる仕事をしているわけではなくて、 食べるため家族を養うために頑張って働いています。


それでも冷静に考えると、30年40年ずっとこの感情で働き続けるって結構不幸ではあります。


しかも家族や友人と過ごすより、病院で過ごす時間の方が長いわけです。


ですので少しでも向いてそうな分野を探してみたり、極論、他の仕事にチャレンジするのはアリかと。


そのまま惰性で働いている人もいるので、「向いていない」と気づいたことは大きな進歩です。


大きく成長するチャンスです。


歯科医師の仕事がつまらない理由③:稼げない


稼げないからつまらない。これも生活するうえで当然です。


お金がないと生活できないし、楽しみや癒しの選択肢も狭くなってしまいます。


「稼げないから、つまらない」という図式が成り立つ人は多いです。


稼げたらつまらなさが消えるかどうかは稼いでみないとわからないですし、 そのためにはスキルの向上だったりマーケティングだったりと、色々な要素がからみます。


そのため、ひとつひとつトライしてみるというのは有効です。


気をつけて欲しいのは、上を見ればキリがないですし、他人と比較することは不幸の原因です。

自分は自分です。


稼げないからつまらないと思っている人はまずは稼ぐ努力をしてみて、そこに楽しく生きるというスパイスをいれていきましょう。


勤務医の場合、スキルをあげる以外にも、転職するという選択肢もあります。


知らない間に、自分の価値以下の待遇で働いていることもあるので、定期的に求人サイトを確認するのは大切です。


おすすめの方法は3つくらいの求人サイトに登録して、 自分の条件に合った求人がメールで届くように設定しておくことです。


この一手間をかけるだけで、いちいち新着求人をチェックする必要もなく、圧倒的に労力が省けます。


実際に転職で利用した求人サイトを歯科医師向け求人サイトを3種類比較した。実際に転職済み。【おすすめは全部】で解説しています。


すべて無料で利用できます。


別の仕事ってあるのかな【副業的アプローチがおすすめ】

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歯医者の数がコンビニの数より多いのは有名で、それだけライバルがたくさんいます。


歯科医師という免許は定年がないので、そこまでやってられない、と思う人もいます。


事実、歯科医師免許をもちつつも別の仕事をしている人もいます。


知っている限りでは飲食業、芸能活動、不動産賃貸業、コンサルティング会社経営...です。


実際に行動する人は少なくて、歯医者以外を本業にしている人はもっと少ないです。


そのため、まずは動いてみることが大切で、例え失敗したとしても得られる経験は貴重です。


歯医者の仕事をスパッとやめるとリスクも高いので、 空いた時間にやれることや休職して3ヶ月くらい何かやってみるとか、そういう期間を決めてもいいと思います。


ここで別の仕事って何があるのかな。。。と考えているようだと、高い確率で歯医者に戻ってくることになります。


他の仕事の給料を調べたり、イチからスタートする現実を考えると、歯科医師免許を使うのが手っ取り早いと感じるからです。


それが決して悪いことではなくて、むしろ改めてそういう経験ができたってことはすごくプラスに働きます。


...それでも一度他の仕事も経験してみたいという物好きな先生には、プログラミングを覚えることをオススメします。


プログラミングができると、論理的な思考を身に付けつつ、自分のアイディアを形にすることができます。


世界とつながることができますし、未来への投資になます。


もし、つまらないと思いながらただ漠然と働いているのなら、ぜひやってみて欲しいです。


実際僕も休業期間中、友人に勧められたプログラミングスクールを受講して、プログラミングを学びました。


ボクが4週間かけてプログラミングを学んだのはTechAcademy [テックアカデミー]というスクールの「はじめてのプログラミング」というコースです。


ネットでちょっとしたサイトを作るくらいまでは簡単にできるようになるので、歯科業界に戻ったときでも特殊スキルとして役に立つかなと。


値段は11万円くらいするので、正直少し高いです。


その分チャットで質問すればすぐ返答がありますし、なにより4週間で完結します。


オンラインで受講なので、全国どこにいても学べます。


無料で体験できるので、別の仕事で一時的に稼ぐより将来的なスキルを身に付けたい先生はぜひ自分に投資してみてください。


無料体験>>【公式】TechAcademy [テックアカデミー]


つまらないと思ったら一度立ち止まるのはオススメ

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仕事をつまらないなと思ったとき、 そのときは一度たちどまってみてください。


立ち止まって、ゆっくり自分を見つめ直す時間を作りましょう。


旅行


旅行はおすすめです。


旅行は精神的にリラックスするだけではなく、世界観をかえることがあります。


僕も実際3カ月ほど休業したことがあって、その時東ヨーロッパを回ったんですけど、景色とかすごいよくて自分の悩みなんて本当にちっぽけなんだなって思うことができました。


別にそんな遠くに行かなくても近くでも、いいです。


むしろ、日本の良いところ、ステキですよね。


その中で、ゆっくりと自分を見つめ直す時間を確保することはすごくおすすめです


国内旅行で自分をいたわる>>じゃらんnet


休養


つまらないと思ったとき、休養するのは重要です。


何をするにしても心と体の健康は資本です。


旅行は疲れてしまうこともありますが、とにかく体を休めることに重点を置く時間も必要です。


本来であれば仕事の時間なのにカフェで本を読んでいるとか、 マッサージを受けてリラックスしてるとか、ゆっくり散歩しているとか、そんな時間はなかなか取ることができません。


自分の体にとってはものすごく回復力を与えてくれる時間になります。


好きなことをする


自分の好きなことに没頭する時間も大切です。


なぜならそれだけで自分の心と体は癒されるからです。


興味あることや趣味に没頭する時間って、社会人になるとあまり取れないんですよね。


次ゆっくりできるのは老後、みたいな感じなので、 逆に今時間を取れるって凄くプラスなことです。


趣味がないという先生は趣味を探してみる時間と考えてみてください。


とにかくいろいろチャレンジできるっていうことが成長も促します。


まとめ

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今回の記事をまとめます。



・歯科医師をつまらないと思う理由は3つ


・①好きじゃない、②向いていない、③稼げない


・別の仕事をするならまずは副業から


・一度立ち止まって「旅行」「休養」「趣味」に向き合うのはアリ


・自分の心と身体が一番大事


歯科医師が全員、天職だと思っているわけではありません。


つまらないと思いながらやっている先生たちもいます。


30年も40年もがむしゃらに働くだけじゃなくてもいいはずです。


長い人生のたった数年、休養して自分を見つめなおす機会があっても文句は言われません。


この先仕事をする中で毎日つまらないと思って続けるより、 何か行動してみてこれ自分にはちょっとは向いてるかもなんて思うことだ見つかった方が人生豊かになるはずです。


歯科医師は患者さんに貢献できる仕事とはいいつつも、まず自分の心と体が健康でなければ、相手の悪いところは治せません。


まず自分を大切にして、この先楽しく生きていくように小さなチャレンジをしていきましょう。


一度歯医者をやらなかった経験があるとか、他の仕事したことあるっていう経験は必ず活きてきます。


なにごともそうですが、まずは行動してみないと何も変わりません。


思い立ったいまがタイミングです。一歩を踏み出してみてください!



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【向いてない】仕事をやめたいと悩んでいる歯科医師の先生へ【やりがい喪失】

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「歯科医師をやめたい」と考えている先生へ。



・頑張っているけど、歯医者やめたい。


・何でこんなにやめたいのかな...深掘りして検証したことないな。


・どうしても辞めたかったら、どうすればよいだろう...


本記事ではこういった疑問にこたえます。


本記事の内容

この記事を書いている私は歯科医師です。


歯医者をやめたくなって、一時期休養したことがあります。その後、友人と共同でクリニック設立しましたが、今はフリーとして働いています。


歯医者の仕事はとりあえず続けているけど、果たしてこの方向性であってるのかな...と不安な先生はぜひご覧ください。


2分くらいで読み終わります。深掘りした解説は、下の関連記事に貼っておきます。


Twitterで情報発信しているので、信頼の担保になると嬉しいです。


『介護や医療って、需要があるのに人手不足の業界といわれます。エラい人はもちろんご存知だと思いますが、基本的に需要というのは「必要なのでキチンとお給料を払います。休みもあります」という上に成り立つもので、「必要だけどお金は渋ります。休日は返上してください」というのは需要と呼びません』




歯科医師を「辞めたい」4つの理由

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今回は”歯科医師をやめたい理由”について解析します。


歯科医師を辞めたいと思う理由は4つあると考えます。


✔︎ 歯科医師を辞めたいと思う4つの理由


①技術的に上達しない


②人間関係が最悪


③給料や休みなどの待遇が悪い


④体調不良


歯科医師を「やめたい」と思う理由①:技術的に上達しない


技術的に上達しないと、「もしかして、むいてないのかな」と思ったりして辞めたくなることがあります。


すぐに上手くいったり結果を出すことは難しいとわかりつつも、思った通りの手技ができなかったり、まわりの症例に度肝を抜かれたりすると、心が折れます。


大学のとき、石膏を掘って歯の形をつくる実習がありました。上手い人は10分とか20分で歯の形になってるんですけど、私は 1時間かかってもオブジェしかみたいのができなくて絶望したことがあります。


人の10倍努力しないと上手くできないなら時間的にキツイな...と初めて感じた瞬間でした。


歯科医師を「やめたい」と思う理由②:人間関係が最悪


職場の人間関係が悪いと、歯医者をやめたくなりますし、単純に仕事に行きたくないです。


人間関係は仕事のすべてといっても過言ではありません。


好きだと思っていた仕事も人間関係が悪ければ嫌いになることもありますし、 逆に嫌いだなと思ってた仕事も周りのサポートに恵まれると苦じゃなくなります。


そして人間関係の悪さは一度経験すると本当に怖いです。


歯医者になって2年目のときに勤務した病院は、新人にはアシストをつけないシステムで、 誰も助けに来てくれず途方に暮れました。


知り合いはいわゆるお局衛生士に目をつけられて、 協力どころか無理なアポイントを入れられたり、やったこともない症例を担当させられ、心が病みました。



歯科医師を「やめたい」と思う理由③:給料や休みなどの待遇が悪い


給料とか休日のような待遇に不満があると辞めたくなります。


人間関係と関係しますが、満足する条件で働ける環境だからこそ良い治療ができますし、スキルも向上します。


残業は当たり前、給料は少ない、勉強させてあげてるのだからガマンしろ、みたいな搾取的な考えな病院にいると、精神的に本気で病みます。


しかも待遇の悪さって、最初は意外に気づきにくいです。


この病院ではこれが普通なのかなみたいな感じに思っていて、知らないうちに労働基準法的にどうなんだ?という悪い条件で働いたこともあります。


気付いた「今」は、とても幸せな瞬間なので、前向きに考えていきましょう。


歯科医師を「やめたい」と思う理由④:体調不良


体調不良がつづくときは辞めたい、と感じる理由です。


体の調子が悪いと、仕事の覇気もないですし、なにより正確な治療ができなくなります。


細かい作業や長時間の治療はかなり厳しいです。


お医者さんに診察してもらって、治療をしましょう。それが最優先です。


【うつ病回避】ちょっとした解決法

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辞めたい理由を解決して、歯医者を続けることを薦めるつもりはありません。


少しでも続けてみようかなと思うのであれば、続けてみたらいいかなとも思いますが、無理は禁物です。


自分の心と身体の健康が一番なので、それを知る目安として考えてください。


「技術的に上達しないとき」の解決法


突き詰めるという方法は王道かもしれません。けれども悩むほどにできないなら、向いてないと割り切って、違う分野に挑戦するのも選択肢です。


石の上に3年みたいな感じで、出来るまでやるっていうことも必要かもしれないませんが、それがすべてではありません。


時間は有限なので、割り切って他の分野に挑戦するっていうのはありです。


逃げというよりも分業と考えましょう。


例えば、抜歯が苦手なのであれば紹介状を書いて専門の先生に依頼すればよいですし、根治がどうしてもできないっていうのであれば上手な先生に紹介することだってできます。


私の場合は一般診療全般の習得に人の何倍も努力が必要だと感じ、 当時人気のなかった(ライバルの少ない)口腔リハビリ、摂食嚥下を専攻し、少しだけ活路を見出すことができました。


「人間関係が最悪」の解決法


人間関係が最悪の解決法は”転職”です。


開業している場合はもう本当に院長権限でやめてもらうしかありません。


勤務医の場合はタイミングによりますが転職する他に、開業するという選択肢もあります。


とにかく今の環境から脱出することが最優先です。


ただ山ほどある求人サイトの中から、人間関係の恵まれ職場を探し出すのは至難の技です。


人間関係の悪さを一度経験すると、かなり敏感になります。


そんな経験をした人への転職するときのおすすめは知り合いの紹介です。


信頼できる紹介知り合いからの紹介は病院の内部の情報がわかりやすくて、転職がうまくいくことが多いです。


ただ、欠点もあって、紹介者の顔があるので、やめにくいです。そこだけ気に留めておいてください。


そんな知り合いはいない、または万が一ダメだった時にすぐ辞めたいと考える先生は「ファーストナビ」という求人サイトがオススメです。


無料登録をするとエージェントが院長の性格などの内部情報を教えてくれます。詳しくは歯科医師の求人サイト「ファーストナビ」を徹底レビュー【デメリットや退会方法も】で解説しています。


実際、僕はファーストナビを使って転職した病院は今も恵まれた環境で仕事しています。


人間関係でつらい経験をしたことのある先生はぜひ一度ためしてみてください。


1分で登録。内部情報をゲット>> ファーストナビ


「給料や休みなどの待遇が悪い」の解決法


開業してる先生の場合はとにかく稼がないといけません。スキルアップ、マーケティングを見直してみましょう。


勤務の先生の場合は待遇が悪いときの解決策は転職です。


他には自分のスキルを上げて認めてもらう、開業するという選択肢もありますね。


転職は自分の価値を見定めるという意味でも、地域の相場を知るという意味でも選択肢に入れておくべきです。


スキルを上げることも長期的には待遇改善につながりますが、すぐに効果が発揮するものではないので、短期的に結果を出したいと言うのであれば転職一択かなと。


すべてを同時並行で進めつつ、とにかく選択肢を増やしておくというの効果的です。


転職する場合は先ほども述べた通り、知りあいの紹介か求人サイトの利用です。


おすすめの方法は3つくらいの求人サイトに登録して、 自分の条件に合った求人がメールで届くように設定しておくことです。


これをしておくと、いちいち新着求人をチェックする必要もなく、圧倒的に手間が省けます。


実際に転職で利用した求人サイトを歯科医師向け求人サイト3社を徹底比較。実際の転職体験をふまえて。で解説しています。


すべて無料で利用できます。


どうしても、やめたいときは...

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それでも色々考えて、ちょっと疲れてしまうこともあります。


やめたいと思う、そういう時期だって一度くらいはあります。


吐き出すのはオススメ【吐き出し先は3つあります】


辛いとき、自分の思いを吐き出すっていうのはすごく有効です。


誰かに意見をもらうというよりは、自分の意見を聞いてもらうってすごく発散になるんですよね。


吐き出し先は3つあります。



❶友達や家族に吐き出す


友達や家族に思い切り吐き出してみましょう。


身近で自分のことよく分かってくれる人というのはすごく貴重です。信頼が出来ますし、話す方も安心ができます。


ここでわりと大事なことは答えを示そうとする人より、聞いてくれるひとを選ぶことです。


意見を求めているというよりもまずは自分の思いを聞いてもらいましょう。


これだけで問題点に気づいたりします。



❷紙に書き出す


紙に書き出すのもお勧めです。


すぐにできますし、後で実際に何を書いてか見ることができるので記録として保存もできます。


直接手書きじゃなくても、スマホのメモに残すとかそれのでも十分だと思います。



❸医者に行く


重症かな...と思うのであれば、早めに医者に行きましょう。


精神的に完全に病んでしまうと復活するまでに時間がかかります。


繰り返しになりますが、自分の心と身体の健康は本当に最優先なので、 ちょっとでもおかしいかもと思ったら一度受診してみるのはおすすめです。


私の周りには何人かうつ病を患った先生がいます。


全く気づかないで症状が進行していて、周りがおかしいと思って初めて心療内科を受診しました。


2年ほど経ちますが、いまだに完全に治っていません。


早めに受診すれば傷が深くならずに済みます。


個人的な判断基準としては、「夜眠れない」や「夢に出る」は一度病院行ってみてもいいかなと思います。


休職はアリ。いつでも復帰できる。


一度休職してみるのはアリです。


歯医者は更新のいらない資格職ですので、一度休職しても戻ることができます。


実際にわたしも数ヶ月の間、旅行にいったり、他の趣味をしたりしてリフレッシュしたこともあります。他の仕事をしようかなと思ったときもあります。


この期間で強く感じたのは、誰でも心が折れることがあること。そして、心と体の健康が最重要であること、です。


あとは、どんな経験でもかならず活かすことができるということも。

長い人生、数年休んでもいいんじゃないかな、と。


ここら辺は一見歯医者とは関係ないですけど、ちきりんさんの本はお勧めです。


物事をゆるく考えることができるので、 休んでる間の情報整理に役立ち、新しい視点を持つことができました。


まとめ

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記事のポイントをまとめます。



・歯科医師を辞めたいと思う理由は4つ


・①技術的に上達しない、②人間関係が最悪、③待遇が悪い、④体調不良


・理由を解析しつつ「じゃあどうするか」を考える


・転職だけでなく、一度休職するのもアリ


・最優先すべきは自分の心と身体


こんな感じです。


お金が大切、家族が大切、仕事が大切、趣味が大切な人。たくさんの人がいます。


価値観は人それぞれです。


あなたの人生なので、他人がごちゃごちゃ言うことじゃありません。


どんな価値観でもあなたが幸せならそれでOKなので、一度自分を振り返りつつ素敵な人生を歩みましょう。


今回は以上です!


✔︎ 【内部情報に詳しいファーストナビの体験、口コミ】
歯科医師の求人サイト「ファーストナビ」を徹底レビュー。【デメリットや退会方法も】

✔︎ 【実際に転職で利用した求人サイトの詳細比較】
歯科医師向け求人サイトを3種類比較した。実際に転職済み。【おすすめは全部】





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【歯科衛生士の年収】地域・年齢の比較もあり【年収500万円は射程内。1000万円はキツい】

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歯科衛生士の平均年収について知りたい人へ



・衛生士の平均年収ってどのくらいなのかな。


・年齢や地域ごとの年収も知りたい。


・1000万円とか稼げる病院ってあるの?


本記事ではこういった疑問に答えます。


本記事の内容

この記事を書いている私は歯科医師です。


友人と共同でクリニック経営に携わっていて、毎日のように介護施設や精神病院、急性期の病院や障害者施設にいって訪問歯科診療をしています。


Twitterで情報発信しているので、信頼の担保になると嬉しいです。

『介護や医療って、需要があるのに人手不足の業界といわれます。
エラい人はもちろんご存知だと思いますが、基本的に需要というのは「必要なのでキチンとお給料を払います。休みもあります」という上に成り立つもので、「必要だけどお金は渋ります。休日は返上してください」というのは需要と呼びません』



歯科衛生士の平均年収は「350万円」

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歯科衛生士の平均年収は350万円です。手取り月給にすると約24万円。


これは厚生労働省 賃金構造基本調査を見ると分かります。


日本の女性労働者の平均年収が272万ですので、歯科衛生士は女性の従業者の中では比較的給料に恵まれた職業です。


資格職なので、結婚や出産、子育てのようなライフイベントにも対応しやすい職業です。


また、いまの高齢化社会でとてもニーズのある職種です。


【歯科衛生士の平均年収】地域差


地域差を比較してみます。


✔︎ 【衛生士の平均年収】地域ごとの比較

・北海道・東北 300万円
・関東 360万円
・東海 340万円
・甲信越・北陸 310万円
・関西 350万円
・中国 290万円
・四国 300万円
・九州・沖縄 290万円



関東と関西が平均年収が高めです。東京、大阪を中心とする首都圏は高年収です。


九州、沖縄と比べると60万円くらいの年収差があります。


ただ地域の物価差があるので、この60万円の差は体の感覚として大きく感じることはないと思います。


ちなみに県ごとであらわすと、ベスト3は東京、神奈川、埼玉の順です。


✔︎ 【衛生士の平均年収が高い県ベスト3】

・東京 390万

・神奈川 385万円

・埼玉 380万円


やはり首都圏は需要が多いため、平均年収も高くなります。


【歯科衛生士の平均年収】年齢の比較


次に年齢で比較してみます。


✔︎ 【衛生士の平均年収】年齢ごとの比較

・20〜24歳 300万円
・25〜29歳 330万円
・30〜34歳 340万円
・35〜39歳 350万円
・40〜44歳 410万円
・45〜49歳 380万円
・50〜54歳 400万円
・55〜59歳 400万円



40歳超えてくると平均年収は高くなってきます。


これは経験によるところが大きいです。


ただし、それ以降の年収はあまり変化がないのが実情です。


自分の住んでる地域とか働きたい地域でもっと細かい年収を知りたいという方は、歯科衛生士向けの求人サイトを使うとわかりやすいです。


具体的には「ジョブメドレー」という求人サイトの検索機能がオススメです。詳しい使い方は「ジョブメドレー」を徹底解説【デメリット・退会方法まで】で解説しています。



✔︎ 【年代別の平均年収・給料の詳しい記事】


年収500万円以上稼ぐ方法【1000万円はきつい】

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歯科衛生士で年収500万円は頑張れば射程内です。1000万円はかなり厳しいです。


ジョブメドレーの検索機能をつかうと、”年収500万円以上”の条件で細かく調べることができます。


実際のスクショ


百聞は一件にしかず。実際の検索画面のスクショです。


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500万円以上稼げる歯科医院の特徴あげていきます。東京だと63件あります。


自費(保険外)診療のクリニックが多いです。


今もらってるお給料が平均より低い...と思った人は【給料が安い..】歯科衛生士の給料をあげる方法4選【月に数万円稼ぎつつ勝ち組をめざす】を参考にしてください。


あとあくまで500万以上”可能”なので、事前にしっかり確認するようにしてくださいね。


審美・美容・ホワイトニング


審美をメインにしている歯科医院の中には、平均年収500万以上で募集している病院があります。


特に女性にとって美に関しては需要が高いです。


歯の汚れを取ったり、歯を白くしたりするというニーズは一定数あるので、そこでバリバリ働いて稼ぐということは可能です。


ノルマがあったり歩合給だったりする可能性もあるので、事前に確認しましょう。


患者さんと信頼関係を築くことができれば、500万円以上は稼ぐことができます。


インプラント・矯正


インプラントや矯正などもう500万円以上稼ぐ求人があります。


審美歯科と同様で基本的に保険がきかない自費診療になるため、1回あたりの単価が高く、それが衛生士の給料にも反映されやすいです。


インプラントや矯正の需要も年々伸びてきていて、これから必要とされる分野です。


専門知識を身に付けることができるので、将来の投資にもなります。


単純に労働時間が長い


単純に労働時間が長いという場合もあります。


朝早くから夜遅くまでやっていたり、土日祝日も営業していたりする病院はその分勤務時間も長くなりがちで、給料は高くなります。


自分の時間を使えば使うほど、給料の総額は高くすることができます。


その分、仕事と生活のバランスをとることが難しくなってくるのも事実です。


健康が第一ということを忘れずに、勤務条件を確認しましょう。


例えば給料が月に10万円上がるけれど毎日の睡眠時間が3時間減る、ような場合は、健康が脅かされる可能性もありますので注意が必要です。


高給料の求人は人気


とは言え年収500万円以上となると求人としてはかなりの人気物件なので、あっという間になくなります。


そのため求人情報を定期的にチェックしておくことは重要です。


毎日求人サイトを確認するのはかなりの手間だいう人は、ジョブメドレーの「新着求人を受け取り設定」を利用しましょう。


条件にあった新着求人だけをメールで受け取れるので、いちいちサイトを見に行く手間が省けます。利用には登録が必要ですが、匿名で可能です。


実際に転職する場合、かならず登録が必要になるので、最初から便利な機能は使い倒すのはオススメです。


登録は1分程度で終わるので、是非この機会に行動してみてください。


>>いろいろな求人サイトで比較して確認したい方:【失敗しない転職】歯科衛生士向けの求人サイトを3種類比較した


まとめ:平均年収を頭に入れつつ、少しでも稼ぐために行動しましょう!

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記事のポイントをまとめます。


今回は歯科衛生士の平均年収を確認しつつ、平均以上の年収をもらえる分野を紹介しました。



・歯科衛生士の平均年収は「350万」


・首都圏と地方では60万ほど違う地域もある


・40歳以上は400万も可能だが、その後の伸びは少ない


・自費のクリニックは年収500万円以上のところも


ジョブメドレーに登録して、自分にマッチした求人のみ受け取るのは便利


・心と身体がなによりも大切



歯科衛生士の平均年収は350万円で、他の女性の仕事に比べれば給料的には恵まれています。また条件によっては500万円以上稼げる求人もあったりします。


歯科衛生士は資格職なので、どこにいてもどんなタイミングでも働くことができるのが強みです。


さらに働くうえでは、給料だけではなく人間関係などの環境は大切で、何より重要なのはあなたの心と身体の健康です。


”豊かさ”は個人によって違いますが、心の安定した状態で患者さんのために働ける環境を目指しましょう。


今回は以上です!


✔︎ 【年代別 歯科衛生士におすすめの転職サイト】



✔︎ 記事で紹介した求人サイト


ジョブメドレー  ※「500万円以上」で検索できる。会員登録すると、条件にあった新着求人のメール受信ができる

更新情報 (2021年3月15日):転職するとお祝い金がもらえます
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